ゲーム内で使える仮想通貨「BCY(Bitcrystals/ビットクリスタル)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
BCY(ビットクリスタル)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
BCY(ビットクリスタル)とは
BCYの特徴
- ゲーム会社が発行している仮想通貨
- ゲーム内通貨として使われる
- アイテムを現金に換金出来る
BCY(ビットクリスタル)はスイスのゲーム会社EverdreamSoft (EDS)社が発行しているXCP(カウンターパーティ)を使って発行された独自トークンです。
2015年2月から発行されており、実際にEDS社が運営している以下のサービスでゲーム内通貨として利用することが出来ます。
SoGはBCYが初めて使われたトレーディングカードゲームです。一部のイベントがビットコインや仮想通貨のニュースと連動しているのも独特の魅力です。
遊戯王やシャドウバースなどをプレイした人はわかると思いますが、基本的にカードゲームはレアリティの高いカードでデッキを構成することが強くなる近道です。
カードを揃えるにはパックを購入したり課金する必要があり、SoGも同じ仕組みを採用しています。
Moongaも同じオンラインカードゲームでアプリで遊ぶことが可能になっています。
基本的にBCYの価格はこの2タイトルの人気や課金者の多さによって支えられていると言っていいでしょう。
ゲーム内ではGoogle PlayやAppStoreを通して現金で購入する方法と、BCYを消費して購入する2種類の課金方法があります。
BCYの特徴として、現金で購入された分はバーン(使えなく)する仕組みを採用しており、ゲーム内で課金されるほど1つあたりの希少性が上がるという設計になっています。
ゲーム内通貨が実際の仮想通貨に置き換わることで、データ価値の保存をBCYに置き換えることが可能になります。
これにより、ゲーム内で苦労して手に入れたアイテムをお金として換金が出来ます。
バグでのデータ紛失などもブロックチェーン上に記載された取引履歴を見ることで、資産の所在を明確にすることで復旧可能になっています。
仮想通貨でアイテムやガチャを購入出来るため、1万円分のBCYを購入して、3000円で欲しいものが手に入ったから7000円分を現金に戻すということも可能です。
これが実際に他サービスで使える通貨として展開されれば「Aのゲームアイテムを全部換金してBのゲームを始めるお金にあてよう」といった使い方もできるためゲーマーにとっては夢のような通貨なわけですね。
総発行量は1億枚でトークンセール期間中に2015年に15,000/BTCの割合で交換が行われていました。
BCY(ビットクリスタル)の基本情報
通貨名 | BCY |
---|---|
公開日 | 2015年2月6日 |
最大発行枚数 | 1億枚 |
ブロックシステム | PoS |
公式サイト | https://bitcrystals.com/ |
ホワイトペーパー | こちら |
テレグラム | こちら |
こちら |
BCYのチャート
ゲーム内で使える通貨として理解されやすい仮想通貨なので、新規参入者が増加した2017年6月、11月のタイミングで高騰しています。
2018年には最高240円まで高騰しており、2017年初頭から6倍近く価格が上昇しています。
BCY(ビットクリスタル)の将来性・今後
ゲームの人気に大きく左右される
BCY(ビットクリスタル)はゲーム内で使われる通貨という性質上、ゲームの人気に価格が大きく左右されます。
サービスが順調に拡大すれば、価格も右肩上がりしますが時間はかかると思われます。
大きく価格を上げるためには別ゲームとの提携など、利用場面の拡大を進めていくことが実需につながります。
日本のゲームが採用するか
現在BCYは日本の取引所「Zaif」で購入することが出来ます。
そのため、日本人が購入しやすい環境が整っているといえます。
しかし、BCYを実際に使うためのゲームは外国製ゲームということもあり、日本人がはじめるにはハードルが高いのがデメリットになっています。
日本では「廃課金」という言葉があるようにアプリゲームに課金している上位数%の人間は毎月10万~100万円課金すると言われています。
しかし、今までのゲームでアイテムがお金として直接公に売買できるシステムはなかったため、画期的なシステムとして爆発的な人気を生む可能性があります。
