医療現場の課題をAIで解決するICO仮想通貨「NAM COIN(ナムコイン)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
NAM COIN(ナムコイン)ははどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
ICOってそもそも何?という人はこちらの記事を参考にしてください。
(2018年7月14日追記)
[ICOに関する重大なお知らせ]
大変お世話になります。各エリアでの目標に到達した為に香港時間で7月15日の23時59分でNAMのICOを終了致します。
(但し、ICOに参加頂ける機会があまりに遅かった一部のエリアを除きます。)
最初の上場日は7月27日になります。
上場先の発表は7月16日夜にさせて頂きます— NAM (@inc_nam) July 13, 2018
8月20日まで予定されていたICOですが、目標額の達成に伴い早期終了することが決定しました。
これにより、7月15日を持ってICOは終了となり、7月27日に最初の取引所に上場することになりました。
(2018年7月16日追記)
【上場に関する重要なお知らせ】
NAMは2018年7月27日に先ず香港の取引所であるBit-zそして、シンガポールの取引所であるBitwowに上場を行います。
我々はブロックチェーン事業と医療事業のどちらにおいても中華圏との関わりを常に大切にしたいと考えております。— NAM (@inc_nam) July 16, 2018
最初の上場先は日本人の間でも有名な「Bit-Z」と、シンガポールに拠点をおく「Bitwow」に決定しました。
今後の上場はNAMのマーケット規模、仮想通貨市場の流れをみた上で我々のアナリストが最適と判断した際に発表していきます。
27日の上場前までに余分なNAMのバーンを行います。
バーン完了後にご報告をさせて頂きます。
また、銀座NAMヘルスラボとNAM PAYに関するお知らせを7月末に行います。— NAM (@inc_nam) July 16, 2018
また、上場前には余分なNAMトークンのバーンを行い、総発行枚数の一部を使用不可にします。
それにより、1枚あたりのトークンの価格が相対的に上昇することが見込まれます。
目次でサッと確認
NAMとは
NAMとは2017年10月に創業した「株式会社NAM」という日本発のベンチャー企業の医療×AIプロジェクトです。
NAMでは医療分野にAIを用いて現場の課題を解決したいという目標があります。
医療現場で課題とされているのは、主に以下のようなものが上げられます。
- 医者が経過観察行うことが出来ない
- カルテ作成にかかる時間
- 統計的な症例情報の不足
- 患者が病院に行くべきか自己判断出来ない
高齢化が進むに連れて診察を必要とする患者の数も年々増えていますが、医者の数は限られており、一人あたりが1日に診察できる数には限りがあります。
症状の問診と把握、カルテの記入、フィードバックなど常に現場対応に追われて作業の効率化をはかるのは難しいとされている課題を抱えています。
しかし、この作業の一部をAIが担うことができれば作業量は劇的に削減され、患者へのより精度の高い診察と経過観察をフィードバックとして受け取ることが可能になります。
医療業界へのAIの導入は期待が高まっているものの、医療ミスが絶対許されないため100%の精度を求められています。
Googleなど画像解析AIでは写真から病状を判断することも可能ですが、間違いなく行えるかどうかという部分で不安が残ります。
それは患者からの経過観察というフィードバックや細かな情報が圧倒的に不足しているからです。
NAMではブロックチューン技術を利用し、次世代のカルテの開発に取り組んでいます。
例えば、現在の患者の情報は「糖尿病 / 男性 / 43歳 / 薬X」という情報しかなく、その人の生活習慣(酒飲み、甘い物好き、独身、女好き、スポーツ嫌い)などは一切かかれていません。
そういった細かな情報の不足が医療ミスにつながり、強いては新しい病気の存在を見落としてしまうことにつながります。
AIは情報を必要としています。現在のカルテでは不足している情報をブロックチェーンで安全かつ厳重に管理し、その大規模なデータをAIに取り込むことで医者以上の精度で症状を当てることも不可能ではないかもしれません。
