2019年4月18日、貸付ファンドに1円から投資出来る「Funds(ファンズ)」が「株式会社イントランス」(東証マザーズ上場)と業務提携契約を締結したことを発表しました。
4月18日付で株式会社イントランスファンディングと業務提携契約を締結し、株式会社イントランス(東証マザーズ上場)が手掛ける古民家宿泊事業を出資対象とするファンドを本日公開しました。
詳細はプレスリリースをご覧ください。https://t.co/uWel9eQ4Hw— Funds(ファンズ) (@Funds_jp) April 25, 2019
この記事では新たなファンド組成企業の「イントランス」の健全性、財務分析について紹介します。
- Funds(ファンズ)のファンド組成企業イントランスについて
- ファンド組成企業イントランスの健全性
- ファンド組成企業イントランスの財務分析
について分かりやすく紹介しています。
サービスの特徴についてはこちらを参考にしてください。
Funds(ファンズ)のファンド組成企業「イントランス」について
イントランスは東証マザーズ上場済み
イントランスの安全性について
- 1998年5月1日設立
- 東証マザーズ上場企業
- 創業20年以上の実績を持つ
- プリンシパルインベストメント事業をしている
- 古民家宿泊事業を出資するファンドを展開予定
Funds(ファンズ)のファンド組成企業として選ばれた「株式会社イントランス」は、創業20年を超える不動産の取得・売却・建物管理、投資家の販売コンサルティング、インバウンド事業などを行う不動産会社です。
昨年11月にはインバウンド事業の連携を前提として、合同会社インバウンドインベストメントによる公開買付が行われ、主にインバウンドをターゲットとした、宿泊施設の取得・開発及び観光周辺サービスを提供する戦略の検討を発表しております。
ソーシャルレンディングに関わる企業は非上場企業が多い中、東証マザーズに上場しており、未上場の中小企業と比較しても高い信頼性を持っています。
ファンド組成企業としての信頼性はかなり高いと言えます。
古民家宿泊事業などのインバウンド関連事業を展開予定
イントランス社は今後、「Inbound × Real Estate × Tourism」をテーマに、古民家宿泊事業・ホテル事業・横丁事業などのインバウンド関連事業を展開し、総合体験型ソリューション企業を目指しています。
Funds(ファンズ)では古民家宿泊事業に関係する古民家のファンドなどが展開されるかもしれませんね!
イントランス社が展開するインバウンド関連事業には、公開買付けを行った合同会社インバウンドインベストメントの親会社であり、中国からの訪日旅行に特化した旅行会社ETモバイルジャパン株式会社が参画しています。
Funds(ファンズ)との業務締結で株価が高騰!
fundsの新案件。イントランス社。京町屋 古民家宿泊事業とな。
自分でも泊まってみたいなこれ。瞬間蒸発しそう。 pic.twitter.com/79NFIFUUxT
— Iida Hiroshi (@Maikel_Iida) April 25, 2019
3237 イントランス
これはなんていう形だろう pic.twitter.com/OBrbCDTw33— LOVEMONEY (@LOVEMONEY_2017) April 26, 2019
3237 イントランス
+6.8%何だこれ?
と思ったら、クラウドポートとの業務提携材料
デュアルタップで相場あったよね!
タップは一気に3倍位上がった…— もふもふ (@OioioMarui) April 26, 2019
Funds(ファンズ)のサービス開始と共に2019年1月には「デュアルタップ」社の株価も高騰・ストップ高になったのと同じように、イントランスの株価も高騰しています。
Fundsのサービスに対する期待感が投資家からもかなり高いという裏付けになりますね。
イントランスの健全性・財務分析
イントランスは上場企業のため、公式サイトで毎四半期ごとに詳細な決算書類(IR)が公開されています。
こちらは2019年3月期の業績データと財務ハイライトです。
2019年3月期の業績データ分析
- 営業利益率(営業利益÷売上高):21.21%
- 純利益:2.75億円(前年比-8100万円)
業績データ上では売上高、営業利益などの利益に関するデータしか無かったため具体できな分析をすることはできませんでした。
純利益率については269%と安定した数字を出していますが、埼玉県の販売用不動産の売却を行っているものの、台風による営業時間の短縮などにより例年よりも低い数字となっています。
第20期である2018年3月期のデータによると1株あたりの当期純利益で直近3年以内で初のマイナスが出ており、やや右肩下がりとなっているようです。
イントランスの財務分析をしてみた所、やや気になる会社ということがわかります。
しかし、利益率に関しては安定した数字をだしているので今後の業績回復ができるかどうかに注目していきたいですね。
IRデータを確認したところ、海外経済の経済・金融政策の不透明化を受けて収益性の回復を図るために収益不動産・新規事業の用地仕入れと開発を積極的に行っているようです。
Funds(ファンズ)ファンド組成企業「イントランス」は今後も注視!
Funds(ファンズ)ファンド組成企業イントランスの健全性
- 東証マザーズ上場企業
- インバウンド関連事業を新規展開予定
- 利益率は高いが右肩下がりとなっておる
ご覧頂いたとおり、Funds(ファンズ)のファンド組成運営であるイントランスは東証マザーズ上場していますが、今後も注視してみておく必要がありそうです。
もちろん倒産(デフォルト)の可能性もゼロではないので、最終的にはご自身で投資判断を行うようにしてくださいね。