仮想通貨「HYDRO(Hydrogen/ハイドロゲン)」に関する特徴や将来性、買うことの出来る取引所や買い方、対応ウォレットと保管方法について紹介しています。
HYDRO(Hydrogen)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
HYDRO(Hydrogen)とは
HYDRO(Hydrogen)は2018年1月に誕生した、イーサリアムネットワーク上(ERC20規格)で動作する仮想通貨プロジェクトです。
このプロジェクトは、世界中の金融機関など高度な機密情報を扱う民間企業向けに、簡単にブロックチェーン技術を提供しています。
HYDROの特徴は以下の通りです。
- 機密性の高い情報を安全に管理出来る
- スマートコントラクトを活用している
- 金融業界への提供を視野に入れている
現在の銀行などの民間金融システムは機密性の高い情報を多く取り扱っているため、一般の方が簡単に情報を閲覧することが出来ません。
しかしながら、そのような厳重な情報管理をしていても、顧客情報が流出してしまう事件も度々発生しており、セキュリティと透明性の部分にまだ不安が残ります。
Hydroではブロックチェーン技術を活用することで、情報を安全に管理しつつハッキングリスクを最小限に抑えるセキュリティを提供します。
HYDROを利用することで以下のような情報にすばやくアクセスすることが出来ます。
- プロフィール情報の変更・修正
- 銀行残高のチェック
- 送金履歴の確認
これらの情報や送金内容はスマートコントラクトと言われる自動履行システムにより、予め決められたルール通りに管理されています。
自動的に動作するため、人為的ミスが発生する可能性も無くなります。
Hydroのこの独自の認証システムは「Raindrop(雨滴)」と呼ばれ、データの漏洩を防止するための高度なセキュリティを提供します。
サービスのセキュリティを高めるアプリの開発
hyderogenが提供しているスマホアプリでは、既存サービスのセキュリティを高めることが可能になっており、特定のサービス(アプリなど)とスマホを紐付けることが出来るようになっています。
これを活用することでアカウントを作成した特定のスマホ以外からのアクセスを不可能にしたり、安全性を高めることができます。
スマホを紛失しても、秘密鍵(フレーズ)をオフラインで保存しておけば別のスマホに乗り換えても再ログインすることが出来るのでとても安心です。
独自のAPIを提供
Hydrogenは「Nucleus API」「Proton API」「Electron API」という複数のAPIを提供しています。
Hydroは,APIとブロックチェーンを組み合わせることでセキュリティレベルの高い金融サービスの開発をに簡単出来るようになります。
例えば、お金を融資する際にその人の連帯保証人や信用情報をブロックチェーンやスマートコントラクトで管理することで、契約を自動化したり、面倒な手続きを何度もしなくて済むようになります。
Raindropについて
「Raindrop」とはHydro public ledger(公開元帳)上に構築されたブロックチェーンを基盤とした認証サービスです。
これはアクセス要求が許可されたことを確認するセキュリティ層を提供します。
これを導入することに情報漏えいなどのリスクが抑えられ、堅牢性と有用性が向上します。
HYDRO(Hydrogen)の基本情報
通貨名 | HYDRO |
---|---|
公開日 | 2018年1月 |
最大発行枚数 | 11,111,111,111枚 (約111億枚) |
公式サイト | こちら |
ホワイトペーパー | こちら |
こちら | |
テレグラム | 公式テレグラム 日本向けテレグラム |
ディスコード | こちら |
インスタグラム | こちら |
こちら | |
Github | デベロッパー向け コミュニティ向け |
HYDRO(Hydrogen)の将来性・今後
世界中の銀行ネットワークを置き換える可能性
HYDROはリップルと同じように金融業界と同水準のコンプライアンス要件を満たすことで、将来的にすべての通貨の交換で仲介役になることを目指しています。
開発が進み、仮想通貨への信用度が高まれば本格的に導入されるのは時間の問題でしょう。
アメリカなど資本力の大きい国がHydrogenのAPIを採用すれば、他の国や金融機関も右にならえで次々にシステムを置き換える可能性があります。
HYDROは既に様々な金融機関や保険企業との提携を果たしています。
2018年には既にカナダで2番目に大きい銀行である「TDBank」との提携も果たしており、金融機関との連携を着実に進めています。
競合プロジェクトの存在
HYDROは「第二のZIP」として、2018年7月に大きく価格を上げました。
どちらも時価総額は同程度で、プロジェクトの内容も金融業界のインフラになるプロジェクトとして肩を並べています。