NAMコインは所有することでAIによる問診を受けられ、適切な薬や病気を予防するための健康食品などの購入に使用することを予定しています。
サービスのプロトタイプが完成済み
NAMは2016年からサービスの開発を行っており、既に目標としているAI開発を進めてプロトタイプの完成が済んでいます。
AIを利用した診断サービス「ドクターQ」
「ドクターQ」はLINEを利用したチャットボット型AIで、患者の病状を聞いた上でどのような病状か診断し、適切な次の行動を促すことが出来ます。
チャットボット型AIを利用するメリットは以下の通りです。
患者 | ・自宅にいても自分で簡易診断出来る ・自身のカルテや処方された薬の詳細が見れる |
---|---|
医者 | ・患者の病院再訪を促すことが出来る ・患者の経過観察が出来る ・患者のカルテを自動管理できる ・チャットボットで患者との連絡が取れる ・患者からの診断フィードバックが貰える |
医療現場で課題とされていたカルテの管理もドクターQ上で管理することで、患者の経過観察を簡単に管理することが出来ます。
医者の医療ミスや判断ミスを事前に防ぐことが可能で、患者の病状に合わせた適切な診断を行うことが出来ます。
ドクターQに送信された患者からの体調情報はウェブで管理されており、医師が確認し、病院への診察を促すことも可能になっています。
私も実際にLINEでサービスを利用してみました。
以下のような流れで病状の自己診断を行うことが出来るようになっています。
- LINEでドクターQを追加する
- 気になる部位を選択する
- 症状を選ぶ
- 適切な回答がもらえる
色々と試してみたのですが、現在はまだ「我慢できないようなら病院へ」という回答が多いためデータが不足している印象を感じます。
ドクターQはまだまだプロトタイプのサービスなので、利用者が少なく適切な回答が出ていないように感じますが、AIは利用者が増えるほどデータが集まり、適切な回答ができるようになります。
精度については発展途上という感じですが、システムやサービスが既に完成しているというのは出資者にとって大きなメリットになりますね。
音声認識によるカルテの自動生成
患者と医者の会話から音声認識×AIを利用したカルテの自動生成システムの開発も完了しています。
その精度は動画見れば分かる通りかなり高く、会話が途切れ途切れだったり、相槌を挟んだ自然な会話の中でもその単語の中から症状を判断してカルテに落とし込んでいます。
- 会話から文字を書き起こし
- データベースから情報整理
- 会話を自動要約して自動入力
- 診療料金の審査と自動修正
このように次世代カルテシステムを活用することで作業を効率化します。
現場では「診察→カルテ記入」を医者が繰り返し行うのが普通になっており、この作業が省略されるだけでも問診時間はおよそ半分になります。
カルテを記入する専用のスタッフを雇う医者もいるため、この技術が現場に与える影響は凄まじいでしょう。
NAM AIクリニックを開設済み
NAMでは既にAIを利用した最先端のクリニックを7月30日にオープンを予定しており、公式ページも公開されています。
NAM AIクリニックでは下記の診断や治療を受けることが出来ます。
- 全ゲノム検査による全ての病気リスクをAIで全探索
- 病気のリスクをAIで24時間管理
- 全ての医療データに24時間どこからでもアクセス可能なカルテ
- 生涯一生、全てのデータを安全に保存する管理
- あなたの病気に対して最適な病院を紹介するシステム
このクリニックでは、血液検査とゲノム検査を行うことで、世界中の最先端の論文を読み込んだAIが、患者さんの疾患リスクなどを全て割り出すことを可能にしています。
AIを用いた疾患リスク推測と健康管理、他のクリニックでは真似できない先進的なクリニックを目指しています
全ゲノムデータの管理やライフデータの生涯管理をすることで、事前に病気の予測や経過観察をすることが出来ます。
NAP PAYとNAMQトークンの発行
NAM PAYはNAMをUSDやBTCなどを通じて自動的に換金、決済することの出来るモバイルウォレットです。
QRコードによる決済に対応しており、将来的には端末タッチによる支払いが可能になる予定です。
今後はその他ICOと提携することで様々なコインとの換金や決済の幅を増やしていきます。
NAMの独自チェーン上で送金の際に使用する燃料(ガス)として「NAMQ」も新規に発行されます。