BCYをシャドウバースなど日本の人気ゲームタイトルが導入すれば価格はかなり高騰するでしょう。
ビットコインの送金づまりが影響する
BCY(ビットクリスタル)はXCP(カウンターパーティ)上のブロックチェーンで動作しています。
XCPはビットコイン上に展開されている仮想通貨なので、必然的にBCYもビットコインの影響を受けます。
ビットコインは2018年現在、送金が集中すると送金づまりが起きてしまうトランザクション問題を抱えています。
そのため、送金遅延が発生してしまった場合、XCP側にも悪影響を与えるため現在ベースの仮想通貨をLTC(ライトコイン)への乗り換えなどを検討しているようです。
BCY(ビットクリスタル)の取引所・買い方
日本の取引所で購入する手順
BCY(ビットクリスタル)は日本円で購入する場合Zaifでのみ買うことが出来ます。
BCYを買うまでの手順は以下のとおりです。
- Zaifに日本円を入金
- 取引所でBCYを購入
Zaifの無料登録はこちら(公式サイト)
現在新規登録停止中
海外の取引所で購入する場合
BCY(ビットクリスタル)は以下の海外取引所でもビットコインなどで購入することができます。
- Bittrex
- Tux Exchange
海外取引所でBCYを買う手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- 海外取引所にビットコインを送金
- ビットコインでBCYを購入
※国内取引所からの送金が必須なので、はじめての方は必ず上記で紹介している国内取引所などに登録しておきましょう。
BCY(ビットクリスタル)の口コミ・評判
$BCY 。BTCのトランザクション詰まりで、on the BTC からLTC等、別のコインベースへの移行の話があるけど、それによってMONA並の魔改造クリスタルになっちまったらどうしよう。価格上昇してるのは、その期待もあるのだろうか。
— リュミ (@Ryumination) January 2, 2018
LNはBitcoinばっかり注目されがだけど、 $XCP, $TRIG, $BCY などのカウンターパーティトークン(CPトークン)はBitcoinのブロックチェーンを利用しているのでそのうちこれらもLNを利用できるようになるかもしれないのは少し押さえておきたい。
CPトークンは手数料から敬遠されがちだったけど、— 灯篭 12/8忘年会オフ開催 (@touroukawaii) March 19, 2018
"Nova Crystalis"というのはゲームプラットフォームのコードネームだったんですね。 そのプラットフォーム内で $BCY が使われるということか。まだ時間がかかりそうだけど、これは面白くなりそうhttps://t.co/CXUFPrMUn1
— たれぶ (@tarevous) June 20, 2017
BCY(ビットクリスタル)の公式ツイッター
Hi Everyone,
Congratulations to all our "February 2018 Leaderboard: Enchanted Forest" winners 🙂
The "Beasts of March 2018 Rewards" are announced.
Good luck !https://t.co/fYCURTMEq1
— Spells of Genesis (@SpellsofGenesis) March 1, 2018
BCY(ビットクリスタル)のウォレット・保管方法
BCY(ビットクリスタル)は下記の既存のウォレットを使用して保管しておくことをおすすめします。
(取引所に預けたままにしておくとハッキングによって失う可能性があります)
IndieSquare Wallet
「IndieSquare Wallet」はAndroid、iOSどちらにも対応している無料のモバイルウォレットアプリです。
XCP(カウンターパーティー)で発行されているトークンの取引や保管に対応しており、ビットクリスタルもこちらで管理することが出来ます。
BCY(ビットクリスタル)は買うべき?
BCYですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
BCYの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
仮想通貨×ゲーム課金という仕組みはとても面白く、日本人との相性がとてもいいと思います。
現在は海外ゲームのみでしか利用できないので、国内でも利用できるように別ゲーム外車との提携をぜひ進めてもらいたいですね。