「お金持ちになりたい」というのは誰でも一度は考える願望ですが、実際にお金持ちはどのような習慣を続けているのか気になりますよね。
この記事では、お金持ちが稼ぐために習慣としている”ライフサイクル”についてまとめまています。
この習慣を続けていくことでお金が好かれるような人間になり、将来的にお金持ちになることも可能かもしれませんよ!
目次でサッと確認
【1】将来の目標を持っている
将来の明確な目標を持つことは、お金持ちになるための第一歩です。
それは漠然としたものではなく、今月の目標、今年の目標、3年後の目標、10年後の目標のように短期間から長期間のビジョンを持っています。
「将来○○をやりたい」というふわっとした内容ではなく「将来○○をするために今日は△△をする」というような、日々の目標に落とし込んでいます。
例えば、将来プロ野球選手になるためには毎日素振りをしたり、実際に野球を見たり、本を読んで勉強する必要があります。
もちろん、将来目標が変わるケースも予想して臨機応変に立ち回りを変えるのも一つの特徴ですね。
【2】継続して物事に取り組んでいる
夢や目標を叶えるためには日々取り組むことが大切です。
例えば、平日は会社員の仕事をしている人も、将来的に独立してカフェを開きたいと考えているのであれば、仕事以外の時間を使って勉強する必要があります。
しかし、大半の人は仕事が終わってクタクタになった日に家に帰ってまた勉強する…というのは簡単に出来ることではありません。
たまにやるのではなく、少しでも早く目標にたどり着くために長期間毎日取り組むことが出来るのは一つの才能です。
お金持ちは皆ストイックな性格をしていると言えますね。
【3】日々のルーチンが決まっている
ほとんどの方は見落としがちですが、人は1日に何百回という選択を決断しながら生活しています。
例えば、朝は何時に起きるのか、朝食は何を食べるのか、服は何を着るのかといった細かいものでも小さな決断の判断をしています。
人間は少しでも迷ってしまうと、その判断をするたびにエネルギーを消耗してしまうので、非効率的と言えます。
お金持ちの人は小さな決断を減らすために予め毎日するルーチンは固定化して、別のことを考えることに頭を使います。
とても小さな事ですが、毎日続けていくことで人生がいい方向に変わるかもしれませんよ。
【4】ファッションが大まかに決まっている
お金持ちは時間を有効に活用するために、興味のないものに関しては出来る限り効率化する人も多いです。
例えば、ファッションに関心のないお金持ちは毎日着る服が大体決まっていたり、同じ服を何着も買ってこまめに洗濯する手間を省く方もいます。
FacebookのCEOで有名はマーク・ザッカーバーグ氏も、ファッションが決まっているお金持ちとして有名ですね。
シンプルな黒シャツとジーパンというカジュアルなスタイルで、全く同じTシャツを20枚以上持っていると本人も話しています。
もちろんファッション=無駄というわけではありませんが、仕事以外の決断の回数を減らす目的でこのような生活スタイルにたどり着いたようです。
【5】嗜好品は買わずに必要なものだけを買う
お金持ちというと、「お金を持っているから豪華な暮らしをしていそう」というイメージを持つ人は多いでしょう。
しかし、本物のお金持ちは無駄なものにお金は使いません。
大金持ちほどブランド品などの嗜好品は買わずに、仕事道具など必要なものにお金をかけます。
普段は質素な生活をしており、生活用品なども安いタイミングでまとめて買うなど節約意識もしっかり持っています。
「収入を増やして出費を減らす」というのがお金持ちに共通している考え方でしょう。
【6】財布の中身がキチンと整理されている
財布というのは日常的に使うものの中でも、特にお金と密接に関係のある所持品です。
お金持ちは財布の中身を定期的に整理しており、
- 不要なカードを持ち歩かない
- レシートを溜め込まずに捨てる
- お札の向きを揃える
高所得者ほど、財布の使い方にこのようなポリシーを持っている人が多いですね。
「お金に好かれるために」という願掛け感覚で財布をキレイにしている人もいれば、書類を整理する感覚で日常の習慣としている人もいます。
中には整理する手間も省くために、小銭はほとんど持ち歩かず、お札とカードをコンパクトに収納出来る「マネークリップ」を利用している方もいますね。
気づいたら財布の中身がグチャグチャになっている人は、財布自体を変えてみることで改善することが出来るかもしれませんよ。
【7】宝くじを買わない
お金持ちは宝くじを買うことはありません。
なぜなら、宝くじの1等が当たる確率は1000万分の1と言われており、乗っている飛行機が墜落する確率よりも低いからです。
宝くじを買うために並ぶ時間を考えると、日々ルーチンを決めて時間にシビアなお金持ちはなおさら足を運びません。
もちろん宝くじを買うことで一気に億万長者になれる可能性もありますが、確率論で考えると還元率は47%と低くリターンに見合っているとは言えません。
お金持ちはこういったギャンブルや運で稼ごうとせずに、自分の力で稼ごうと考えます。
【8】ニュースを読んで世間に関心を持つ
お金持ちの1日はニュースを見て、世間で何が起きているのか把握することから始まります。
ニュースを見ることで、どんなものが流行っているのか?どんなビジネスが活発なのか?政治や金融の動向はどうなっているのか?といった世間のトレンドを掴むことが出来ます。
お金持ちは世間の動きに逆らわずに、将来的に訪れるビジネスチャンスを見逃しません。
現在ではネットだけでも十分に情報収集をすることが出来ますが、実際に新聞を読んでみるとネットニュースで走ることの出来ない情報も仕入れる事ができます。
同じニュースで複数のメディアを読み比べて、情報を色んな方向から読み解くことも大切ですね。
【9】健康に気を使っている
たとえ将来的にお金持ちになったとしても、体を壊してしまっては意味がありません。
お金持ちは何をするにも「体が資本」ということを理解しており、自身の健康に気を使って生活しています。
休日はジムやランニングなどで運動したり、普段の食事も野菜中心や体を壊さないように脂っこい食事は避けるなどの配慮をしています。
さらに運動をすることで体が鍛えられ、気持ちがポジティブになったり、1日あたりの活動できる時間にも余裕が出てきます。
健康に気を使うことは将来的にも毎日を効率的に過ごすためにもメリットがあるわけですね。
【10】決まった睡眠時間を確保する
先程の「健康に気を使っている」と同じように、お金持ちは睡眠時間にも気を使っています。
人によって適切な睡眠時間は異なりますが、十分に翌日にパフォーマンスを発揮するためには約7時間程度の睡眠が必要と言われています。
みなさんも睡眠不足のときは寝坊したり、一日中ボーッとしていたなんて経験はありませんか?
