DAGを搭載した仮想通貨「TRUE(TrueChain)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
TRUE(TrueChain)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
TRUE(TrueChain)とは
TRUE(TrueChain)は安全かつ高性能な分散型アプリケーション(dApps)を提供するための商業向けのブロックチェーンインフラを提供するプロジェクトです。
TrueChainはその技術力の高いメンバーと信頼性の高さから時価総額5位入りまで果たした「次世代のEOS」とも言われています。
TRUEの特徴は以下のとおりです。
- ブロックチェーンインフラの構築
- 世界初の承認システムを採用
- 次世代のEOSと言われている
イーサリアムを始めとするdAppsやスマートコントラクトは、ビジネス目的に転用しやすく、将来的に社会を豊かにすると考えられています。
このような仮想通貨はプラットフォームとしてゲームやサービスを自由に開発して提供することが出来る「場所」として提供されています。
身近な例に例えると、スマホのアプリストアです。
GoogleではAndroidのためのアプリを提供する「Google Play」、AppleではiOSのためのアプリを提供する「App Store」が提供されています。
これは消費者とアプリ開発者を繋ぐ場所であり、プラットフォームと言われています。
みなさんもアプリをダウンロードする場所がなければ、ダウンロードするまでの手間がかかったり、そもそもアプリそのものを知らない人も出てくるでしょう。
TrueChainではそのような場所を提供するイーサリアムにならって、ブロックチェーンを安全かつ簡単にビジネスに導入できる商業向けのキットやプラットフォームを構築しています。
しかし、企業のビジネスモデルに対応するためには様々な部分に気をつけなければなりません。
ユーザーの個人情報の管理や、利用者が増加しても処理が重くならない設計、運用コストが高くならない仕組みなど…。
プラットフォームとして優れているイーサリアムでも、処理性能が低くプラットフォームでの使用制約がかかっており、柔軟性の部分に問題があります。
TrueChainチームではこれを解決するべく、以下の部分に注力して独自の仕組みを開発しています。
- セキュリティの高さ
- サービスの使いやすさ
- 高い処理能力
TrueChainではこれを実現するために、世界で初めて「PBFT+POW」のハイブリッドコンセンサス方式を採用しています。
少し専門用語が難しいですが、要するに「世界初の安全で高性能で使いやすいシステムを作ってる」と理解しておけば大丈夫です。
TRUEの処理性能
TRUEでは取引処理能力の引き上げに尽力しています。
ビットコインでは1秒間に7件の処理しか出来ないことが問題となり、利用者が増加することで送金づまりが起きました。
イーサリアムでもその約2倍程度の処理性能しかありません。
TRUEではなんと1秒間に10,000~100,000の取引処理を行うことが出来ます。
従来の通貨とは比較にならないほど高性能ということがわかりますね。
プラットフォーム上でビジネスを展開する場合、企業側は「あれもしたい、これもしたい」と様々なアイデアを試そうとするでしょう。
例えば、ネットショップで1つの取引内容にお金のやり取りだけでなく、コメント、レビュー情報、商品のデータなどを載せて送りたいと考えたとします。
そうすると、1つの取引のデータ量が増えてしまい、簡単にパンクしてしまい送金づまりが起きます。
このように企業側がプラットフォームに配慮するのではなく、TRUEでは企業がどのようなアイデアも実現できるようなインフラを構築しています。
主要チームメンバーについて
Archit Sharma氏(Rex X)はエンジニアを統括する人物であり、OSやパフォーマンスエンジニアの専門家です。
彼はRed HatとCERNで働いており、大規模なクラウドサービスと分散型システムの設計と開発を行っています。
エリックチャン氏はこのプロジェクトの創業者・CEOで「TopHacker Group」の設立者でもあります。
TopHackerは、複数のブロックチェーン企業の抱える技術問題を解決する手伝いを行っています。
技術度と信頼度の高いメンバーが揃っており、公式HPでは他のメンバーも掲載されているため透明性もあるプロジェクトと言えます。
トークンの内訳について
- TGE:25%(2500万枚)
- チーム※1:15%(1500万枚)
- True財団:15%(1500万枚)
- コミュニティ・報酬:45%(4500万枚)
※1チームに分配されるトークンはロックアップされており、下記のスケジュールで順次開放されていきます。
- 300万枚:トークン配布の3ヶ月後
- 375万枚:トークン配布の12ヶ月後
- 375万枚:トークン配布の24ヶ月後
- 450万枚:トークン配布の36ヶ月後
チーム分のトークン15%は時間を掛けてゆっくりとロックアップが解除されるので、大幅な売り圧がかかる事はないと思われます。
