国内の仮想通貨取引所「Coincheck(コインチェック)」からビットコインなどの仮想通貨の送金方法の手順や送金手数料を初心者にも分かりやすく画像つきで解説しています。
今回は「コインチェックで仮想通貨を買ったけど、送金の仕方がわからない」という方のために詳しいやり方を解説しています。
海外取引所やウォレットなどに送金して取り出したい方はぜひ参考にしてください!
目次でサッと確認
コインチェックの送金手順
ここで紹介しているやり方はBTC(ビットコイン)のものですが、基本的なやり方は通貨の種類が変わっても同じなので、安心して読み進めてください。
Coincheck(コインチェック)から送金する手順
ウォレット→コインを送る→送金する通貨を選択→送金先リストの編集の順に選択します。
送金先リストに、ラベル名と送金先のウォレットを入力します。
- ラベル名を入力(管理しやすいもの)
- 宛先(送金先のウォレットアドレス)を入力
- 追加を押して完了
送金する金額を入力して送金します。
その後、二段階認証の設定をしている人はここで認証コードを入力して下さい。
以上で出金手続きが完了になります。
コインチェックの送金手数料
コインチェックの送金手数料一覧
通貨名 | 送金手数料 |
---|---|
BTC | 0.001 BTC |
ETH | 0.01 ETH |
ETC | 0.01 ETC |
LSK | 0.1 LSK |
FCT | 0.1 FCT |
XRP | 0.15 XRP |
XEM | 0.5 XEM |
LTC | 0.001 LTC |
BCH | 0.001 BCH |
コインチェックの仮想通貨の送金手数料は2021年1月時点でこのようになっています。
手数料は仮想通貨換算で固定されているため、日本円換算で金額は異なるので注意して下さい。
(※コインチェックユーザー同士の送金手数料は無料になっています)
2017年8月23日~9月20日の間は仮想通貨の送金が膨大になったことで、ネットワーク混雑が起きて送金手数料が0.001BTCに一時的に引き上げられたため、今後も混雑状況によって変動する可能性があります。
コインチェックの送金手数料を他取引所と比較したい方はこちらを参考にしてください。
コインチェックの送金にかかる時間・いつ反映される?
仮想通貨の送金にはいくつかの手順があり、厳密な時間は取引所の対応の速さや通貨の種類によっても変わってきます。
まずは送金が完了するまでの一連の流れについて解説しておきます。
仮想通貨の送金までの流れ
- ユーザーが取引所から送金申請を行う
- 取引所側が送金内容を確認・手続きする※1
- 仮想通貨のブロックチェーンを通じて通貨が送金される※2
- 入金先のウォレットに反映される
- ウォレットに着金が完了する
※1.コインチェックの送金にかかる時間は約15分程度です。
※2.通貨の性能によって異なります。ビットコインの場合は最短10分~最長数時間程度です
送金した時のネットワークの混雑度にもよりますが、長いと数時間着金しないこともあるので、お金が消えた!と不安になるかもしれませんが気楽に待っておけば大丈夫です。
ビットコインの送金にかかる時間を少しでも早くしたい方はこちらの記事を参考にしてください。
コインチェックの送金に関するQ&A・お悩み解決
バイナンスやウォレットに送金する方法は?
バイナンスやウォレットに送金する場合は、先に入金先のウォレットアドレスを確認してからアドレスを送金先に指定すれば大丈夫です。
具体的なバイナンスに送金するまでの手順はこちらでも解説しています。
送金が完了するまでの時間はどれぐらいかかる?
送金から着金までの時間は、その時の送金量やネットワークの混雑度によって変わります。
そのため具体的な時間は決まっていませんが、ビットコインの場合は最短10分~1時間程度で送金が完了します。
2017年の仮想通貨バブル時には半日経っても送金が完了しないこともあったので、時間にはかなりバラつきがあると覚えておきましょう。
リップルやイーサリアムの送金手順は?
リップルやイーサリアムなど他の通貨の場合でも上記の送金手順で送ることが出来ます。
送金する際に選ぶ通貨の種類を変更すれば大丈夫です。
送金のキャンセルは出来る?
送金をキャンセルしたい場合は、送金手続きから反映までの間に送金履歴などからキャンセルすることが出来ます。
10分以上など時間が経過している場合はキャンセルできない場合があるので、送金は慎重に行って下さい。
宛先のウォレットアドレスを間違えてしまった
宛先を間違えてしまって、別の人のウォレットアドレスに入金した場合や、別の通貨のアドレスに送金した場合はほとんどの場合お金を取り戻すことは出来ません。
取引所側の判断でキャンセルされない限り、振り込んでしまった仮想通貨を取り戻すことはほぼ不可能です。
送金が完了してしまったら、相手が善意で返してくれる事を祈るしかありません。
コインチェックの送金制限・送金できない?
コインチェックではセキュリティの観点から、銀行振込以外の入金方法(クイック入金など)を行った場合、資金の移動が7日間制限され送金できない状態になります。
例えば、残高に40万円ある状態でクイック入金で10万円を入金し、10万円分の仮想通貨を購入した場合、手持ちの資産は合計50万円になります。
しかし、移動可能な資産はクイック入金分を除いた7日間経過するまで40万円分しか動かすことが出来ません。
この送金制限は問い合わせても解決出来るものではないため、銀行振込を再度行うか、別の取引所を利用して回避するしかありません。
送金停止のトラブルに備えて他の取引所も使おう
コインチェックでは過去にハッキングによる影響で長期間仮想通貨の送金・出金停止となるトラブルが起きました。
取引所サービスによっては、メンテナンスや諸事情で送金停止が起こる可能性もゼロではありません。
現在コインチェックしか口座開設していない方は、リスク分散のためにも複数の取引所を使い分けるようにしましょう。
複数の仮想通貨取引所を使い分ける理由は主に5つです。
- 買える通貨の種類を増やすため
- 取引所ごとに手数料が異なる
- 価格差を利用して稼ぐことが出来る
- 取引所特有のサービスを利用できる
- サーバーダウンやハッキングリスクを抑えるため
以上のことを踏まえて、セキュリティも安全なおすすめの取引所は以下の3つです。
複数の取引所に登録しておけば、送金停止などのトラブルが起きても別の取引所を利用すれば最悪の事態は免れることが出来ます!
損失を避けるためにもまずは口座開設だけでも済ませておいて下さいね!
掲載している内容については2019年4月20日時点情報に基づいて執筆しておりますが、より正確な情報については必ず公式サイトをご確認ください。