NAMQはNAM保有量と保有期間、取引回数に応じて分配されます。保有しているだけで自動的に増える性質も持っています。
NAM(ナムコイン)のICO
※こちらのICOは終了しました。
現在のおすすめICOプロジェクトはこちらになります。
- 購入方法:ETHかBTC
- 購入にはMyEtherWalletが必要
- トークン総発行数:1200億NAM
- トークン販売数:600億NAM
- 最低購入数量:0.5ETH~
ホワイトペーパーの予定では500億円までの使い方がしっかりと明記されているので、安心して投資することが出来ますね。
ICOの早期購入ボーナス
トークンの販売期間はStage1~8まで分かれており、早期に購入するほど安い価格で購入することが出来ます。
- 5月20日~6月4日:1ETH=35,261NAM
- 6月4日~6月15日:1ETH=30,849NAM
- 6月15日~6月26日:1ETH=27,419NAM
- 6月26日~7月7日:1ETH=24,675NAM
- 7月7日~7月15日:1ETH=22,431NAM
※ETHやBTCの価格変動に応じてレートが変更になる可能性もあります。BTCの購入の場合もETHのレート基準で価格が調整されます。
NAMの基本情報
通貨名 | NAM |
---|---|
公開日 | 2017年 |
最大発行枚数 | 約200億枚 |
公式サイト | https://namchain.net/ |
ホワイトペーパー | こちら |
NAMの将来性・今後
日本発のICOプロジェクト
代表は2017年3月に慶應義塾大学医学部を卒業した「中野哲平」氏。
Please register our ICO website here. https://t.co/catL4EGdDY 请在这里注册我们的ICO网站。 Registre nuestro sitio web de ICO aquí. ICOへの参加はこちらのウェブサイトから可能となっております。
— 中野哲平Teppei Nakano (@nakano_teppei) January 22, 2018
2013年から機械学習事業を行う会社でインターンを経験し、機械学習と医療の応用に取り組み研究論文も機械学習のトップカンファレンスである「NIPS」でも論文が採択された実績を持っています。
最先端技術を用いた診断予測の論文はこちらです。
日本語でのドキュメントが多く、第一次情報を素早く受け取れる、どのような人物か経歴の凄さも分かりやすい。という点で日本人投資家が参入する理由になるのではないでしょうか。
中国最大SNS「Weibo」と提携済み
1月25日より、中国最大のSNSのWeibo(新浪微博Japan 社)と事業提携を開始します。Weiboの持つ7億人ユーザーを基礎に、弊社の医療AI技術の中国進出を行ないます。 事業提携キャンペーンとして、Weiboで新規アカウントを取得した方には、5000NAMのプレゼントキャンペー ンデス https://t.co/UbmIWOfz1m
— NAM (@inc_nam) January 27, 2018
2018年1月25日より中国最大手のSNS「Weibo」の正式事業提携を完了しています。
ユーザー数はなんと7億人もいるため、すでにかなりのユーザーを抱えているともいえます。主な事業提携の目的は医療AI技術の中国進出のようです。
Weiboは中国政府が管理しているSNSでもあるため審査はかなり厳しいと予想されますが、それに通貨しているということは信頼度も高いですね。
高いICO評価を受けている
ICOの信頼性を様々な観点から評価するサービス「ICObench」でNAMは★4.1というとても高い数字を叩き出しています。
★4以上の評価をつけているICOは少なく、Zaifを運営しているテックビューロ社が行ったICOの「COMSA」の★1.5や、OKWAVEも出資して話題になった「Wowoo」★2.7のという低さと比べるとNAMがどれだけ高い評価を受けているか分かりますね。
医療×開発メンバーが揃っている
既に開発メンバーはエンジニアだけでなく医療関係のチームも揃っており、以下のチームでプロジェクト開発を行うことがホワイトペーパーに明記されています。
- 中野哲平(代表):エンジニアリングのマネジメント
- 医療チーム(4人):開発した製品を医療的な側面から検証
- 機械学習チーム(5人):人工知能の情報収集手段と実用化開発
- セキュリティチーム(3人):AIのシステムセキュリティ強化
