AI、IoT、ブロックチェーンによって小売業界に変革をもたらすICO仮想通貨「NCASH(Nucleus Vision)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
NCASH(Nucleus Vision)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
ICOってそもそも何?という人はこちらの記事を参考にしてください。
目次でサッと確認
NCASH(Nucleus Vision)とは
NCASH(Nucleus Vision)は小売店が抱えている課題を解決すべく、AI、IoT、ブロックチェーンなど様々な最新技術を駆使して顧客に効果的にアプローチできるサービスを目指しています。
Nucleus Visionは、独自のブロックチェーンとリアルタイムセンサーテクノロジーを通じて、以前はアクセスできないデータを小売業者や他の「brick-and-mortar」のビジネスに取り込み、提供するエンドツーエンドのテクノロジーソリューションです。
NCASHの特徴は以下の通りです。
- 小売店の抱えている問題を解決する技術
- 実店舗のマーケティング促進
- 優秀な開発メンバーが揃っている
ネットの普及が進むに連れてAmazonなどのネットショッピング業界が事業を拡大していき、小売店たちはどんどん姿を消しています。
Amazonやネットショッピングでは顧客の個人情報やニーズを把握できるため、少ないコストで効率的なアピールが可能です。
例えば、一度買った商品の販促や、似たタイプのユーザーが購入した商品のアピールなど人件費を掛けずに行うことが出来ます。
実店舗ではそのようなデータを集めるのがとても難しいです。
しかし、小売店はポイントカードや接客などでまたお店に来店を促すことがしやすい特徴を持っています。
ですがポイントカードなどのロイヤリティは目まぐるしく変化するこの業界では導入コストがとても高く、ポイント切れが起きてしまうのも問題になっています。
NCASHでは店舗にWiFi、Bluetooth、GPSがなくても導入することの出来るIoTセンサーで顧客の情報を収集して、マーケティングに活用できます。
ほとんどの販促サービスは導入コストの高さが仇となり拡大が進みませんが、NCASHでは既に10店舗のテストマーケティングが完了しており、実績も上げています.
2017年にはICOでの資金調達を予定されていましたが、ETHの高騰により一般公開は見送りとなってしまいました。
その代わりに2018年1月にAirdropを行い、公開前からある程度の認知は広がっていました。
NCASH(Nucleus Vision)の主な機能
- 小売業者:IONセンサーをインストール
- イオンセンサー:顧客の情報を収集する
- インフラ:安全なデータ送信を行う
- ニューロン:顧客の情報分析
- 顧客:店舗からのアプローチを受け取る
小売店で必要なマーケティングを全て自動的に行うことが出来ます。
コア機能であるIONセンサーは「プラグアンドプレイ」といい、お店のコンセントに繋ぐだけで機能するので、特別な機器などを導入する必要はありません。
放置しておくだけで情報が集まり、顧客を自動分析し、アプローチ方法を教えてくれます。
NCASH(Nucleus Vision)の基本情報
通貨名 | NCASH |
---|---|
公開日 | 2017年10月20日 |
プラットフォーム | イーサリアム |
最大発行枚数 | 100億NCASH |
公式サイト | https://nucleus.vision/ |
ホワイトペーパー | こちら |
NCASH(Nucleus Vision)のチャート
公開直後は4円台でスタートし、2018年上半期は3~5円台を堅調に推移しています。
NCASH(Nucleus Vision)の将来性・今後
既にサービスがリリースしている
NCASH(Nucleus Vision)では既に2016年からサービスがリリースしており、既に実店舗での導入が行われています。
独自の技術で開発されたプロダクト(サービス)を複数抱えています。
ユーザーの行動データの把握だけでなく、在庫管理、顧客管理、携帯を利用したプッシュマーケティング(通知)による再訪の促しなど様々な場面で活躍しています。
ICOのは信頼感の高さが時価総額にも影響をあたえるので、これは大きな好材料となるでしょう。
優秀な開発メンバーが揃っている
私たちは、大きな問題を探求し、革新的なソリューションを夢見ることに専心しています。そして、革新的なソリューションは、NUCLEUSの製品とサービスに取り組みます。私たちは、簡単なことの代わりに正しいことをすることに自信を持っています。結局のところ、我々は文明の始まりにまでさかのぼる産業に革命を起こそうとしています。
Nucleus Visionには様々な分野に精通した40人以上のプロフェッショナルなスタッフが揃っています。
小売業界でも有名なCMO「Martin Dudley」氏や、AIやIoTに精通したCTO「Avinash Pitti」氏などチームを牽引出来る実力を持ったリーダーもいます。
ICOにおいて開発体制はもちろん、技術力も今後のブロックチェーン業界において大きくリード出来るか関係してきます。
そういった開発力の部分ではNCASHはかなり信頼できるといえるでしょう。
ビジネスパートナーにIntelもある
日本では馴染みが薄い企業ですが、既に海外では大企業とのビジネスパートナー契約を結んでいます。
日本でも知名度の高いCPUメーカーの「Intel」ともパートナーシップを結んでいます。
こういった事実があるだけでも、技術面において信頼感は全然違いますよね。
開発のロードマップ
2018年以降のロードマップもすでに公開されています。
- 2013:ハーバード大学のボストンに創設
- 2014:ティムドレイパーによる資金提供
- 2015年:コンセプトの明確化
- 2016年:製品のリリース
- 2017年:10店舗で発売開始
- 2018年:トークン販売+小売の売上
- 2019年:小売業のグローバル展開
- 2020年:物理的セキュリティへの拡張
- 2021年:スケール小売&物理的セキュリティ
- 2022年:世界中への展開
など、2018年は資金調達を行い、今後のセキュリティ向上や事業拡大に向けて大きな年になりそうですね。
2019年の小売業のグローバル展開で世界中で実績を上げることができれば、時価総額も大きく動きそうです。
Binanceに上場済み
NCASH(Nucleus Vision)は既に全世界取引高ナンバーワンの「Binance」に上場しています。
そのため、現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。
流動性も高くなっているため「買いやすい」という点において優れているといえます。
NCASH(Nucleus Vision)の取引所・買い方
※NCASHは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
- Binance(バイナンス)
- BITBOX
- Huobi
- IDEX
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。
NCASHを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでNCASHを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
NCASH(Nucleus Vision)の口コミ・評判
Nucleus Vision $NCASH
ICOが詐欺でないか判断する
最低基準である、①developer detail
②technical detail
③community detail
④real world useこれらはクリアしてると思います。 pic.twitter.com/0MUJVZ8Qhp
— RocketCrypto@情報配信 (@marketerstom) February 26, 2018
$ncash いきなりバイナンスとは $blz みたい https://t.co/FQp4c0jt7D
— クリコプター(Crypto Heli) (@canopes1) February 26, 2018
NCASH(Nucleus Vision)の公式ツイッター
Globally renowned #blockchain consultancy, T1R joins us on our journey toward global expansion. Find out more here👇 https://t.co/yP2v29y30R
— Nucleus Vision (@NucleusVision) 2018年2月26日
NCASH(Nucleus Vision)は買うべき?
NCASHですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
NCASHの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
既にBinanceに上場しており、今後サービスとしての普及がどこまで進むのか注目が高まります。
既にサービスがリリースしているポテンシャルを活かして、競合サービスをどこまで追い抜けるかどうかが重要になりそうです。
開発メンバーの充実ぶりを見ているとICOの中では期待値は高めだと思います。