仮想通貨「OCN(Odyssey/オデッセイ)」に関する特徴や将来性、買うことの出来る取引所や買い方について紹介しています。
OCN(オデッセイ)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
OCN(オデッセイ)とは
OCN(オデッセイ)はブロックチェーン、スマートコントラクト、AI、ビッグデータを使用して次世代の分散型シェアリング経済とピアツーピアエコシステムを構築させる事を目指したICOプロジェクトです。
チーフアドバイザーにTRONのCEO「ジャスティンサン」氏が関わっているということもあり、ICOでは430億円の資金調達に成功しています。
OCNの特徴は以下の通りです。
- 独自のシェアリング経済を構築
- パートナーにAmazonがいる
- TRONのジャスティン氏が参加
少し難しいキーワードが並んでいますが、簡単に言うとシェアリングエコノミーで使われるトークンになります。
日本では馴染みがあまりありませんが、カーシェアリングや自転車のシェアリングサービスならイメージしやすいと思います。
海外では他にも部屋の貸出を行うAirBnBやルームシェアも有名ですね。要らなくなったものを販売するメルカリやヤフオクもシェアリングサービスの一つです。
しかし、シェアリングサービスには信頼性がとても重要になります。
例えばあなたが借りている部屋が雑に扱われたり、貸した車や自転車が帰って来ないのでは?と思うような怪しい人にはレンタルしてもらいたくないですよね。
ヤフオクなどでアカウントの評価数を気にするのも同じ心理です。
OCNはその評価が高い人に対してトークンを配布する仕組みを作る予定です。
OCNのシェアリングサービスを利用する人が自発的に「信頼度をあげよう」と思えるようにシステムを構築していきます。
ODYSSEYエコシステムでは以下のようなメリットがあります。
- 分散型および最小運用コスト
- オープンソースとスケーラブル
- 信頼できると匿名
- 自主的かつより良いコンプライアンス
- インセンティブ参加
- 収益化
OCN(オデッセイ)の基本情報
通貨名 | OCN |
---|---|
公開日 | 2018年1月 |
最大発行枚数 | 100億枚 |
公式サイト | http://www.ocoins.cc/ |
ホワイトペーパー | こちら |
OCN(オデッセイ)の将来性・今後
oBikeで使うことが出来る
oBikeはシンガポール発の自転車のシェアリングサービスです。
台湾やヨーロッパなど自転車文化が盛んな外国にどんどん進出しており、このサービスを利用する際にOCNを使用することが出来ます。
中国ではMobikeや台湾ではYouBikeなどの競合サービスがありますが、oBikeにはサイクルステーション(決まった場所)に戻す必要がないというメリットがあります。
ですので、適当に見つけた駐輪場に停めておいても専用のアプリでどこにあるか見つけることが可能なので、もしかすると自宅の近くで乗り捨てられた自転車を見つけることが出来るかも知れません。
しかし、一部の悪質な利用者はそのメリットを悪用して自転車を変なところに止める迷惑駐車をする事例もあります。
I don't understand either how people prefer subsidized (by their own money/taxes) bike sharing schemes rather than a market-driven scheme like @AustraliaObike , bragging for bike vandalism is not something civilized people would dohttps://t.co/HjQFTTIKpx
— Yi (@yishi888) February 13, 2018
創設者のYiさんもこの現状を嘆いており、OCNの信頼度を可視化するシステムと組み合わせることで将来的には利用者を制限することもできそうですね。
AWS(Amazon)とパートナーシップを結んでいる
OCNは先述したoBikeをはじめ、Amazon Web Services(AWS)やIBM、TRONとのパートナーシップを結んでいます。
最近、シンガポールのブロックチェーン基盤のODYSSEYはAWS Technologyと正式に提携したことを発表しました。東南アジアのAWSクラウドサービスにアクセスすることにより、ODYSSEYは新しい形の世界シェアリング経済を可能にします。
引用:http://www.ocoins.cc/news/19
Amazonは誰でも知っている世界最大手のECサービスですよね。ほとんどの方はこのパートナーのメンツだけでも購入を決める大きな理由になりそうです。
開発メンバーへの期待