- ブロックチェーンチーム(8人):NAMコインの実装と開発
- マーケティングチーム(3人):広告戦略と情報発信
- 非公開メンバー(15人):3チームあり資金調達に応じてチーム編成
その他一部プロジェクトはオープンソース化し、1部の有志によって開発を募る予定だそうです。
ICOプロジェクトの中でもかなりのメンバー数がいることがわかりますが、開発だけでなくセキュリティ、マーケティング、医療チームと実用化までを意識したチーム編成ができていることがわかります。
ホリエモンも期待を寄せる医療プロジェクト
プレセールのニュースが発表された際にニュースサイトの「NEWS PICKS」にて「興味ある。取材したい」とコメントをしていました。
仮想通貨業界に深く関心を寄せており、自身の影響力も考えると本当に興味がある(期待できる)プロジェクトにしかこのようなコメントをしないのでは?と推測しています。
資金調達に応じた具体的プランを提示済み
具体的な資金調達後の使い道を500億、300億、100億の場合を想定ししっかりと明記しています。
どのプロジェクトでどれぐらいの実現性が可能かどうかという部分にも触れており「とりあえずICOで資金を集めよう」といういい加減な気持ちでは行ってない”やる気”が感じられます。
NAMの買い方・購入方法
※NAMは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBit-Zはおすすめです。
Bit-Zでの詳しい買い方の手順はこちらで紹介しています。
NAMを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Bit-Zにビットコインを送金
- ビットコインでNAMを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
MyEtherWalletでNAMを確認する方法
イーサリアムを送金し、購入したあとはMyEtherWallet上で購入したNAMを見れるように設定する必要があります。
MyEtherWalletでNAMを確認する手順
- MyEtherWalletにログインする
- 「カスタムトークンを追加」を選択
- トークン契約アドレスを入力※1
- トークンシンボルは「NAM」を入力
- ケタ数は「18」
- 「保存する」選択後に表示されます
※1:トークン契約アドレスは
「0x05984006707585F66465e8A6505341f46b64fA7A」になります。
NAMの口コミ・評判
【ICO案件】
・NAM COIN
・医療+人工知能系の通貨
・代表が日本人+超高学歴
・ホリエモンも興味あり
・株式会社NAMを設立株式だから調べようと思えば住所も調べられるわね。https://t.co/3XdZbSiQG5$NAM
— なるみ@仮想通貨女子(ネカマ) (@narumi_btc) January 26, 2018
NAMコイン、気になる。
医療AI分野は確実に伸びる。— まあぼ (@Maabooo10) December 1, 2017
NAMの公式ツイッター
暗号通貨NAMコインを用いた資金調達を世界に向けて1月28日に開始します。このICOは、世界から弊社の医療AIの技術が求められた為、世界中全ての国を対象にする為、ワールドワイドにグローバル展開しているアジア最大の取引所のANXと事業連携へのICOです。よろしくお願いします。NAM Asia Hong Kong
— NAM (@inc_nam) January 22, 2018
NAMは買うべき?
NAMですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
NAMの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
既にAI開発を行っている日本人発プロジェクトという時点で安心感がとても高いです。
プレセールの発表時点でも各メディアが取り上げており、開発の進捗を理念を見てもしっかりとした目標を掲げています。
ホワイトペーパーではライバルになり得る医療×ブロックチェーンの「MedRec」にもツッコミを入れている点も素晴らしいです。
メンバー構成と経験豊富な代表、資金調達がない時点でサービスのプロトタイプが完成している時点で期待感しかないプロジェクトと言えるでしょう。