TRUE(TrueChain)の基本情報
通貨名 | TRUE |
---|---|
公開日 | 2018年1月 |
最大発行枚数 | 1億枚 |
公式サイト | https://www.truechain.pro/ |
ホワイトペーパー | こちら |
TRUE(TrueChain)の将来性・今後
様々な分野のプラットフォームとなる
TRUEのホワイトペーパーでは自身が開発しているプラットフォームが将来的にどのように使われるかといったビジネスプランを提示しています。
- 保険:契約の自動化と保険プランのマッチング
- 医療:患者の医療情報の管理
- ゲーム:ゲーム情報の転移
- 公共の福祉:寄付金の行き先・透明性向上
- 資産の証券化:トークンをデジタル資産化
- デジタル広告:より高い広告パフォーマンス
- 少額支払い:日常決済での仮想通貨支払い
- 価値の転移:金融分野へのアプリケーション提供
- デジタル著作権:動画情報などの著作権管理
安全かつ信頼された承認システムを採用することにより、既存の契約システムや管理コストはグッと低くなります。
企業から消費者まで大きな影響を与えることが期待されます。
開発するプロダクトについて
- Light Wallet:すべてのTrueChainデジタル資産を管理
- Stellar:便利で安定した効率的なスマートな契約開発を提供
- Dapp Warehouse:開発者のためのプラットフォーム
- TrueScan:監視、統計、検索、プライバシー保護などのサービスを提供
2018年以降のロードマップ
- 2018年4月30日:Light Wallet v1リリース
- 2018年Q2:メインネットのローンチ
中国のテレビで紹介された
TRUEは2018年5月に中国のテレビで紹介され、更に時価総額を大きく伸ばしました。
中国では自国のプロジェクトをやや贔屓して紹介する傾向があるのですが、それでも信頼できるごく一部のプロジェクトしか取り上げられません。
2017年はICOの規制などもあり、厳しい姿勢を見せていましたがこういった動きを見ているとTRUEが信頼出来るプロジェクトということが期待できますね。
TRUE(TrueChain)の取引所・買い方
※TRUEは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
- OKEx
- OEX
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているOKExがおすすめです。
TRUEを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- OKExにビットコインを送金
- ビットコインでTRUEを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のビットポイント(BITPOINT)がおすすめです。
TRUE(TrueChain)の口コミ・評判
$True ふと、エアドロありで知って買ってウォレットでロックしたら、上がってスナップショット終わってからも売らず様子見てたら底上げて上昇トレンドのまま現在に至る。
他が下がっても全体的に底上げする銘柄ってある。もちろんガチホ銘柄はそれがいいけどケースバイケースで避難するのもありかも。— 中臣888 (@888nakatomi) May 26, 2018
日本人にはあまり呟かれてないけど、取引高が多いのでTrue Chain(TRUE、トゥルー チェイン)はおすすめ♪ 昨日から上がり始めてまだまだ上げそう♪https://t.co/yPqBgcLDFv#仮想通貨 #暗号通貨 #暗号資産 #OKEx $TRUE #Moon #爆上げ pic.twitter.com/Q3fpGjioWX
— ビットクイーン@仮想通貨 (@Crypto2Billion) May 25, 2018
TRUE(TrueChain)の公式ツイッター
In return for TRUE’s loyal supporters, TRUE will choose at most 4000 POW priority nodes and no more than 100 PBFT+POW priority mater nodes by registration and voting mechanisms before main net launched at the end of summer.🎉🎉🎉
— TrueChain (@truechaingroup) 2018年5月25日
TRUE(TrueChain)は買うべき?
TRUEですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
TRUEの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
TRUEは中国のメディアでも取り上げられたプロジェクトとして、今後も期待上げで伸びていくことが予想されます。
優秀なメンバーが揃っており、プロダクトの実現性も高く透明性も高いので今後の開発の動きやマーケティングに期待です。