仮想通貨市場の最新予測をすることができる「ウェブボット(WebBot)」について紹介します。
ウェブボット(WebBot)とは何なのか、2021年3月の最新版予測とビットコインの未来や将来価格についてまとめました。
ウェブボットとは?
ウェブボット(WebBot)とはマイクロソフトの元コンサルタントであるクリフハイ(Clif High)氏と協力者のジョージ・ユーロ(George Ure)氏が作成した、仮想通貨の未来を予測することができるBOTツールです。
元々は災害や事件の発生予測のために作られましたが、現在は仮想通貨市場の予測でも使われています。
その分析の方法は、仮想通貨に関する情報をSNSから抜き出し「感情データ」として分析することで将来の動向を予測するAIツールです。
感情からデータを読み解くというのは面白いですが、その実用性もしっかりと実証されており、2017年のビットコインの値動きもかなりの確率で的中させています。
レポートの題名である「ALTA」は「Asymmetric Language Trend Analysis」で、「非対称言語傾向分析」を意味しています。
こちらの公式サイトではその中身の仕組みを解説しているので興味のある方はぜひ覗いて見てはいかがでしょうか。
ウェブボットの最新レポートの購入
以前はその予測データをYoutubeでクリフハイ氏がアップしていたり、定期的に「ALTAレポート」として20~30ページの資料で99ドルで販売しています。
ウェブボットは有料レポートですが、とても役立つ情報が詰まっているので、ぜひ購入してみてください。
2021年3月のウェブボット予測
2019年中のウェブボットは以下のような予想を上げています。
※太字は特に期待されている内容。青字は的中させた内容です。
- ビットコインが2019年内に220万円到達
- ビットコインが10万ドル到達
- ライトコインの価格がビットコインの1/5に落ち着く
- 中国の規制が強まる
- 1月にNEOの価格が上昇する
- XRPは2018年に3ドルを目指すが価格操作に注意
- 夏頃に革命、世界中がBTCに注目
- DASHは政府が絡み急騰する。
- 仮想通貨人口が1%から13%に増加
- イーサリアムが大きく乱高下する
- 今年イーサリアムは上昇するが、今年半ばと秋頃にスマートコントラクトに深刻な問題が見つかる
- モネロが春以降に高騰する
- リップル・モネロは仮想通貨の全体的な上昇の波に乗って上昇する
1月は中国の規制などもあり厳しい状況が続きますが、年末に向けて再び最高値を目指しながら急上昇するそうです。
必ずしもすべて当たるという保証はなく、あくまでも中長期的な予想が中心になっています。
ですので、短期的な下落については全て自己責任で投資を行うようにしてください。
高騰すると書かれているDASH、XMR、XRP、ETHあたりは国内の取引所でも購入できますね!
高騰するまでにぜひ取引所に登録して手に入れておいてください。
ウェブボットの予測が当たる理由
ウェブボットは人の「感情」をベースに分析し、仮想通貨の予想データを出しています。
例えば、SNS上で何万人も「ビットコインは今が買い時!上がる!」と発言すれば、それに影響されてビットコインを買う人は増えます。
株やトレーダー界隈で有名なcis氏が「ビットコインを買った」とツイートしただけでも買いに走る日本人は増えました。
他にもあのアンチウイルスソフトの会社で有名なCEOマカフィー氏が毎週おすすめの仮想通貨を発表する「マカフィー砲」でも、一瞬で数十パーセントの値上げをする動きがありました。
つまり、SNSが仮想通貨に与える影響の流れは以下の通りです。
- 影響のある人がツイートする
- それを見た人が買う
- 値上げを見た人が原因を調べる
- さらに影響が加速する
その逆で「暴落した!ビットコインはもうお終いだ!」という意見が増えれば、それを見た人が売りに走るので、価格の下落が加速するというわけですね。
2017年初期ではまだウェブボットは注目を浴びていませんでしたが、ことごとく値動きの予想を的中させるので、現在はウェブボットの発言を見て動いている人もたくさんいます。
ある意味インフルエンサーと同じです。
しかし、コレを元に動いている人が大勢いるのならば、上がると予想している銘柄は買うしかありませんね。
ウェブボットが当たらない可能性は?
ウェブボットの予測は一部「当たらない」とも言われており、その予測的中率はおよそ50〜70%程度です。
未来を予測するというのはとても難しく、100%当てることはほぼ不可能です。
あくまでもSNS上にある発言や動向の集合知を分析して解析された情報なので世界情勢の変動や、金融業界の規制などが入ってしまえばそれが覆る可能性があります。
大口の機関投資家や、金融業界との大きな繋がりのある人物によって仮想通貨市場が予測も品方向に転がる可能性もあります。
ウェブボットは100%未来を予測するツールではなく、あくまでもAIを活用した予測ツールという認識でとどめておきましょう。