スマートガンネットワークを普及するICO仮想通貨「Triggers(TRIG/トリガーズ)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
Triggers(TRIG)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
ICOってそもそも何?という人はこちらの記事を参考にしてください。
TRIGとは
TRIGとはブロックチェーン技術を使用したスマートガンネットワークの普及を目的とした仮想通貨です。
日本には馴染みが無いですが、アメリカなどの銃が規制されてない銃社会においては一般市民の乱射や犯罪、テロなどに武器として使用されるケースがあり、議論の対象になっています。
スマートガンネットワークを普及させることで管理性と安全性の向上を図ろうとしています。
スマートガンとは
スマートガンとは特定された人のみに発砲許可の認証を与える仕組みが搭載された銃のことです。
スマートガンが銃社会にもたらすメリットは以下のようなものが上げられます。
- 銃の誤作動防止
- 子供のイタズラによる誤発砲防止
- 銃の自殺防止
- 持ち主以外の発砲不可
現在もスマートガンは実用されているものの、その認証率は99%ほどで完璧とはいえません。
そのため警官への導入は進んでおらず、信頼性の高い整備されたスマートガンネットワークが求められています。
スマートガンネットワークの普及を目指している
Triggerはスマートガンとブロックチェーン技術を合わせた『Blocksafe』というスマートガンネットワークの構築を進めています。
ブロックチェーン技術を使用することで、世の中のスマートガンを全て登録することが可能になり、完全に管理された銃社会を作り出すことが出来ます。
実用化された場合、以下のような情報を記録することが出来るようになります。
- 発砲可能状態のオンオフ
- 発砲記録
- 銃の場所
これが可能になれば、警官が銃を奪われて犯人に撃たれるという事件も起こらず、誰が何の目的で発砲したかも記録されるようになります。
これらの情報は匿名性も保たれているので、不必要に第三者に開示されることはありません。
TRIGの基本情報
通貨名 | TRIG |
---|---|
公開日 | 2016年10月10日 |
最大発行枚数 | 100,000,000 TRIG |
市場供給枚数 | 32,105,578 TRIG |
ブロックシステム | Proof of Encryption |
公式サイト | blocksafefoundation.com |
ホワイトペーパー | こちら |
TRIGのチャート
マスターノードの配当に関する情報が公開され1月頭頃に日本円で1000円台を記録しました。
3月頃にマスターノードシステムのローンチが予定されていましたが、開発ペースの滞りなどにより徐々に価格が右肩下がりになっています。
TRIGの将来性・今後
プロジェクトの意義が分かりやすい
仮想通貨の価値を大きく左右するのはプロジェクトの明確さや実用性です。
銃社会ではスマートガン×ブロックチェーンというだけでこのプロジェクトの素晴らしさを理解することはそう難しくありません。
スマートガン自体は10年以上前に登場していますが、その安全性にはまだ課題となる部分が高く、GPSや無線による発砲場所の限定や、指紋や網膜によるロック解除など課題解決に向けて多額の予算を投じて開発が進められています。
投資家たちに「なぜこのプロジェクトをする必要があるか」という意義を伝えやすいという点においてTRIGは優位性を持っています。
プロジェクトが分かりやすい仮想通貨としては大麻×ブロックチェーン技術のHemp coin(THC)もおすすめです。
バイナンスに上場している
TRIGは2017年12月29日に全世界最高取引高を誇る「Binance」に上場しています。
そのため、世界からの認知度がとても高く、最初にバイナンスに上場を果たしたという点で今後他の海外取引所への上場へのハードルが低くなっているという点が魅力です。
流動性も高く、取引したい数量をすぐに売買することが出来ます。
マスターノードによるAMMO配当
バイナンス上場直後、時価総額を大きく上げた材料の一つに「マスターノードに対してインカムゲイン(配当)を与える」というニュースでした。
マスターノードとはブロックチェーンネットワークを支える大きな柱という意味です。
マスターノードは”1500TRIGにつき1つ”立てることが出来るという予定だそうです。ですので、投資家たちは1500TRIG単位での購入を勧めています。
メインをAMMOに持ってきそう^_^ pic.twitter.com/WlVkK5Yjqb
— ほんまですか (@honmadesuka2017) January 21, 2018
配当率はなんと25%を予定しており、10万円分のTRIGを保有していれば、2.5万円分の配当を受け取ることが出来ます。
配当はTRIGではなく、新規に発行する「AMMO」と呼ばれる新たな通貨を配布する形になります。ですので、1500TRIGを持っている場合、375AMMOが毎月貰えるということです。
また、サイドチューンにハッシュパワーを提供(ネットワークのヘルプ)をすることでさらにサブトークンもボーナス配布されるそうです。
AMMO自体の価値がどうなるかわかりませんが、この関係性は「NEO」と「GAS」の通貨と近いので、TRIGの約35~50%程度の単価になると考えておいていいでしょう。
しかし、運営メンバーはTRIGより価格が高くなることを予測しているそうです。
$TRIG ④
RyaiBさんが、③の続きでAMMOがTRIGより価格が高くなることを予想しています。
この人すごいです。
TRIGEXCHANGEにできるパートナー(他の国や政府)はサブトークンを持つもので、そこでしかトレードできないようです。
結構しばってありますねー^^
でも、国や政府相手なんですね! pic.twitter.com/h0JLIz1wYp— きゅう (@kyu1326) January 21, 2018
2018年3月にリリースを予定しているウォレットにTRIGを入れているホルダーが対象になるそうです。
2018年に政府公認となった
Another amazing milestone for Blocksafe.
