草コイン銘柄の仮想通貨「XP(Experience Point/エックスピー)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
XP(Experience Point)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
2018年5月に派生したXPCについてはこちらを参考にして下さい。
目次でサッと確認
XP(Experience Point)とは
XP(Experience Point)は2016年8月に誕生したプラットフォームに依存しないインセンティブ(報酬)を仮想通貨という形式で与えることの出来る仮想通貨です。
初代の開発者は途中で開発を辞退していましたが、その約1年後の2017年6月より2代目の開発チームが引き継ぎ、リブートを果たしました。
PACなどと同じくPoSのブロックアルゴリズムを採用しており、ウォレットに預けておくだけで年利5%ほどで増えていく仕組みになっています。
1枚あたりの単価が1円以下と安く、100倍近い高騰を記録したことから草コインの代名詞的な存在とも言われています。
XPの特徴は以下の通りです。
- 単価の安い草コインの元祖
- コミュニティ人気が日本最大
- PoS通貨で年利5%で増えていく
ゲーム、教育、スポート、コミュニティなど幅広い場面での使用を想定しており、Experience Point(経験値)という名前にふさわしく、ゲームで敵を倒して経験値を集めるような感覚で個人が成長する手助けをします。
人生において何かを達成した、賞を取った、学業で功績を残したなどを讃えた報酬になることを目指しています。
身近なものでは好きなクリエイターでの投げ銭や、スポーツや学業などで努力をしている人物を応援する目的で援助することも可能です。
現在はゲームというくくりからまずeスポーツ業界のメインスポンサーを務めるなど、プロへの資金援助的なポジションを確立しています。
単価の低い草コインとして注目を浴び、数ヶ月で50〜100倍近く高騰し日本最大のコミュニティを生み出した異質な特徴も持っています(後述)
公式キャラクター「XPちゃん」
XPには公式キャラクター「XPちゃん」が存在します。
基本的にXPの擬人化
XPは英国発なので、英国のハイスクールガールと日本の女子高生の要素を混ぜた
翼はトランザクションの承認速度が早い点をイメージ。ビュンビュン飛び回って色んな人にXPを届けられるように
XPを擬人化した女の子で、立案者は「Okomenty」氏。利用規約やコンセプトについては「XPちゃんver1.0 仕様書」に掲載されています。
また、有志の方が作成した「XPちゃん公式サイト」というのも存在します。
公式キャラクターが作られるというところまではよくあることですが、独自のファンサイトまで抱えているのはとても凄いですね。
2018年4月にはXPちゃんがVer2.0にバージョンアップしてイラストがリニューアルされました。
公式サイトではキャラクターの素材や設定画、ロゴなどが配布されており、ファンの愛を感じますね。
ファンアートに投げ銭出来るイラストサイト
XPコインを使ってクリエイターに対して投げ銭が出来る「XPちゃんねる」イラスト投稿コミュニティサイトもあります。
クリエイターにとってとても嬉しいサービズですが、それを実現するXPホルダーの方もすごい…。
ペーパーウォレットのデザインコンペがハイレベル
2018年1月にはXPちゃんを使用したペーパーウォレットのデザインコンペが開催されました。
これは本家チームからのしっかりと得られた公式のイベントになっており、募集期間20日で応募作品は90作品以上!優勝者には250万XPが配布されました。
【XPちゃんペーパーウォレットコンペ/ノミネート全作品公開】
1月に行われましたペーパーウォレットコンペに参加頂いた全作品をweb上で公開いたしました。
XPちゃんファンの皆様、是非ご覧ください。https://t.co/u2s0Xk16Wc#XP $XP #XPちゃん pic.twitter.com/YJXIySaOhK— XPC_JAPAN (@xp_japan) February 23, 2018
こちらが優勝者のイラストですが…めちゃくちゃハイレベルですね。
普通にプロのイラストレーターやデザイン関係のお仕事をしている方々も参戦しており、その他の通貨コンペイベントよりも格の違いを感じます。
うまい棒イラストコンペも開催された
日本人には馴染みの深い駄菓子「うまい棒」とのコラボも正式に開催されており、120万XPの賞金でイラストコンペが開催されました。
計65作品の応募があり、1位の方のイラストはこちら。
こちらもかなりのハイクオリティで、他の作品も上手い方ばかり…。ディスコード内はかなりの盛り上がりを見せていました。