一番大きな競合のリップルの時価総額を抜くのは難しいとしても、肩を並べられる存在となれば今後も時価総額が大きく跳ねる可能性は十分にあるでしょう。
現在はまだ構想段階のものが多いため、銀行との提携やシステムへの採用などの実績づくりが期待されます。
GoogleCloudとの提携発表
2018年12月にはあの「GoogleCloud」との提携を発表し、Hydroのシステムを採用している企業やスタートアップなどがGoogleCloudと連携して各種サービスを使用できるようになります。
Googleのネームバリューもあり、Hydrogenを利用する上でも大きな追い風となる可能性も高く将来性も高く期待できますね。
連携先である「GoogleCloud」からもプロジェクトが提携するにふさわしい評価を得られたという部分でも素晴らしい進展だと思います。
他にもIBMやORACLEなど大手企業をクラウドパートナーとして据えているのは大きな安心材料と言えますね。
HYDRO(Hydrogen)の取引所・買い方
※HYDROは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
HYDROを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- CoinExにビットコインを送金
- ビットコインでHYDROを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
HYDRO(Hydrogen)の口コミ・評判
Hydroが結構認知されてるならファンダは織り込み済みなんだろうけど、そもそもの認知度があまりないからファンダ発表でどどどどどーんと上がらないかな。と少し期待。
— kossy (@Nyazito) July 5, 2018
ますーもに勧められたhydroヤバイ。三倍や。てか1回転できたからもっとヤバイ。ほんまありがとな、ますーも☺️ https://t.co/b8DXqEuFYY
— はれ (@muscle_cypto) July 5, 2018
HYDRO買い増ししようと思ってたけどこれ上がりすぎだろwww
— 社会不適合者 (@mpyw) July 5, 2018
HYDRO(Hydrogen)の公式ツイッター
A big thank you to everyone involved with the #fintechawards2018 in #Luxembourg – all the wonderful startups, judges, and community members! We are excited to work together to bring the financial web 3.0 to Europe. Thanks to our awesome team for making this award possible! pic.twitter.com/XuP8nm8OVM
— Hydrogen (@HydrogenAPI) June 21, 2018
HYDRO(Hydrogen)のウォレット・保管方法
HYDRO(Hydrogen)は下記の既存のウォレットを使用して保管しておくことをおすすめします。
(取引所に預けたままにしておくとハッキングによって失う可能性があります)
TREZOR(トレザー)
「TREZOR(トレザー)」は仮想通貨のハードウォレットの一つです。タッチパネルに対応しており、日本語マニュアルなども充実しており初心者におすすめです。
PCを持っていなくても仮想通貨を持ち歩くことが可能になっており、国内の主要通貨を始め、500種類以上の幅広い通貨に対応しています。
My Ether Wallet
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とはイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)を含む、ICOなどで発行されているERC系トークンを保管出来る無料のデスクトップウォレットになります。
秘密鍵を自身で管理する必要があるので、パソコンなどがハッキングされない限りは安全に管理する事が出来ます。
HYDRO(Hydrogen)は買うべき?
HYDROですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
HYDROの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
時価総額の低いコインの中では競合となるリップルと近い目標を掲げたプロジェクトで将来性に期待が高まります。
しかしまだまだ実績が少ないため価格が大幅に変動する可能性もあります。
高値づかみを避けるためにも運営チームの動向を見ながら少しずつ買い集めていくのがいいでしょう。