仮想通貨「QKC(QuarkChain/クォークチェイン)」に関する特徴や将来性、買うことの出来る取引所や買い方について紹介しています。
QKC(QuarkChain)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
QKC(QuarkChain)とは
QKC(QuarkChain)は世界中で仮想通貨が使われるための要件を満たすために安全かつ高速・高性能な処理能力を持ったブロックチェーン開発を行う仮想通貨プロジェクトです。
QKCの特徴は以下の通りです。
- 世界標準クラスの処理能力
- 秒間10万件の処理が可能
- スケーラビリティ問題の解決
送金づまりの課題を解決
QKCはブロックチェーンにおける送金処理の低さを解決するためのプロジェクトとして発足されました。
現在ビットコインは秒間に4件の取引処理しか行うことが出来ず、性能が上と言われているイーサリアムでも秒間10件しか処理することが出来ません。
新しい金融の仕組みとして注目されている仮想通貨ですが、このままでは全世界の日常処理として使うことは難しいです。
多くの人々が一斉にビットコインやイーサリアムで決済しようとすれば、送金づまり(スケーラビリティ問題)が起きてしまいます。
送金づまりが起きてしまうと、仮想通貨の魅力である高速送金ができず、安価なはずの手数料もクレジットカード以上の手数料がかかってしまいます。
しかし、QKCでは既に秒間約100,000件の処理能力を可能にしたブロックチェーンの開発に成功しています。
これは世界中で普及しているVISAカードの秒間4000件の処理能力を遥かに超える性能を持っています。
このトランザクション性能の高さは普及する上で大きなメリットとなるでしょう。
安全性とスケーラビリティの両立
QKCでは安全性と処理能力を両立させるための以下の設計を取り入れています
- 二層ブロックチェーン
- クロスシャード取引
- 市場主導型の強度マイニング
- シンプルなアカウント管理
- 水平スケーラビリティ
既存の仮想通貨の取引の仕組みでは、大量のデータを送信するのが難しく容量の低いブロックチェーンでは限界があります。
容量の低いビットコインやイーサリアムはいわば一車線の道路と同じようなものです。
例えばブロックチェーン上に取引内容だけでなく、取引した物の内容やメモ、顧客情報などをまとめるとそれだけ車のサイズが大きくなります。
そのような道幅の狭い道路を通るのは大きい車には出来ません。
容量を増大したその他の仮想通貨は無理やり道幅を拡張したようなものも多く、安全性の面でデメリットがあります。
QKCはそんな安全性と処理性能のどちらも両立するために、ブロックチェーンを二層に分けて柔軟性のある仕組みにしています。
また、スーパーノードと言われるネットワークを支えるマイナーたちも集中化しないように、複数の正直なノードが信用に応じてスーパーノードに指名されます。
51%攻撃なども出来ないようにハッシュパワーの調整をしており、強固なセキュリティを実現しています。
DAppsの移行が簡単にできる
QKCのネットワークはEthereum Virtual Machine(EVM)を採用したスマートコントラクトを搭載しています。
そのため、既存のイーサリアムネットワーク上にあるDAppsのソフトウェアやゲームなどを簡単にQKCに載せ替える事が可能です。
既にイーサリアムはプラットフォームとして多くの企業やサービスが利用しているため、移行のしやすさは大きなメリットとなるでしょう。
QKC(QuarkChain)の基本情報
通貨名 | QKC |
---|---|
公開日 | 2018年6月5日 |
最大発行枚数 | 100億枚 |
公式サイト | https://www.quarkchain.io/ |
ホワイトペーパー | こちら |
テレグラム | こちら |
QKC(QuarkChain)のチャート
ICO価格では1枚あたり0.00003ETHだったため当時のレートでおよそ2~3円程度でした。
2018年6月にBinanceに上場し、価格が大きく乱高下しています。
今後の値動きに注目が高まります。
QKC(QuarkChain)の将来性・今後
トップクラスの取引処理能力
QKCは処理能力がとても高く優秀です。処理性能の早い他通貨と比較してもその差は歴然です。
他通貨との取引スピード比較
取引スピードの速さは、今後利用者が増えることを考慮すると大事なポイントでしょう。
しかし、認知度の点ではやはり処理性能の高い通貨といえばリップルやネオという印象が強いためQKCの性能の高さはまだあまり注目されていません。
実際に仮想通貨が日常的に利用される時代が来れば、処理能力の高さにも注目が集まるでしょう。
ロードマップ
- 2017年2Q:ブロックチェーンのスケーラビリティ問題の研究
- 2017年4Q:ホワイトペーパー草案
- 2018年2月:検証コード0.1ホワイトペーパーリリース
- 2018年夏:テストネット0.1ウォレット0.1
- 2018年2Q:Testnet 1.0スマート契約0.1
- 2018年4Q:QuarkChainコア1.0メインネット1.0 SmartWallet 1.0
- 2019年2Q:QuarkChain Core 2.0 SmartWallet 2.0
プロジェクトの基盤となるスケーラビリティ問題の研究については2017年から行っています。
問題解決のために2018年以降は開発に着手する予定です。
Binanceに上場済み
QKC(QuarkChain)は既に全世界取引高ナンバーワンの「Binance」に上場しています。
そのため、現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。
流動性も高くなっているため「買いやすい」という点において優れているといえます。
QKC(QuarkChain)の取引所・買い方
※QKCは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
- Binance(バイナンス)
- IDEX
- LATOKEN
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBinanceはおすすめです。
QKCを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでQKCを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のビットポイント(BITPOINT)がおすすめです。
QKC(QuarkChain)の口コミ・評判
自分も今RTした人のツイートで気づいたんだけど、昨日のQuarkChain $QKC listingについてBinanceのRisk Warning欄に今後の流通枚数量の変化・メインネット予定まで記載されている。https://t.co/qoQajcL80r pic.twitter.com/tV7lpvFgWU
— KZ@crypto invΞstor (@kztokyoite) June 5, 2018
$QKC はクイズと個人CAPで面倒くさなって諦めましたが、10倍以内なら買ってやろうと思ってたので身体が反応したぞ
— ツァビ (@coinkeiba) June 4, 2018
QKC(QuarkChain)の公式ツイッター
QKC starts listing on Kucoin pic.twitter.com/faDj0sDvHO
— QuarkChain (@Quark_Chain) June 6, 2018
QKC(QuarkChain)は買うべき?
QKCですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
QKCの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
処理性能の高さと安全性を兼ね備えたプロジェクトで、今後の仮想通貨の普及において大きなメリットを抱えているといえます。
イーサリアムから簡単にdAppsを移行出来る点を考えると、プラットフォームとしての伸びしろはまだまだありそうです。