XP応援ソングや動画なども作られている
XPちゃんはイラストだけでなく作曲もできる方からも応援されています。
応援ソングも作られており、既にJOYSOUNDにも進出しているというのだから驚きです。
✨✨@yotaarai85 × まいるー村コラボ記念✨✨
総額20万XPを先着100名の方にプレゼントします!こちらの動画をご覧になって、感想を「★リプライ★」してくださった方
先着100名様に、2000XPをチップで差し上げます✨@yotaarai85 さんの素敵なBGMを是非ご堪能ください!! pic.twitter.com/8xS1psL7mk— ま村族・まいるー (@33fXiX6m49TxVDw) February 18, 2018
他にも実際にXPちゃんを動画でヌルヌル動かしているクリエイターさんもいました。
後述しますが、コミュニティの力の凄さを思い知りましたね。
Twitterでチップ機能がある
XPにはモナコインのチップ機能と同じように、Twitterでの投げ銭用の機能が備わっています。
XPちゃんTipBotのチップの仕組みについてまとめてみました✨ pic.twitter.com/CGgaqbXP23
— medetai (@medetai_xp) February 8, 2018
XPちゃんTipBotの使い方はコチラ!https://t.co/vjgaUmaBy2
XPちゃんTipBotでは運営費・サーバー費用に充てるため寄付を募っております。
学生(@BitCoinTarou )が一人で開発・運営しているサービスですので、資金面での援助をしていただける方は
「donate」コマンドを使用していただけると幸いです! https://t.co/b4n1n6mhWF— XPちゃんTipBot (@tip_XPchan) January 29, 2018
使い方は同じように、「@tip_XPchan tip @宛先ID 数量」でチップすることが出来ます。
TipBotも活発に活用されている様子が伺えるので、コミュニティの強さを感じますね。
XP(Experience Point)の基本情報
通貨名 | XP |
---|---|
公開日 | 2016年6月 |
最大発行枚数 | 2500億枚 |
ブロックシステム | PoS |
公式サイト | http://www.xpcoin.io/ |
日本公式ブログ | https://xpjp.github.io/ |
ホワイトペーパー | こちら |
ディスコード公式 | こちら |
XP(Experience Point)のチャート
公開当初は0.01円以下という格安の値段で取引されていました。
発行枚数が多いものの、ディスコードやコミュニティ人気の過熱により、2017年には0.6円まで100倍近い高騰をしていることがわかります。
単価が安いので草コインブームに従って高騰する性質を持っています。
XP(Experience Point)の将来性・今後
eスポーツ分野でゲーム業界への参戦
【XPがインドで開催されるe-sportsトーナメントのメインスポンサーとなりました】$XP #XP #esports pic.twitter.com/EYB7HQBnpE
— XPC_JAPAN (@xp_japan) February 23, 2018
XPでは正式名称である「Experience(経験値)」で表わされているようにゲーム業界への参入を中心に、生活出の幅広い経験値をXPの報酬に置き換えることを目指しています。
2018年2月にはインドで開催されるeスポーツ(プロゲーマーの大会)でメインスポンサーを努めており、しっかりと目標に向かって活躍の場面を増やしています。
インドの仮想通貨取引所「BITINDIA」の上場もしており、各国での幅広い展開が期待できます。
(2018年4月)
「BITINDIA」への上場は取り下げられました。
理由が画像の通り、上場の約束後後出しで金銭を要求するいわゆる”タカリ行為”を行う悪質な取引所であることが判明したためです。
そのため、XPホルダーの資産保護の観点から上場を見送ることになりました。
ホルダーの期待に応えられる開発ができるか
この数分で15万円くらいのXPが撒かれている気がする……。いや、もっとかな?すごい再分配モデル。ボランタリーにお金をばら撒いているんですよ、これ。ぼくも5,000円分くらい撒いてます。 https://t.co/igOJHJ4GZe
— イケハヤ (@IHayato) January 9, 2018
XPは2017年の間に100倍近いの値上がりを見せており、単価の安い草コインとして瞬く間に注目を浴びました。
それまでは注目も浴びていない状況だったため一部ではpump(仕手)による釣り上げ行為ではないか?という疑惑もありました。
