新聞やテレビ、ネットで話題になっている仮想通貨やビットコインですが、買い方や手に入れる方法まで詳しく紹介しているメディアはなかなかありません。
今回は仮想通貨を始めてみようと考えている初心者向けに「仮想通貨を手に入れる方法」をまとめて紹介します。
手に入れる方法は主に3つ
仮想通貨は一言で言うと「デジタルのお金」です。
実態がないのにお金として使うことが出来る「データの通貨」ですが、現在は以下の3つの方法で手に入れることができます。
- 仮想通貨の取引所で購入する
- 仮想通貨を持っている人から貰う
- マイニングをする
それぞれどのように手に入れているのか具体的に解説していきます。
仮想通貨の取引所で購入する
この方法が初心者に最もおすすめできる、一番簡単な手に入れる方法でしょう。
仮想通貨はデータと言ってもドルや日本円と同じような「通貨」の仲間です。
株や為替の証券会社と同じように、仮想通貨の世界でも専門の取引所が存在します。
取引所と言っても銀行や郵便局のように実際の店舗がどこかにあるわけではなく、すべての購入手続きはインターネットで出来ます。
仮想通貨の取引所はいわば「両替所」と言ってもいいでしょう。
日本円でもドルに換金したい時はレートを参考に両替所で交換しますが、仮想通貨も同じように取引所を利用して日本円を仮想通貨に両替(交換)を行います。
仮想通貨の取引所を利用するには口座の開設と本人確認が必須になっています。
口座開設と言っても10分ほどの手続きと本人確認の書類を一週間程度待つだけなので、時間はほとんどかかりません。
主に以下の4ステップで手に入れることが出来ます。
- 仮想通貨取引所に登録する
- 本人確認書類を提出する※
- 本人確認ができたら日本円を入金する
- 日本円と仮想通貨を交換する
(※本人確認書類は運転免許書、パスポート、住民基本台帳カードなど)
取引所では仮想通貨の交換だけでなく、アプリでの残高管理や外出先でのトレードも自由にすることが出来ます。
もちろん、価格が上がったあとに売却すれば値上がり益を得ることが出来ます。
稼いだ仮想通貨は、登録している銀行口座宛に日本円を出金することも可能です。
取引所に登録してから仮想通貨を購入することを検討している方は、こちらの記事を参考にして下さい。
仮想通貨を持っている人から貰う
仮想通貨は現実の日本円やドルなどの硬貨や紙幣と同じように普通のお金としてお店での支払いや、商品との取引、寄付など様々なことに使うことが出来ます。
そのため、仮想通貨を持っている方が身の回りにいれば寄付や何かをしてあげた対価として仮想通貨を貰うことが出来ます。
しかし、仮想通貨を受け取るためには銀行口座と同じ役割を果たす「ウォレット」の準備が必要になります。
誰かから送って貰う場合は、以下の3ステップで手に入れることが出来ます。
- 受け取る通貨を教えてもらう
- 対応した通貨のウォレットを準備する
- 相手にウォレットアドレスを教える
誰かから受け取る場合は、ウォレットについて調べておくことをおすすめします。
マイニングをする
マイニングとは英語で「採掘」を意味する言葉です。
マイニングは仮想通貨のシステムを支える上で重要な役割を担っています。
仮想通貨はブロックチェーンという技術を用いることによって、通貨としての送金や安全性を担保しています。
そのブロックチェーンの中には仮想通貨の取引履歴がなどの情報が集約されています。
その取引処理や確認作業を行うネットワークを支えるために必須になるのが「マイニング」です。
マイニングをすることによって、パソコン等が高度な計算処理を行い仮想通貨のネットワークを支え、その報酬として配布されるのが仮想通貨です。
「マイニングは無料で仮想通貨が貰える仕組み」と言われていますが、マイニングするためのパソコンや機材などの設備費や電気代はかかってしまうので注意しましょう。
多くの場合は投資した金額よりも電気代や設備費のほうが多くかかってしまう…というケースがほとんどなので、初心者にはハードルは高いです。