XPから派生した仮想通貨「XPC(XPChain Project)」の特徴や将来性、エアドロップの参加方法について紹介しています。
XPC(XPChain Project)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
XPC(XPChain Project)とは
XPC(XPChain Project)はXP(Experience Point)から派生(ハードフォークではない)した仮想通貨です。
XPCは本家XPメンバーから離脱して海外メンバーが進めている独自通貨プロジェクトで、XPの理念である「経験」を新たな価値に繋ぐために本家を離れました。
日本語版ディスコードである「XP-JP」コミュニティもこれを機に日本のXPCの独自運営チームへと移行しました。
XPCの特徴は以下の通りです。
- XPから派生した通貨
- コミュニティ人気が日本最大級
- コミュニティフレンドリーな通貨
XPCは普段遣いのコミュニティ主導を目指した仮想通貨です。
コミュニティでは誰もが自分のアイディアを実現したり表現出来る場になることを目指し、XPCはそのツールとして利用できるようになります。
XPが日本国内で最大規模のコミュニティになったことをきっかけに、XPCではよりコミュニティ色を強めた通貨にしていくことを強調しています。
ユーザーを主軸とした仮想通貨
XPCでは3つの大きな特徴を掲げています。
- ユーザーフレンドリー
- デベロッパーフレンドリー
- コミュニティフレンドリー
ユーザーフレンドリー
XPCはXPと同様Proof of Stake(PoS)方式によるマイニングが可能で、ウォレットに通貨を預け入れておくだけで通貨を報酬として増やすことができます。
ビットコインなどのPoW方式の通貨と違い、専用の設備や膨大な電力を必要としないので、技術的に詳しくない人にも優しい通貨と言えます。(※後述)
他にもチップや成果物の交換など取引所以外での入手手段を作る予定です。
デベロッパーフレンドリー
デベロッパーとは開発者などを指します。
XPCで採用されるAge Burnable PoS(ABPoS)という仕組みを使用することでPoSマイニングの報酬を別のウォレットへと移すことができます。
これは開発者や事業者にとって、ウェブウォレットを内蔵したサービスを立ち上げる時に強力な仕組みとなります。
コミュニティフレンドリー
TwitterやディスコードなどSNSでXPCのやり取りをスムーズにするために、ウェブウォレットを中心とした経済圏を構築予定です。
「貰って嬉しい」という経験を身近に感じられるように、店舗支払いなどコミュニティが小さな国のように発展していくように進めていきます。
PoSマイニングで持っているだけで増える
XPCはブロックシステムにPoSと呼ばれるマイニングの仕組みを採用しています。
これはウォレットに保有している枚数が多ければ多いほど、XPCの報酬が多く受け取れる仕組みになっています。(所有金額により変動)
XPでは一ヶ月あたり5%前後の報酬を受け取ることが出来ましたが、あまりにも稼げすぎるという部分を運営も問題視していました。
そのためXPCではそれ以下の利率になることが想定されます。
国際的な運営組織
XPCの運営は複数の企業組織がグローバルに行う予定です。
アメリカ・ニューメキシコ州に501(c)(3)団体 (XPC財団)を設立準備中で、ウォレットの開発などは関連企業の XPChain Holding, LLC が行っています。
コミュニティの運営は一般社団法人eXPerience Chain Japan(法人番号5120005020092、商号変更登記中)、XPC-JP協会が行います。
同法人は、XPCの日本国内の各種権利の管理を行うこと、およびコミュニティの責任を有限責任とし、支援するのが主目的です。
韓国のコミュニティ運営は日本をモデルケースとし、企業化を予定しています。
また、XPC-KRはフルタイムの開発者を複数雇用する予定があり、ウェブ機能およびアプリケーションの拡充をもってXPCの利用環境の向上に寄与していくことにも重点を置いています。
Geo-Link
GeoLink は、現在開発中の位置情報を利用した通信アプリケーションです。
利用者は XPC の雨雲を任意の場所に作ることができ、レインと呼ばれる XPC の配布を雨雲のまわりにいる XPC 利用者に対して行うことができます。
それがリアル店舗を知るきっかけや、利用者が赴くきっかけ、ひいてはそこで得た体験を人に伝えるきっかけとなります。
XPCの雨雲は、用途に応じてさまざまなものを作成できます。
GeoLink による広告、イベント、コミュニケーションは、XPC 利用者の日常生活の一部となります。 さらに、雨雲やレインのための手数料により、XPC のバーンを促進します。
XPCheck
XPCheck は、XPC を利用できる総合 Web サービスです。
Web 上で動作するウォレットを利用し、暗号通貨の新たな利用体験を提供します。
そのための機能として、ウォレットには新しく“レベル”の概念が導入されます。
- 取引手数料によるバーン量
- PoS の成功回数
- Rain の受け取り回数
バーン量は取引を、PoS の成功回数は利用期間を、Rain の受け取り回数は行動の指標です。
それぞれのレベルは利用者の熱量・アクティブさによって上昇します。
サービスの発信者はレベルによって利用者を知ることができる上、よりレベルが高ければより上質なサービスを提供する、ということもできます。
