仮想通貨「GNT(Golem/ゴーレム)」に関する特徴や将来性、買うことの出来る取引所や買い方について紹介しています。
GNT(Golem)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
GNT(Golem)とは
GNT(Golem)は余分なパソコンの処理能力をP2P通信で取引する分散型コンピュータープラットフォームを目指すICOプロジェクトです。
イーサリアム上で発行されているGNTトークンはそのプラットフォーム上の取引やアプリの売買などに使われます。
GNTの特徴は以下の通りです。
- パソコンの処理能力を売買出来る
- 使ってないパソコンを有効活用できる
- ICOで9億円の資金調達を完了
パソコンの処理能力の売買というとイメージしにくいかも知れません。
例えば高性能で高価なパソコンを購入しても、画像や動画を見たり、文章を書く程度であればパソコンの処理能力はそこまで使われません。
画像や動画の編集などのクリエイター向けの作業は多くの処理能力を必要とします。
このようにパソコンの処理能力を持て余している人向けに、その能力をレンタルして貸し出すことの出来るサービスをゴーレムは提供しています。
2016年11月にはICOで100億GNTを販売し、なんと30分で完売。当時のレートでも9億円近くの資金調達に成功しました。
処理能力の共有プラットフォーム
ゴーレムネットワークではパソコンの処理能力を共有することで、安価なパソコンでもスーパーコンピュータ以上のスペックを出すことができます。
処理能力はGNTトークンで購入することが出来るので
- 安いパソコンだけど早い処理能力が欲しい
- 一時的に高性能のパソコンが欲しい
- パソコンが重いから少しだけ性能を上げたい
といったニーズを叶えることができます。
パソコンの処理能力はどれぐらいのものか、一般の人はとても分かりづらいものです。
実際に使ってみなければどれぐらいサクサク動くのかわからないため、買ってから公開するパターンも多々あります。
多少の不満があってもパソコンの買い換えは高くついてしまうので「ちょっとだけ性能を上げたい」という時にとても便利なサービスです。
パソコンを起動しておくことでネットワークに参加することが可能で、貢献度に応じてGNTトークンを報酬としてもらえます。
GNT(Golem)の基本情報
通貨名 | GNT |
---|---|
公開日 | 2016年11月11日 |
最大発行枚数 | 10億枚 |
公式サイト | https://golem.network |
ホワイトペーパー | こちら |
GNT(Golem)のチャート
Binance上場直後に高騰していますが、調整が入っています。
今後の値動きに期待が高まります。
GNT(Golem)の将来性・今後
技術的な課題が多い
GNT(Golem)はプロジェクトの規模と期待値が大きく、その実現可能性がどれぐらいあるのかが課題となっています。
既にパソコンの処理能力をシェアする技術はあるものの、ブロックチェーン技術と組み合わせたプラットフォームは今までありません。
この技術的な高いハードルを乗り越えるためには問題も多く、保険としてロードマップを長めに引いている様子も見られます。
しかし、実現すれば個人で高いスペックのパソコンを無理に買う必要がなくなり、必要な時に能力を買い足しするだけで済むようになります。
クラウド市場の規模がデカい
GNTの目指すコンピュータの処理能力を共有するプラットフォームは既にいくつかの企業が参入しており、パブリッククラウド市場と言われています。
2016年時点のパブリッククラウド市場は2040億ドル(約20兆4000億円)というかなりの市場規模になっています。
今後もネット文化の発展とともにさらなる急成長が期待できる分野で、GNTが開発に成功すればかなりの時価総額になることも期待できます。
Binanceに上場済み
GNT(Golem)は既に全世界取引高ナンバーワンの「Binance」に上場しています。
そのため、現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。
流動性も高くなっているため「買いやすい」という点において優れているといえます。
GNT(Golem)の取引所・買い方
※GNTは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
- Binance(バイナンス)
- Huobi
- Bittrex
- Upbit
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBinanceはおすすめです。
GNTを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでGNTを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
GNT(Golem)の口コミ・評判
Binance (バイナンス)の新銘柄は #Golem ( $GNT 、ゴーレム)。
開発に時間がかかりすぎて人気薄でしたが、バイナンス上場で挽回かな?
Golem はイスマートコントラクトを利用して作られた、P2P通信による分散型コンピューティングシステムやそのプラットフォーム上で利用できるトークンです。 https://t.co/8MWcGW0eb2— ダイアナ(Dianna・海外在住主婦・翻訳者・仮想通貨翻訳ブログ) (@DiannaCoin) April 27, 2018
$GNT
Golemプロジェクトは簡単に言うとコンピュータの潜在的な余剰計算能力をクラウドして売買するプラットフォームです。換言すれば、プラットフォーム上にはコンピュータパワーが集積されますので、実質的に分散型仮想スーパーコンピューターを利用する権利を売買することができるわけです。— 狐クン (@crypto_kitsune) April 27, 2018
ここ数日アルトチャートに張り付いてガン見してますが、 Buthumbに上場した $OMG や $KNC にせよ、Binanceに共感上場した $GNT にせよ、突然なんの前触れもなく噴きあげるのではなくて、上げるべくして上がったみたいな感じがします
— 狐クン (@crypto_kitsune) April 27, 2018
GNT(Golem)の公式ツイッター
Brass Beta 0.15.1 is here! Read the blogpost to find out what we have been working on since mainnet launch https://t.co/YEx8U2snpm
— golem (@golemproject) April 24, 2018
GNT(Golem)は買うべき?
GNTですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
GNTの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
既にバイナンスに上場している、市場分野が大きく期待の高いICOプロジェクトです。
技術的なハードルと、開発進捗の遅れなどが懸念点ですが、実現可能となれば一気に時価総額が大きく跳ねると思われるので気になる方は早めの購入をおすすめします。