エネルギーを売買するプロジェクト「WPR(WePower/ウィーパワー)」に関する特徴や将来性、買うことの出来る取引所や買い方、対応ウォレットと保管方法について紹介しています。
WPR(WePower)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
WPR(WePower)とは
WPR(WePower)はエストニア発の電気、ガス、石油などのエネルギーをトークンで売買可能にするためのICOプロジェクトです。
WPRの特徴は以下の通りです。
- エストニア政府公認のプロジェクト
- エネルギーを売買できるようになる
- 強力なコネクションがある
エネルギーを売買するためにブロックチェーンやトークンを利用する仕組みは他のプロジェクトでもいくつかありますが、WePowerではそれを実現するためのカギを握っています。
WePowerは「Elering」というエストニアのなかでも配電分野においてかなり大規模なインフラを管理している企業とパートナーシップ契約を結んでいます。
そのため、まずは電力に関する仕組みをエネルギートークン化し、国内やスペイン、ドイツでの展開を予定しています。
バイナンス投票での不正疑惑
#Binance の投票結果に対する公式の発言ですが、マルチアカウントを取得しての抜け穴投票行為があり、それらを特定して事後的に排除したとのことです。恐らくですが、 $WPR と $ELA が上記の行為から得票を修正され落選、 $ZIL がWinしたということですね。 pic.twitter.com/HQ6OMQxaM2
— 革靴taka@仮想通貨 (@takrypt) March 5, 2018
WPRはバイナンスで定期的に開催されているBNBによる第6回の上場投票で選出されました。
一時は上位にランクインし、上場が確定かと思われましたが、運営の調査により一部投票が複数アカウントによる不正投票があることが発覚しました。
これにより、不正投票分を抜いた票数の勝負でZILが1位になりました。
WPRのバイナンス上場は遠のくと思われましたが、無事2018年3月29日に上場する運びとなりました。
WPR(WePower)の基本情報
通貨名 | WPR |
---|---|
公開日 | 2018年2月8日 |
最大発行枚数 | 745,248,183WPR |
公式サイト | https://wepower.network/ |
ホワイトペーパー | こちら |
WPR(WePower)のチャート
Binance上場直後に高騰していますが、調整が入っています。
今後の値動きに期待が高まります。
WPR(WePower)の将来性・今後
政府公認のプロジェクト
WPR(WePower)は公式HPを見ても分かる通り、エストニア政府公認のプロジェクトであるという所が大きな特徴です。
エストニアは国民が134万人の小さな国で、税金の仕組みもシンプルなため税理士もいません。
政府はマイナンバー制度の導入やブロックチェーン技術の活用で、行政の効率化をどんどん進めており、WePowerも国家を上げてサポートすることが期待出来ます。
地球上の人口増加により、石油やガスなどの資源は年々減少していると言われており、ヨーロッパ諸国などではどれだけ限られた資源を有効に活用するかがたびたび議論されています。
そのため、いかにクリーンエネルギーを活用出来るかが今後の課題になっています。
エネルギー資源が世界をまたがって簡単に売買出来るようになれば、トークンはインフラの1つとして大きく貢献するでしょう。
WePowerで発行されるエネルギートークンは、そんなエネルギー問題を解決する糸口になっていると言えるでしょう。
エネルギー市場の規模がデカい
機械や車などを動かすためのエネルギーは様々なものがあります。
電気、ガス、水道、石炭、原子力など…それらの市場はすべて合わせると年間1.24兆ドルと言われています。
日本円にすると約150兆円!とてつもないお金が動いているため、ビジネスとしての魅力も高い事がわかります。
その1%でもトークンが利用されれば、1兆円以上の市場価値を生み出すことが出来るようになります。
Binanceに上場済み
WPR(WePower)は既に全世界取引高ナンバーワンの「Binance」に上場しています。
そのため、現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。
流動性も高くなっているため「買いやすい」という点において優れているといえます。
WPR(WePower)の取引所・買い方
※WPRは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBinanceはおすすめです。
WPRを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでWPRを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
WPR(WePower)の口コミ・評判
バイナンス投票の時の $WPR がしっかり配布されてるから運営信頼できそう。
— ビニール (@vvinyll) March 25, 2018
バイナンス上場期待上げでWPR入ったけど無事上げてうれしいですね。もともとドロップでも評価高かったしポテンシャルあったやね。個人キャップ0.3ETHとかだったからスルーしてたけど
— NGK育ち (@NgkSodati) February 21, 2018
WePowerの共同創業者のArturasがTHE INNOVATION PARTNERSHIP PROGRAM (IPP)というサンフランシスコで開かれていたカンファレンスに参加して、WePowerを紹介したようです! @WePowerN かなり順調だからもっと注目集めても良いと思うんだけどなー $WPR pic.twitter.com/YwwUR2vWSq
— zaq@Crypto Interpreter@しまりすアンチ垢 (@klortu868o) March 26, 2018
WPR(WePower)の公式ツイッター
Today our CEO @Nikver introduced guests of @CreditSuisse Asian #Investment Conference (#AIC) to the #Blockchain #technology, it's implications and #disruptive power. AIC is regarded as the most exclusive #business gathering in the Asia-Pacific region. pic.twitter.com/uUtznBcWIl
— WePower (@WePowerN) March 22, 2018
WPR(WePower)のウォレット・保管方法
WPR(WePower)は下記の既存のウォレットを使用して保管しておくことをおすすめします。
(取引所に預けたままにしておくとハッキングによって失う可能性があります)
TREZOR(トレザー)
「TREZOR(トレザー)」は仮想通貨のハードウォレットの一つです。タッチパネルに対応しており、日本語マニュアルなども充実しており初心者におすすめです。
PCを持っていなくても仮想通貨を持ち歩くことが可能になっており、国内の主要通貨を始め、500種類以上の幅広い通貨に対応しています。
My Ether Wallet
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とはイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)を含む、ICOなどで発行されているERC系トークンを保管出来る無料のデスクトップウォレットになります。
秘密鍵を自身で管理する必要があるので、パソコンなどがハッキングされない限りは安全に管理する事が出来ます。
WPR(WePower)は買うべき?
WPRですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
WPRの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
既にバイナンスに上場しており、政府公認のプロジェクトとして期待の高いICOプロジェクトです。
ポテンシャルの高さは間違いないですが、エネルギー関連の仮想通貨は競合となるプロジェクトが多く、国をまたがってどのように展開されていくのかという課題をしっかり解決できるかが肝になりそうです。