仮想通貨「DENT(Dent)」に関する特徴や将来性、買うことの出来る取引所や買い方、対応ウォレットと保管方法について紹介しています。
DENTはどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
DENTとは
DENTはスマホや携帯などのモバイルデータを売買することが出来る、プラットフォームを開発しているプロジェクトの名前です。
通信業者によって価格が操作されている通信業界に革命と自由をもたらすべく、データ通信を自由にユーザー同士で売買することが出来る「モバイルデータシェアリングエコノミー」を提供します。
DENTの特徴は以下の通りです。
- モバイルデータの売買が可能になる
- 通信業者の寡占市場の解放
- 通信速度問題の解決
DENTでは先述したとおり、みなさんが日常的にスマホで動画を見たり、SNSを利用する際に使用されるモバイルデータ(通信量)を取引することが出来るプラットフォームを提供しています。
従来、日本ではモバイル通信を提供するauやdocomo、ソフトバンクなどの”キャリア”と契約することで自由にネットを利用することが出来ます。
しかし、パケットと言われる通信量に制限があるため、利用者は仕方なく月の利用上限があるプランを選択しなくてはなりません。
その価格は通信事業者間で設定されており、価格競争などが起きないため多くの利益をキャリアが専有しています。
そのため、ユーザー同士でその通信量を売買出来るようになれば自由なモバイルデータ市場が解放されることになります。
これが実現すれば、スマホの通信をしたい時にだけ通信データを買い足したり、余っているデータを他人に売る事もできるのです。
データの売買によってプラットフォームでやり取りされる通貨がDENTトークンになります。
他にも、帯域幅といわれるデータ伝送に使われるも共有することが出来るので、国際ローミングにも対応しています。
海外との通信のやり取りで発生する高額なデータ通信量の問題もDENTを利用することで解決することが出来ます。
モバイルアプリを開発済み
DENTは既にモバイルアプリを開発しており、iOS/Android版での提供をスタートしています。
モバイル通信の売買を行うのであればやはりスマホでの使いやすさが求められますからね。
個人だけでなく業者も利用可能
DENTの通信売買プラットフォームでは個人間の取引であるP2Pモデルだけでなく、既存の電話会社が利用できる小売モデルの2種類があります。
そのため、既存の通信会社をのけものにするわけではなく、価格の安い通信会社からデータを購入して利用することも出来ます。
こうすることで価格競争が起こり、公平な値段が維持されるようになります。
ロードマップでは各通信事業者との戦略的交渉も予定されています。
DENTの基本情報
通貨名 | DENT |
---|---|
公開日 | 2018年7月5日 |
最大発行枚数 | 1000億枚 |
公式サイト | https://www.dentwireless.com/ |
ホワイトペーパー | こちら |
DENTのチャート
DENTの将来性・今後
競合プロジェクトの存在
DENTが掲げるモバイルデータのシェアリングエコノミーサービスには似たようなプロジェクトがいくつか存在します。
たとえば、Qlinkと言われるプロジェクトではアプリを通してプラットフォームに登録しているWifiレンタルサービスを探し出し、通信環境のない所でも自由にWifiを利用することが出来ます。
例えば、自身が保有しているWifiを他人にレンタルすることで、その通信提供量に応じてQlinkから報酬を受け取ることが出来ます。
モバイルデータを売買するという視点ではとても似ており、競合として意識されているでしょう。
ロードマップ
公式サイトのロードマップでは以下のような目標を掲げています。
- 2018年Q1:Android/iOSアプリ開発
- 公告を見ることで報酬が受け取れる機能
- 世界中のプリカに対応
- インド、ブラジル、韓国などの主要市場を立ち上げ
- 2018年中に100万ユーザーを目標
- 2018年Q2:DENT Exchange Webappを立ち上げ
- 通信事業者との戦略的交渉
2018年2Qにはデータ通信を売買することの出来る「DENT Exchange」の立ち上げを予定しており、価格高騰が予想されます。
大手取引所に上場済み
DENTは既に全世界取引高トップクラスの「Binance」に上場しています。
そのため、現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。
流動性も高くなっているため「買いやすい」という点において優れているといえます。
DENTの取引所・買い方
※DENTは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
- Binance
- OKex
- IDEX
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBinanceはおすすめです。
DENTを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでDENTを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
DENTの口コミ・評判
$DENT
ようやくバイナンス来ましたね
まだまだ安すぎ
上に大量に乗っている死体を吹き飛ばして
じっくり伸びていくと思っています— SIG24 (@syanmay7777) July 6, 2018
DENTの公式ツイッター
Hello #BINANCE! DENT listing starts today in 1,5 hrs 07:00 UTC. Deposits are open right now! #dentcoin #eth #btc #ethereum #bitcoin #gsma #5g #cryptocurrency #crypto #blockchain https://t.co/DMgMSTsz7k
— DENT (@dentcoin) July 6, 2018
DENTのウォレット・保管方法
DENTは下記の既存のウォレットを使用して保管しておくことをおすすめします。
(取引所に預けたままにしておくとハッキングによって失う可能性があります)
TREZOR(トレザー)
「TREZOR(トレザー)」は仮想通貨のハードウォレットの一つです。タッチパネルに対応しており、日本語マニュアルなども充実しており初心者におすすめです。
PCを持っていなくても仮想通貨を持ち歩くことが可能になっており、国内の主要通貨を始め、500種類以上の幅広い通貨に対応しています。
My Ether Wallet
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とはイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)を含む、ICOなどで発行されているERC系トークンを保管出来る無料のデスクトップウォレットになります。
秘密鍵を自身で管理する必要があるので、パソコンなどがハッキングされない限りは安全に管理する事が出来ます。
DENTは買うべき?
DENTですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
DENTの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
モバイルデータの通信が売買できるようになれば価格競争が起こり、通信市場の価格が安くなる可能性が高そうです。
特に回線速度が安定している日本国内の通信環境は重宝されるかもしれません。
普段は格安SIMでスマホの通信量を抑えながら、DENTを利用して必要なデータだけ買い足しすれば節約にもつながるかもしれませんね。