お金持ちは日々の習慣が決まっているので、睡眠時間が日によってバラバラになってしまうと決まった習慣を同じようにこなせなくなります。
大富豪としても有名なAmazonのCEOジェフ・ベゾス氏、AppleのCEOティム・クック氏、Twitterの共同創業者、ジャック・ドーシー氏、MicrosoftのCEOビル・ゲイツ氏などは全員7時間睡眠をしていました。
時間を有効に活用するからこそ、無駄に夜更かしや徹夜で働かずに、早寝早起きで充実した一日を送るわけですね。
【11】ダラダラせずに時間を大切にする
お金持ちは、ダラダラとスマホをいじったりテレビを見てぼーっと過ごす事はほとんどありません。
限られている時間を有効活用するために、時間を区切って行動したり、無駄遣いしません。
しかし、お金持ちが全員が常に働き詰めというわけではなく、ストレスを解消するための息抜きも時間を決めてやっている場合が多いです。
みなさんも、時間を気にせずスマホをいじったり、夜更かししてゲームしているのであれば、始める前に時間を決めるクセを付けてみましょう。
【12】人とのつながりを大事にする
お金は自然に出てくるものではありません。何かしらの成果や功労が人から評価されて初めてお金が入ってくるのです。
お金持ちはそれを理解しており、お世話になった人や家族への出費は惜しみません。
人とのつながりに感謝して、大切に扱うことでその気持ちが回り回って自分に返ってくることでさらなる好循環を生みます。
しかし、全ての人に優しくするのではなく、関係の薄い人との飲み会などは時間の無駄だと切り捨てて出席しません。
あくまでも大切にしたい相手は選んで、その人のために時間やお金を使います。
【13】興味のあることにすぐチャレンジする
お金持ちは好奇心旺盛で、「興味が湧いたものはとりあえず試してみる」という傾向が強い方が多いです。
”チャレンジ”という言葉を聞くと、ほとんどの人はリスクを恐れて腰が引けてしまいますが、お金持ちはあれこれ考えて立ち止まることはありません。
気になったものはとりあえず試したり、買ったり、始めてみたり「面白そう」という動機だけで行動に移しています。
他人から見ればそれがチャレンジに見えるかもしれませんが、本人にとっては好きなことの延長線上としか捉えていない場合が多いですね。
例えば、動物の世界では集団で行動するペンギンの群れの中で、天敵のシャチがいる海に最初に飛び込む勇敢なペンギンがいます。
最初に飛び込むほど、魚も多く取ることが出来ますが、シャチに襲われるリスクも高くなります。
そういったペンギンに例えて、リスクを恐れずに初めて挑戦する人のことを米国では「ファーストペンギン」と呼びます。
お金持ちは、2番手になることなく恐れずに第一人者になることで、大きなリターンを得ているわけです。
【14】どうすれば上手くいくのか考える
お金持ちは考えることを”苦”に感じていません。
初めてのチャレンジや仕事などで苦難にぶつかっても「どうすれば上手くいくのか」ということを考えて改善に取り組みます。
みなさんも仕事であればお金をもらっているので、上手くいかない時は改善案を考えるのが普通ですが、お金持ちは趣味や遊びにも全力です。
ネットで調べたり、本で学んだことを実践することで、その経験をさらに別の場所で活かすのです。
問題に直面した時に心が折れてしまうのではなく、お金持ちは「問題解決」自体を楽しんでいるように見えますね
【15】お金に働いてもらって資産を増やす
お金持ちの人は銀行にほとんどお金を預けていません。
日本人は特に貰った給料などをそのまま銀行に眠らせたままの人が多いですが、そのままでは微々たる利息しかもらうことが出来ません。
現在の銀行の利息は0.002%ほどなので、100万円預けても年間20円ほどしか増えません。
しかし、資産運用をはじめれば年間5%ほどの資金を安定して生み出すことが出来ます。
お金持ちの人は、とにかく時間を使わずにお金を生み出せる不労所得の柱を何本も持っています。
使っていないお金は銀行に放置するのではなく、資産運用や投資に回してさらに次のお金を生み出すことが何よりの秘訣ですね。
「お金に働いて貰う方法」についてはこちらの記事でもまとめていますよ。