Blocksafe has been approved to apply for all Government Contracts for 2018.$trig $trigx #Blocksafe #Government #Contracts pic.twitter.com/YjaptoKINM
— Blocksafe Alliance (TRIG) (@blocksafe) January 30, 2018
Blocksafe(TRIG)のプロジェクトは2018年に政府公認のプロジェクトとなりました。
銃に関するプロジェクトを進める以上、これはかなりの追い風となるでしょう。
仮想通貨少女の仲間入りをした
https://twitter.com/himekawa_yuna/status/974587555990552576
仮想通貨をイメージしたアイドルグループ「仮想通貨少女」ではそれぞれ担当通貨と言われる女の子が存在します。
国産通貨のモナコインを除いて、そのほとんどが時価総額TOP10で占められていましたが2018年3月に姫川ゆな氏がTRIGの代表となりました。
【仮想通貨少女時価総額】
BTC 1位
BCH 4位
ETH 2位
XRP 3位
XEM 12位
MONA 56位
NEO 7位
ADA 6位— ミンチ@仮想通貨 (@hHA3D6lgiV3soi7) March 15, 2018
嬉しいニュースですが、当時のTRIGは時価総額250位ほど…ホルダーたちもこのサプライズには驚きを隠せませんでした。
2018年以降のロードマップ
2018年はテストネットの設計や、先述したサブトークンの交換所およびマスターノードを立てるための内部向けサービスを3月頃ローンチする予定です。
1月にはBittrexの上場廃止や開発の停滞などが見られ、価格に影響していますがLSKやXVGと同じようにサービスがリリースされれば価格も上昇するでしょう。
安全性の確保が第一なので配当だけでなくプロダクトのコア部分の開発にも期待したいですね。
TRIGの取引所・買い方
※TRIGは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
TRIGを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでTRIGを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のビットポイント(BITPOINT)がおすすめです。
TRIGの口コミ・評判
さて、マスターノードについてかなり拡散されてきたからもう気づいてるだろうか。
AMMOの期待値の高さに。
仕組みを考えれば考える程
25%の価値どころじゃないと思う。そのAMMOを生み出す大元がTRIGのマスターノード。
サブトークンからの移行分を考えるとまさに早い者勝ちになるだろう— KH柏市長 (@KH_kun0319) January 21, 2018
$TRIG 材料は依然素晴らしいものだが、これからはXPやPACのように運営と開発の距離が近い、いわばAKBのように客が運営の一部になるってことが伸びる要素の一つになってくる。絶望的に下手なTRIGはここの距離を縮めることが鍵です。ほんとに。 https://t.co/iALUvoP4lt
— Zaftman 教祖 (@zaftman) January 21, 2018
【 $TRIG について整理】
・1500TRIG毎にマスターノード(MN)を1本立てられて、毎月375AMMOがもらえる
・MNのハッシュパワーに応じて、AMMO/サブトークンがもらえる
・サブトークンはサイドチェーン上で利用される
・AMMOはTRIG/サブトークンで売買可
・サブトークンはAMMO/TRIGで売買可— ワイルド@仮想通貨 (@wild_bitcoin) January 21, 2018
https://twitter.com/kusaotoko666/status/955090440587329536
TRIGの公式ツイッター
We are honored to be part of this conference (Blockchain and Automated IT for Government Summit).
We are bringing Crypto Currency (TrigX) to government starting with the Dept. of Treasury and the Dept. of Commerce.https://t.co/UscW4gEknO #Blockchain #IOT #DoD pic.twitter.com/PE9wPbdvB8
— Blocksafe Alliance (TRIG) (@blocksafe) December 1, 2017
TRIGは買うべき?
スマートガンネットワークの普及を目指すTRIGですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
TRIGの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
プロダクトの将来性は間違いなく高く、市場規模も申し分ないです。AMMOなど配当もしっかりとしているためホルダーたちの期待感は熱いです。
まだプロダクトへの期待感に比べて時価総額は低く、実際のネットワークの開発と拡大が進むに連れて堅実に価格を上げていくでしょう。
配当のタイミングでの価格の上下はあるかもしれませんが、そこはコミュニティの力でカバーしていきたいですね。