ビットコインや仮想通貨の売買をしていると「○Satoshiの壁を超えた」といったフレーズをよく目にしますよね。
ビットコインの単位として使われている「Satoshi(サトシ)」とは何なのか、サトシの語源や由来、1Satoshiが日本円でいくらなのかまとめています。
BTCの通貨単位Satoshi(サトシ)
Satoshi(サトシ)とはBTCの通貨単位の一つで、1Satoshi=1/100,000,000BTC相当に値する最小単位です。
パット見では分かりづらいですが、BTC1枚の値段の1億分の1=1Satoshiとなっています。
例えばBTC1枚の値段が100万円であれば、1Satoshiは0.01円となります。
1Satoshiの値段はどれくらい?
1SatoshiはBTCの1億分の1の値段です。
- 1BTCが100万円の場合、1Satoshi=0.01円
- 1BTCが200万円の場合、1Satoshi=0.02円
- 1BTCが1000万円の場合、1Satoshi=0.1円
という風に100万円基準に0.01円と覚えておけば簡単に割り出すことが出来ます。
現在の1Satoshiの価格がいくらなのかは上記の数字を参考に割り出してみてください。
Satoshi(サトシ)の由来は?
Satoshi(サトシ)とはビットコインの技術論文の著者である中本哲史(サトシナカモト)が語源の由来になっています。
サトシナカモトはビットコインの創始者と言われており、ブロックチェーンの技術設計や開発を行った人物です。個人なのか、団体なのかも謎に包まれており正体は未だ不明です。
2009年にBTCのソフトウェアをリリースし、2010年半ばまでビットコインのコミュニティで活動していたそうですが、その後プロジェクトを別のメンバーに任せ、消息は不明になっています。
BTCの単位は他にもある
あまり馴染みはないですが、他にもBTCの値段を説明するための単位が存在するのでついでに覚えておきましょう。
mBTC(ミリビットコイン)
mBTC(ミリビットコイン)は1/1,000BTCの単位です。
例えばBTC1枚の値段が100万円であれば、1mBTCは1,000円となります。
手数料で多く使われているのがこれくらいでしょうか、手数料0.001BTCと書かれていると少ないように見えますが、1BTCが100万円の場合は1,000円も取られているんです・・・。
μBTC(マイクロビットコイン)
μBTC(マイクロビットコイン)は1/1,000,000BTCの単位です。
例えばBTC1枚の値段が100万円であれば、1mBTCは1円となります。
mBTC(ミリビットコイン)よりもほぼ使われない単位ですが、こんな小さい単位もあるんだ程度に覚えておけばいいでしょう。