Fcoinが発行している取引所トークン仮想通貨「FTトークン」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
FTトークンはどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
Fcoinへの新規登録はこちらの記事を参考にして下さい。
目次でサッと確認
FTトークンとは
FTトークンは2018年Fcoinが発行した独自の取引所トークンです。
取引所が発行している独自トークンはOKExの「OKB」やKucoinの「KCN」、Zaifの「ZAIFトークン」などがありますね。
FTトークンの特徴は以下の通りです。
- Fcoinが発行する独自トークン
- 持っていることで収益分配がされる
- 投票権として使うことが出来る
FTは他取引所の独自トークンと近いメリットを受けることが出来る仕組みになっており、ホルダーに収益分配される点が大きな違いとなります。
公式では「100万FTを保有しているとFcoinの収益の80%を受け取れる」と書いており、6月6日に2段階のうちの1段階目の分配が行われます。
他の取引所トークンでは基軸通貨への採用や、取引手数料が安くなるなどのメリットがありますが、FTの場合は支払った手数料の50%がFTとして還元される仕組みがあります。(期限あり)
独自トークンがあることで他の取引所を使用しなくなり、流動性が高まる事を見越しています。
収益の80%を還元
Fcoinを大口で所有している場合、取引所収益の80%を毎日分配されます。
例えば、FT以外で取られる取引手数料0.1%のうち、0.08%分はFTホルダーたちに毎日分配されます。
そのためFcoinを利用する人が多くなるほどホルダーたちへの分配量も増える仕組みになっています。
詳細は配当量や通貨の種類などはこちらで確認出来ます。
手数料の半分をFTで還元
Fcoinは他の取引ペアで発生した取引手数料の50%分をFTトークンを受け取ることが出来ます。
これはFTの予算配分の中にも表記されている通り、「Community Rewards」の51%分が配布されきるまで続けられるキャンペーンとなっています。
総発行枚数100億枚なので、うち51億枚はFcoin利用者に分配されます。
FTを使用することによる投票も可能
FTトークンには以下のようなメリットがあります。
- 手数料の還元
- 日常業務の意思決定参加
FTは上場投票としてではなく、スマートコントラクト機能を使用した日常業務の意思決定への参加が可能な投票券としての役割を持っています。
これによりFTは株券のような役割も担っていることがわかります。
取引マイニング廃止と買い戻しの開始
(2018年8月追記)
現在FTトークンは一番の特徴であった取引マイニングをコミュニティの意見により終了しています。
今後はBNBと同じ買い戻しの仕組みを導入し、中長期的に価値を伸ばしていくことを決めました。
Fcoinが発行するFTトークンには取引マイニングの仕組みがあります。
これは取引する際に発生する取引手数料を原資とした、トークン還元のシステムです。
例えば、手数料0.1%の取引所で10万円分の取引をした場合、取引手数料は100円になります。
この取引手数料100円分相当のトークンを後日ユーザーに配布します。
ユーザーはトークン欲しさに取引所の中で様々な通貨をトレードします。
そうすることで全体の取引高もアップし、取引高ランキングが上昇することで認知も一気に進みます。
運営は原資ゼロで発行したトークンを毎日ホルダーに還元することで両者にとってメリットのある仕組みを作ることができます。
FTトークンの基本情報
通貨名 | FTトークン |
---|---|
公開日 | 2018年 |
最大発行枚数 | 100億枚 (バーン後50億枚) |
公式サイト | https://www.fcoin.com/ |
FTトークンの将来性・今後
取引所トークンの期待の高さ
取引所が発行しているトークンは基本的に取引所の株券のようなもので、取引所の流動性や取引高、ユーザー数が増えると共に高騰する性質があります。
OKExで発行しているOKBは上場から数十倍以上の値上がりをしていることから、界隈全体にも取引所の独自トークンは稼げるという期待が集まっています。
すでに2018年6月にFTトークンも数倍以上の値上がりを記録しています。
今後の仮想通貨市場の発展を考えると高騰する可能性は高そうです。
他の取引所トークンの特徴も見ながら購入するのがおすすめです。
取引所の時価総額が5位まで上がった