OCNのチーフアドバイザーにはTRON(TRX)の創業者であるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏が関わっています。
OCNの認知はこの人の存在によって大きく広まったと言っても過言ではないでしょう。
Justin Sun(ジャスティン・サン)氏は広州共産主義青年団によって設立された青少年のインターネット開発協会の副社長を努めた凄腕のCEOです。
News and details are coming soon! https://t.co/8NQHmOStdq
— Justin Sun (@justinsuntron) January 12, 2018
また中国で人気の音楽サービス「Peiwo」の開発者でもあります。既にユーザー数も1000万人を突破しており、とどまるところを知りません。
アリババの創業者でもあるジャック・マーが設立した大学にも招待されており、年間40人しか受けられない講座コースにも合格しているという華々しい経歴を持っています。
以前は中国のリップル(XRP)ラボの最高責任者もしており、経験の豊富さだけでなくマーケティングの部分でもそのパワーを遺憾なく発揮しています。
ジャスティン・サンの経歴
- 2011年 北京大学 卒業
- 2013年 ペンシルベニア大学院 卒業
- 2013年ー2016年 Ripple Labの最高責任者
- 2013年ー現在 PEIWO CEO兼会長
- 2017年ー現在 TRON 創業者
2018年以降のロードマップ
- 2018年2~10月:ウォレット作成、ユニバーサルプロトコル
- 2018年10月~2019年10月:シェアリングエコノミープラットフォーム作成
- 2019年10月~2021年10月:エコサイクルシステムを活用したオデッセイプロトコル
OCN(オデッセイ)の取引所・買い方
※OCNは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
- OKEx
- Bithumb
- Huobi
- Gate.io
- Upbit
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているOKExはおすすめです。
OCNを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- OKExにビットコインを送金
- ビットコインでOCNを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
OCN(オデッセイ)の口コミ・評判
$OCN が上がらない。
XRPは北米証券扱い問題で発表あっても上がらないのわかるが、OCNはどんどんプロダクトとしての完成度上げてるのに価格が下がり続けるのが解せない。— たぶ (@zbey8IL2XfBq1ns) April 12, 2018
$TRX
他の海外勢と同意見で、私は銘柄として興味がないです。
が、儲けるためには買う価値ありと思っています。買う理由があるとすればそれだけです。
ちなみに$TRXが上がるなら $OCN もとてつもなく上がると思います。買う候補に入れてもいいかなと思います。
両銘柄とも興味はありません、、、笑 https://t.co/mgdOqysKFT— ʀʏᴜ [ᴄʀʏᴘᴛᴏ ɪɴᴠᴇsᴛᴏʀ] (@Ryugunsun) February 17, 2018
$OCN 頑張ッテル…10円カムバック…ピーピーピー
— スピンドル玲奈《漢》 (@SPINDLE_REKT) April 20, 2018
OCN(オデッセイ)の公式ツイッター
💥Livestream is LIVE NOW! We will have a #Luckydraw for everyone tuning in! The event will start shortly!
💎 1 Winner of 5000 $OCN and 1 winner of 5000 $DATx
📺Tune in herehttps://t.co/kIMw1QfJUY@block_asia @DATxOfficial https://t.co/f17y6LJ4j0
— Odyssey (OCN) Official Channel (@OdysseyOCN) 2018年6月15日
OCN(オデッセイ)は買うべき?
OCNですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
OCNの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
プロジェクトのスピードは決して早いとは言えませんが、名だたる大型企業との提携やAmazon,IBMとのパートナーシップを結んでいるポテンシャルの高さは今後の成長に期待ができそうです。
いかにシェアリング経済の実現をするかに注目していきたいですね。