しかし、ホワイトペーパーの公開、ロードマップの公開、リブランドとフォークなど様々なイベントを予定しており、しっかりと開発予定と普及のためのビジョンを立てています。
実際にホルダーの期待に応えられる予定通りにプロジェクトが進めば時価総額に反映されていくでしょう。
仮にpumpだとしてもXP側に非があるわけではないので、ホワイトペーパーやロードマップ確認後に通貨の内容に興味がある方は買ってみるのがいいと思います。
PoSマイニングで持っているだけで増える
XPはブロックシステムにPoSと呼ばれるマイニングの仕組みを採用しています。
これはウォレットに保有している枚数が多ければ多いほど、XPの報酬が受け取れる仕組みになっているため、大量にXPを保有している人は一ヶ月あたり5%前後の報酬を得ることが出来ます。(所有金額により変動)
XPのPoSマイニング、1000万枚あったほうがいいと言われていること。
例えば、700枚・1500枚で報酬可能性が2倍違う。
・1500万枚:2日目で57%
・700万枚:4日目で55%$XP #xp #pos #posマイニング #マイニング #xpウォレット pic.twitter.com/03WkVQdHep— 武藤 裕也@フォトグラファー (@sunnyday_photo) January 7, 2018
噂では1000万XP以上を保有しているのが一番効率がいいそうです。
100万XPをウォレットに預けているだけで5万XPももらえるのは美味しすぎますね…w
放置しているだけでも枚数が増えるので稼げる可能性は高いと思います。
$XP ホルダー、おめでとう。今日も最高値更新。0.5円超え。+5000万円のキャピタルゲインと+150万円/月のインカムゲイン。XPコミュニティが続く限り、金に困ることは無さそう。わらう。 pic.twitter.com/kUqITabcHX
— AKAGAMI 卍 (@akagami_v2) January 5, 2018
しかし、現状ではあまりにも稼げすぎるという部分を運営も問題視しており、利率の見直しとマスターノードに必要な5000万XP以上所有している人のみなどルールを変更予定です。
日本最大の仮想通貨コミュニティを持っている
XPは日本最大のコミュニティを持っており、ディスコードの人の多さが魅力の一つでもあります。
2018年1月には日本公式チャンネルの参加人数が1万人を突破し、3月には2万人を突破。
常時オンラインも1万人近い数値を叩き出しています。
他の仮想通貨コミュニティでは1000人を超えるものも少ないため、XPのコミュニティの強さは圧倒的と言えるでしょう。
今回はXP史に残っている出来事をざっと紹介していきます。
rain(ばら撒き)機能により参加者が増加
XPのディスコードではrainコマンドという「オンライン参加者にXPをバラ撒く」機能が備わっています。
2017年10月頃からXPの時価総額が上がるにつれて「認知度を増やそう」という目的で有志の方々がTwitterでディスコード参加を呼びかけ、自身の保有しているXPを配布しました。
これにより、2018年11月時点では既に5000人の参加者を突破していました。
さっきdiscordで伝説が生まれてた
合計で200万くらいrainされてたんじゃないかな
BitIndiaの投票についてちょっと不和な感じになりかけてたけど、
一気に雰囲気が変わった
すごすぎわよ#xp#マスターノード pic.twitter.com/RpAZeSgRwy— 猛男 (@yamato_sukida) February 12, 2018
rain文化はXPコミュニティで定着しており、お祭りのように不定期でばら撒きが行われています。
当初はオンラインにしているだけでも数千〜数万程度のXPが無料で手に入っていました。
ディスコードにホリエモン出現
2018年1月10日には突然ホリエモンがディスコードのコミュニティに出現し、騒然としました。
XPコミュニティー、Disdordにホリエモン(@takapon_jp )が来たよ!#xp $sp pic.twitter.com/nZ3rqEDrou
— 武藤 裕也@フォトグラファー (@sunnyday_photo) January 10, 2018
自撮りの写真も上げていたので確定でしょう。
XPはTwitterでのチップ機能もあったので、有志の方々がホリエモンなど有名人に対して投げ銭をしていた行為が実を結んだ瞬間でもありますね。
既に日本語版ディスコードは数万人規模まで膨らんでおり、開発やプロダクトのリリースの進捗があるたびにTwitterで情報が流れてきます。
コミュニティが強いことで情報の流動性も高く、XPの価格にすぐ影響をもたらします。
Binance上場投票で2位を獲得
Binance上場投票終了!