自分の行動がレベルに繋がる体験はきっとXPCを楽しいものとするでしょう。これらの指標は現在構想中のものであり、開発実態と共に決め進めていきます。
XPC(XPChain Project)の基本情報
通貨名 | XPC |
---|---|
公開日 | 2018年5月 |
最大発行枚数 | 1000億枚 |
ブロックシステム | PoS |
公式サイト | https://xpchain.io/ |
ホワイトペーパー | こちら |
ディスコード公式 | こちら |
XPC(XPChain Project)の将来性・今後
ホルダーの期待に応えられる開発ができるか
XPCの元となったXPは2017年の間に100倍近いの値上がりを見せており、単価の安い草コインとして瞬く間に注目を浴びました。
しかし、思ったように開発が進まず、開発の進捗などのロードマップも不透明性があったため少しずつコミュニティとの間に摩擦が起きるようになりました。
XPCチームではその反省を生かしてコミュニティに重点を置いたエコシステムの開発を推し進めています。
本家XPチームが成し遂げられなかった期待感を背負う形で出発しているため、期待に沿える開発が出来るかが重要になりそうです。
Segwitに対応した柔軟な通貨
XCPはBitcoin 0.16.0 ベースに開発を行っており、Segwit対応をしています。
これは送金づまりを起こさないためにとても重要な意味を持つ機能で、利用者が増えてもトランザクション(取引承認)スピードが変わらず、安定して安価な手数料での高速送金を実現出来ます。
XCPは将来的に日常利用などの小額決済を予定しているため、多数の決済が行われる可能性があります。
将来的な課題を解決する意味でもSegwitに対応しているというのはとても期待出来るでしょう。
日本最大の仮想通貨コミュニティを持っている
XPCはXPチームから引き継いだ日本最大のコミュニティを持っており、ディスコードの人の多さが魅力の一つでもあります。
常時オンラインも1万人の数値を叩き出しています。
他の仮想通貨コミュニティでは1000人を超えるものも少ないため、XPCのコミュニティの強さは圧倒的と言えるでしょう。
ロードマップ
- 2018年Q2:アメリカ・ニューメキシコ州に XPChain Holding, LLC 設立、日本に一般社団法人設立、韓国に企業設立、開発インフラ環境の整備、XPC Core Wallet 開発開始
- 2018年Q3:ホワイトペーパー・ロードマップ公開、XPC mainnet 稼動開始、XPC Core Wallet リリース、CCWallet の XPC 対応、CCWallet を利用した決済機能テスト、最初の取引所上場
- 2018年Q4~2019年Q1:Web ウォレットリリース、GeoLink リリース、XPCheck リリース、Twitch Bot リリース、eSports へのスポンサード活動
- 2019年:アメリカ・ニューメキシコ州に XPC 財団設立、XPC と法定通貨との交換環境を実現する
- 2020年:旅券発行から宿泊・飲食提供まで全て XPC 利用だけで完結できる、世界交流イベントを開催
XPC(XPChain Project)の取引所の上場予定について
XCPのリリースは7月上旬を予定しており、すぐに「CoinExchange」に上場するため準備を進めます。
上場するための資金は既に確保しており、取引所側との交渉を進めています。
XPC(XPChain Project)の口コミ・評判
xpに大きな動き。xp1枚につきxpcoin($xpc)1枚を付与。
xpが3satoshi前後だから、xpcが1satoshiだとしてもかなり高い付与率。
開発陣が活発化とxp(c)の実需拡大に期待。$xp $xpc $xpcoin— 仮想通貨スクショマン (@kasou_2ka) May 20, 2018
$XP のエアドロで受け取れる $XPC が確定するのって23日の15時ぴったりじゃなくて最初のブロックが確認されてからなんじゃ?
15時になったら速攻でCEに旧XP送って売り払おうと思ったけど、タイミングなかなか難しいな
15時ぴったりにCEに送っちゃう子でてきそう— 田原 (@akasa12121212) May 20, 2018
XPC(XPChain Project)の日本公式ツイッター
コミュニティ公式としてOFF会を開催。
幹事はモデレーターのKazmaro。
ご希望の方は @KazmaroXp の詳細ツイートをお待ちください。$XP #XP #XPoff https://t.co/KjIYPZt1Gc— XPC_JAPAN (@XPChain_JAPAN) January 29, 2018
XPCのエアドロップ受取方法
※XPCのエアドロップ申請は2018年9月に終了しました。
2018年12月24日より、エアドロップ申請を行ったホルダー向けに順次配布が行われています。
エアドロップ受け取りに必要なもの
- エアドロップ申請時に使用したメールアドレス
- エアドロップ申請時に使用したXPアドレス
- 受け取り用XPCアドレス※
(※ウォレットを公式サイトからダウンロードしてください。)
エアドロップ受取申請をする手順
こちらのエアドロップ受取フォーム(https://airdrop.xpchain.io/)から申請時に使用した情報を入力して受取作業を行ってください。
詳しいエアドロップ受取手順についてはディスコードでの案内をご確認ください。