CoinBeneが発行している取引所トークン仮想通貨「CONIトークン」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
CONIトークンはどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
CONIトークンとは
CONIトークンは2018年6月18日にCoinBeneが取引開始したERC20ベースの取引所トークンです。
取引所が発行している独自トークンはOKExの「OKB」やKucoinの「KCN」、Zaifの「ZAIFトークン」などがありますね。
CONIトークンの特徴は以下の通りです。
- CoinBeneが発行する独自トークン
- シンガポール発の大型取引所
- 取引所利益の40%分をホルダーに還元
CoinBeneはシンガポールの企業が運営している仮想通貨取引所です。
主に中国人が多く利用しており、SNSで話題になったCONIトークンはFcoinが発行しているFTトークンと同じ、利益分配モデルを採用しています。
取引所収益の40%を還元
CONIトークンを所有している場合、取引所収益の40%がETHで分配されます。
取引所の主な収益源はトレードする際に発生する取引手数料です。
そのためCoinBeneを利用する人が多くなるほどホルダーたちへの分配量も増える仕組みになっています。
https://twitter.com/wonderlagoon/status/1008501820023427072
FTトークンの80%と比べると少なめですが、他取引所の配当率と比較するとかなり高い方だと言えるでしょう。
取引手数料の割引
CONIトークンで取引を行う場合、最大70%分の取引手数料割引が行われる予定です。
Binanceで発行されているBNBトークンなどはこの仕組を採用しており、上場している通貨の殆どを取引できる基軸通貨として使用しています。
CoinBeneでもCONIトークンを基軸通貨として将来的に採用する可能性がありそうですね。
上場通貨の投票に使える
CONIトークンはBinanceと同じように、CoinBeneに上場する通貨の投票券としても使えます。
”「Voting to Listing」モデルを採用する”
と記載されており、今後行われる通貨の上場投票で活用される予定です。
トークンの使用割合
- 総発行枚数:10億枚
- エンジェル投資家:1億枚(10%)
- 投資家保護基金:1億枚(10%)
- エアドロップ:3億枚(30%)
- マーケティング:1億枚(10%)
- チーム保有:4億枚(40%)
チーム保有分がやや多いですが、この中には開発費やチームメンバーに対しての給与、報酬、ボーナスを含んでいます。
また、チーム保有分のトークンについてもロックアップ期間が設けられています。
- 1年目:4000万枚(10%)
- 2年目:8000万枚(20%)
- 3年目:8000万枚(20%)
- 4年目:8000万枚(20%)
- 5年目:1.2億枚(30%)
取引マイニングについて
CONIトークンには取引マイニングの仕組みがあります。
これは取引する際に発生する取引手数料を原資とした、トークン還元のシステムです。
例えば、手数料0.1%の取引所で10万円分の取引をした場合、取引手数料は100円になります。
この取引手数料100円分相当のトークンを後日ユーザーに配布します。
ユーザーはトークン欲しさに取引所の中で様々な通貨をトレードします。
そうすることで全体の取引高もアップし、取引高ランキングが上昇することで認知も一気に進みます。
運営は原資ゼロで発行したトークンを毎日ホルダーに還元することで両者にとってメリットのある仕組みを作ることができます。
CONIトークンの基本情報
通貨名 | CONI |
---|---|
公開日 | 2018年6月 |
最大発行枚数 | 10億枚 |
公式サイト | https://www.coinbene.com/ |
ホワイトペーパー | こちら |
CONIトークンの将来性・今後
大口投資家はロックアップが設けられる
CONIトークンを購入する場合、40BTCもしくは500ETHをまとめて購入することで大口投資家になることが出来ます。
その場合、一部の投資家に多くのトークンが配布されるため売り圧が懸念されます。
しかし、大口投資家は初回(2018年6月8日)に30%分のCONIが配布され、その後毎月10%ずつ7回に分けて配布が行われます。
これにより、一般投資家たちも安心してCONIトークンを購入することが出来ます。
取引所トークンの期待の高さ
取引所が発行しているトークンは基本的に取引所の株券のようなもので、取引所の流動性や取引高、ユーザー数が増えると共に高騰する性質があります。
OKExで発行しているOKBは上場から数十倍以上の値上がりをしていることから、界隈全体にも取引所の独自トークンは稼げるという期待が集まっています。
すでに最大手取引所ですが、今後の仮想通貨市場の発展を考えると高騰する可能性は高そうです。
他の取引所トークンの特徴も見ながら購入するのがおすすめです。
CoinBeneの成長率に左右される
CONIトークンは先述したとおり、CoinBeneが発行している取引所の独自トークンになるため、CoinBene社の成長率に左右されます。
仮想通貨市場とCoinBeneの人気に応じて価値が変動するので、将来性を感じている場合は期待できるといえるでしょう。
CoinBeneは2017年12月と比較すると半年間で150万人の登録者と1日2億USD(約200億円)の取引高も記録しています。
半分の1億USD(約100億円)でも0.1%分の取引手数料が毎日入っていると考えれば1日1000万円、一ヶ月で3億円の収益を挙げている事になります。
そうなると、CONIトークンの分配は「1000万円×40%=400万円」が毎日分配されるわけですね。
CONIトークンの取引所・買い方
※CONIトークンは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
CONIトークンを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- CoinBeneにビットコインを送金
- ビットコインでCONIトークンを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のビットポイント(BITPOINT)がおすすめです。
CONIトークンの口コミ・評判
$Coni とは?
トレードボーナス/ボーナス200%配当、先着順です。
Coni/ETH・BTC 2018/6/18 GMT+8
CoinBeneに上場和訳を添付します。
見にくいかも…御勘弁m(__)m pic.twitter.com/L4pzG3ID50— Kz⚜️Soul-Lisker⚜️ (@soul_Lisker) June 18, 2018
$CONI の取引開始して7時間経過…+500%!!
すっごいなこれ笑 pic.twitter.com/3g04WFrrOO— Koishi (@kitraum) June 18, 2018
CONIトークンは買うべき?
CONIトークンですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
CONIトークンの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
他の取引所トークンと比較すると、手数料還元の高さは低めですが登録者数の多さやトークンの使用用途の明確さなどは安心感があります。
大口投資家向けの窓口も用意していますが、ロックアップを設けるなどの配慮も嬉しいですね。
取引所トークンが過熱している中では価格が大きく跳ね上がる可能性もあるため、購入する際は高値掴みに注意しましょう。
収益分配システムをいち早く採用したFcoin取引所のFTトークンについても知っておくのがおすすめです。