6936票で2位。
皆様のご支援に感謝いたします。なお、この結果による上場の可否のお問合せにはお答えできません。
Binanceの公式アナウンスをお待ちください。$XP #XP #Binance pic.twitter.com/gRuUNpQyrB— XPC_JAPAN (@xp_japan) January 5, 2018
2018年1月に行われたBinanceの上場を決める投票では、BNBを購入して投票するという手間が必要でありながらも、7000票近い数の投票が集まりました。
結果的にXRBに負けて2位となってしまいましたが、コミュニティの力を見せつける事ができました。
XPで買い物が出来るマーケットがある
XPには「XP MARKET」というXPを実際のお金として使って買い物ができるショッピングサイトがあります。
現在は試験的な展開のため、商品などは不定期に追加されています。
利用用途がないにもかかわらず投機的に価格がつり上がっている仮想通貨も多い中で、このように実際に使える場所があるというのは大きな強みですね。
決済できる店舗が増えている
https://twitter.com/hirakennn_emp/status/967323629171044352
XPではコミュニティパワーを生かして、実店舗で決済できる店舗を少しずつ拡大しています。
海外発の通貨ですが、日本でも着実に普及しており、導入店舗もXP決済時は割引を行うなど店舗ぐるみのPRを行っていることがわかります。
2018年のロードマップ
2018年のロードマップが公開されています。
- 初期提案書(グリーンペーパー)の作成
- グローバルコミュニティ設立キットの作成
- XPサポートヘルプデスクの公開
- XPを利用したゲームの作成
- XPマーケットのサービス公開と拡大
- XPインディーズ開発ポータルの作成
- XPエコシステムの設計
- XPホワイトペーパーの改定
2017年までの活動は以下のとおりです。
- PoSシステムの設計
- ウェブウォレットの開発
- ウェブマイナーの設計
- ハードフォークの完了
- 新ウェブサイトの開設
サービスの開発や実際の認知拡大に向けたマーケティング活動も多く含められてますね。
2017年では価格の高騰に伴い運営も積極的なユーザーとのコミュニケーションを図っていました。
今後のプロモーションにもお互いに連携を取りながら展開を進めていく姿勢が伺えます。
草コインの中では取引高が高い
XP(Experience Point)は高騰する草コインの特徴の「取引高(出来高)が高い」という条件が揃っています。
取引される=注目を集めているということになり、一度好材料が出れば数倍に高騰する可能性があります。
すぐに売買できるというのも魅力の一つですね。
Coin Market Capにもしっかりと名前の記載があるため必要最低限の材料は揃っているといえます。
XP(Experience Point)の取引所・買い方
※XPは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているCoinExchange(コインエクスチェンジ)はおすすめです。
XPを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- CoinExchangeにビットコインを送金
- ビットコインでXPを購入
CoinExchangeでの詳しい買い方はこちらの記事を参考にしてください。
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のビットポイント(BITPOINT)がおすすめです。
XP(Experience Point)の口コミ・評判
https://twitter.com/fabulous_shimai/status/973005843820986368
Esportsを下に見る人間が今は多いかもしれないけど、
時代が移り変わっていくにつれて、
日本でも海外と同じように盛り上がりを見せ、
テレビでも、試合が放送されるくらいになると面白いですね。
期待してます。 もちろん、Esportsを支援するXPも。
— なすてる@CryptoTrader (@NasteL_cs) March 8, 2018
XPに関してはPoSで淡々と枚数増やしてます。そろそろ新ホワイトペーパー出る頃ですかね?時価総額ランキングでも100位前後だし、もはや草コインとはいえない規模。ひきつづきポートフォリオに残しつつ、動向をウォッチしていきます。インディーズゲームが出てくるのが楽しみですな〜。
— イケハヤ (@IHayato) March 8, 2018
XP(Experience Point)の公式ツイッター
Join $XP #Cryptocurrency #Discord #chatroom ℹ️https://t.co/oSZjCVaqRZ & get #updated #news about #future #gaming & #education #fintech 💰 pic.twitter.com/cfQ8ju1ltG
— eXperience Points (@TheBigXP) August 9, 2017
XP(Experience Point)は買うべき?
XPですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
XPの評価
プロダクトの将来性 | |
---|---|
時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
日本最大のコミュニティパワーを生かしてファンアートの作成や、利用可能店舗の拡大などホルダーを中心とした広がりに期待できる通貨です。
草コインの代名詞と言われているものの、既に幅広く認知されておりプロダクト次第では大きく化ける可能性もある通貨と言えるでしょう。
今後はeスポーツや生活のあらゆる場面でXPを見かける時代が来るのではないかと期待できます。
効率的にPoSマイニングしたい方はこちらのサービスがおすすめです。