#FCoin 初の配当後、更に取引量が増え、24時間ボリューム573億円でBitfinexを抜き世界第5位の取引所へ。配当の増えるペースも加速しています。
(一時的な物だと思います) pic.twitter.com/7m1xSMkv3h— Tainoko (@btc_tainoko) June 6, 2018
FcoinはHuobiの元CTOが創設した取引所で巨大なVCがバックグラウンドにいることで一気に注目を集めました。
また2018年6月にFTが発行された時にはHuobiのHTトークンやOKExのOKBなどの取引所系トークンの時価総額が大きく上がったことからFTも話題になりました。
その注目度の高さは世界の取引所の取引高ランキングで5位のBitfinexを抜いて上位に躍り出たほどです。
FTがSNSなどで話題になったことで、一時的にですが取引高が爆発的に増えました。
未発行の50億枚をバーンした
https://twitter.com/btc_tainoko/status/1029696099018145794
Fcoinコミュニティの投票により、FTトークン未発行分の50億枚(総発行枚数の50%)分をバーンすることに決定しました。
これにより、50%分のトークンが使用不可能になり現在供給されているトークン1枚あたりの価格が相対的に上昇することになります。
FIとFcandyの廃止
Fcoinはユーザーの資産保護基金となるFIと資産プールの役割を持つ配当Fcandyを2018年8月に廃止しました。
これにより、両者の役割を全てFTトークンが担う事になり、FTトークンの持つ価値は大きく向上しました。
しかし、短期間での仕様変更とFI・Fcandy所有者の保有トークンがすべてFTトークンに変換されたことによる短期の売り圧がかかるようになりました。
Fcoinの成長率に左右される
FTトークンは先述したとおり、Fcoinが発行している取引所の独自トークンになるため、Fcoin社の成長率に左右されます。
仮想通貨市場とFcoinの人気に応じて価値が変動するので、将来性を感じている場合は期待できるといえるでしょう。
しかし、日本国内ではBinanceにも金融庁から規制の動きなどがあり、今後どうなるかは未知数です。
仮に国内で規制が入っても、海外でのホルダーが多ければ価値への影響はさほど無いでしょう。
FTトークンの取引所・買い方
※FTトークンは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でイーサリアムを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
FTトークンを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でイーサリアムを買う
- Fcoinにイーサリアムを送金
- イーサリアムでFTを購入
※イーサリアムからの購入にしか対応していないので注意しましょう
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のBITPOINTがおすすめです。
FTトークンの口コミ・評判
$ft fcoin 運営?の努力を感じられますな・・・ pic.twitter.com/mqooMWRfQK
— ✳︎ででん✳︎ (@crypde) May 28, 2018
取引所トークンが安定して強いですね。
まだまだあそこの取引所トークンはいけるはず。$BNB $HT $OKB $BIX $FT— コインマニアSGZ@子育て中 (@sugizo_coin) May 31, 2018
$ft に乗り遅れた人、今やるべきはftを買うことではなく、早い段階で $ft とつぶやいていた人をフォローすることです。
— アオジタトカゲ (@cryptogigas) June 6, 2018
Fcoinの公式ツイッター
刚刚建好了我的 Twitter。#我的第一条推文
— FCoin (@FCoinOfficial) March 11, 2018
FTトークンは買うべき?
FTトークンですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
FTトークンの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
数多くの取引所トークンがあるなかで、Fcoinはまだまだ発展途上の取引所ですが、すでに人気が加熱していると感じます。
取引所トークンの中では発行枚数も多く、ホルダーへの分配される枚数もかなり多いので、購入する場合は価格の様子を見ながら参入することをおすすめします。