ネクスグループが発行している独自トークン「NCXC(ネクスコイン)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方、対応ウォレットと保管方法について紹介しています。
NCXC(ネクスコイン)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
NCXC(ネクスコイン)とは
NCXC(ネクスコイン)とは株式会社ネクスグループがカウンターパーティのプラットフォームを利用して発行している独自トークンです。
ネクスグループは通信デバイス、旅行サービス、介護支援、ロボット事業、農業ICTなど幅広い分野で展開している企業です。
株式会社フィスコの子会社で、主に通信機器の製造や販売、ソフトウェア開発を行っています。
既にJASDAQに上場している有望な企業でもあります。
NCXCの特徴は以下の通りです。
- ネクスグループが発行している
- 株主優待と同じ役割
- グループ会社で利用可能
企業が発行している独自トークンで、そのトークンをお金を使って購入することで企業を支援することの出来る株式のような仕組みになっています。
ICOという資金調達で行われている手法で、全世界から仮想通貨を利用して効率的に資金を集めることが出来ます。
トークン自体は元々無価値なものですが、企業の成長に従って時価総額が変動します。
企業が成長して、それがトークンの価値に反映されれば保有している人もその差額分の資産が増えます。
ネクスコインは総発行数2000万枚で、2017年の発行当初、希望した株主に1:1の配布比率で交換する事が可能でした。
実質、株と同じような扱い発行されており、通常の株と同じようにグループ会社であるフィスコ、カイカ、ネクスグループのサービス利用でコインを使用できるメリットを持っています。
フィスコ社は他にもFSCC(フィスココイン)とCICC(カイカコイン)を発行しており、こちらもグループ社で通貨を利用することが出来ます。
通常の仮想通貨とは違い、株と同じような役割になるため、今後の価格変動などは基本的にネクスグループの成長に左右されると言っていいでしょう。
ロックアップの計画について
当初は価格変動などで上限発行枚数の2000万枚から更に追加で発行する予定がありましたが、2017年7月に発行枚数をロックすることを発表しました。
ロックアップとは日本語で「凍結」を意味するもので、使えなくすることです。
全体の供給量が減少するため相対的に1枚あたりの価格が上昇することが見込まれています。
これにより、既にネクスコインを持っている人は新規発行によるデフレの恐れはなくなりました。
NCXC(ネクスコイン)を使用できるサイト
NCXC(ネクスコイン)は実際にネクスグループの下記サイトで使用することが出来ます。
農作物や野菜、ビジネスに役立つレポートから旅行まで幅広いものをビットコインや発行されたコインで購入することが出来ます。
NCXC(ネクスコイン)の基本情報
通貨名 | NCXC(ネクスコイン) |
---|---|
公開日 | 2017年2月 |
最大発行枚数 | 2000万枚 |
公式サイト | http://ncxxgroup.co.jp |
NCXC(ネクスコイン)のチャート
仮想通貨バブルの2017年12月に最高値の280円を記録しましたが、その後下落し横ばいを続けています。
株式会社ネクスの成長度合いによって今後価格は変動するでしょう。
NCXC(ネクスコイン)の将来性・今後
株式会社ネクスの成長に左右される
ネクスコインは株式会社ネクスやネクスグループ内で使用できる株主優待のような役割を担っています。
そのため、価格が上昇するかは企業の成長力に依存しているといえるでしょう。
株式会社ネクスはIoT分野に注力した事業を展開しており、ブロックチェーンとIoTを組み合わせた技術開発を行っています。
車や監視機器、水道やガスの計器などにネットワークで繋ぐための通信デバイスを埋め込み、遠隔からの管理や業務効率化を目指した「M2Mソリューション」を掲げた開発を進めています。
今後IoT分野は普及が進むと見込まれているため、期待度も高いですね。
金融庁のホワイトリストにも掲載されている
ネクスコインはZaifで購入することが出来ますが、Zaifは金融庁から正式に仮想通貨交換事業を行う企業として認可を受けています。
そのため、上場している仮想通貨についても精査が行われています。
仮想通貨交換事業に認可された時点でNCXC(ネクスコイン)も存在していたため、金融庁のホワイトリスト認可されている安全なICOと言えるでしょう。
NCXC(ネクスコイン)の取引所・買い方
NCXCは現在Zaifでのみ買うことが出来ます。
NCXCを買うまでの手順は以下のとおりです。
- Zaifに日本円を入金
- 取引所でNCXCを購入
Zaifの無料登録はこちら(公式サイト)
現在新規登録停止中
NCXC(ネクスコイン)の口コミ・評判
ザイフのICOトークンセールは今後市場が落ち着けば活発になりそうな気がします。下手な草コイン買うより確実かもしれませんね。フィスコ、カイカ、ネクスコイン共に最初に比べて非常に値上がりしてますからね。
— 黒魔道錬金術師LV7 (@bigfatmoney8) January 30, 2018
2018年1月17日時点の#ホワイトリスト
に入っている仮想通貨続きカイカコイン(CICC)
ネクスコイン(NCXC)
ザイフ(ZAIF)
ビットクリスタル(BCY)
ストレージコインエック(SJCX)
ぺぺキャッシュ(PEPECASH)
ゼン(Zen)
コムサ(CMS)
キャッシュ(QASH)以上
— ユウリ (@yuuri_yuu) January 19, 2018
ネクスコインって未公開株みたいなもんだろ。
— nobo (@nobo_japan) February 25, 2017
NCXC(ネクスコイン)のウォレット・保管方法
NCXC(ネクスコイン)は下記の既存のウォレットを使用して保管しておくことをおすすめします。
(取引所に預けたままにしておくとハッキングによって失う可能性があります)
IndieSquare Wallet
「IndieSquare Wallet」はAndroid、iOSどちらにも対応している無料のモバイルウォレットアプリです。
XCP(カウンターパーティー)で発行されているトークンの取引や保管に対応しており、ネクスコインもこちらで管理することが出来ます。
NCXC(ネクスコイン)は買うべき?
NCXCですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
NCXCの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
IoT分野のICOとして安全性も高く期待できるコインですが、投機的側面を考えると中長期銘柄になる可能性は高そうです。
既にIoT分野で展開を目論むIOTAやETCなどとぶつかる可能性もあるため、どのように戦って開発を進めていくかに期待が高まります。