ソーシャルレンディングは利回りの高さで人気となった資産運用ですが、投資にリスクはつきものです。
過去にはmaneo(マネオ)などが立て続けに返済遅延を起こしたことが問題となり、ソーシャルレンディングのリスクが明るみになりました。
万が一、投資したファンドで貸倒れや返済遅延が発生してしまうと、最悪の場合元本割れして大きな損失を被る可能性があります。
しかし、すべてのソーシャルレンディングが危険な訳ではなく、中にはもちろん「貸倒れゼロ・返済遅延ゼロ」というサービスもあります。
この記事ではそんな信頼性の高いソーシャルレンディングを紹介していきます。
ソーシャルレンディングのリスクについてはこちらの記事でも解説しています。
ソーシャルレンディングの特徴別ランキング | ||
---|---|---|
総合ランキング | 手数料の安さ | 利回りの高さ |
最低投資額の安さ | 上場企業運営 | 貸倒れゼロ |
担保・保証付き |
貸倒れ・返済遅延ゼロのソーシャルレンディング4選
オーナーズブック
設立日 | 2014年9月 |
---|---|
貸倒れ | 無し |
返済遅延 | 無し |
信頼性 | 運営企業が 東証マザーズ上場 |
オーナーズブックは、不動産のプロが厳正に審査した幅広いタイプの不動産に投資出来る資産運用サービスです。
不動産投資に興味があり、値動きの激しい金融商品が苦手な方におすすめの安定性や堅実性の高い投資サービスです。
運営企業の「ロードスターキャピタル株式会社」は2017年9月28日に東証マザーズに上場しています。
ロードスターキャピタル株式会社は2012年の創業以来、増収増益を続けている黒字企業で安定した財務状況となっています。
毎年右肩上がりに利益が伸びており、2017年12月期は売上高87.9億円、経常利益11.8億円となっておりソーシャルレンディング事業者としてトップクラスに安定しています。
不動産関連の資産運用サービスでは業界ナンバーワンの実績もあるので安心感も格別です。
それに加え、2014年からのサービス開始以降、返済遅延・貸し倒れ率0%の実績を出しており、過去一度も元本割れを起こしたことがありません。
プロが査定した東京の一等地の物件なので手堅い投資となっており、リスクも低めです。
クラウドバンク
設立日 | 2014年10月 |
---|---|
貸倒れ | 無し |
返済遅延 | 無し |
信頼性 | 運営企業が 東証マザーズ上場 |
クラウドバンクはソーシャルレンディング業界ナンバーワンシェアの実績を持っている人気サービスです。
実質平均利回りは2016年の運用実績で”6.78%”を記録しており、銀行預金や国債と比べても好利回りで運用することが期待できます。
クラウドバンクは2014年からのサービス開始以降、貸し倒れ率0%の実績を出しており、過去一度も元本割れを起こしたことがありません。
資産運用にはリスクがつきものなので、元本保証はされておらず損する可能性もゼロではありません。
しかし、このように5年以上元本割れを起こしてないという高い実績と信頼性は初心者にはとてもありがたいですね。
少しでもリスクを抑えて資産運用したい方はぜひ始めてみてください。
Funds(ファンズ)
設立日 | 2019年1月 |
---|---|
貸倒れ | 無し |
返済遅延 | 無し |
信頼性 | 投資先が 完全公開されている |
Funds(ファンズ)はソーシャルレンディングNo.1メディアの「クラウドポート」が運営している、貸付ファンドに投資できるサービスです。
2019年1月スタートのサービスなので実績が少ないのが懸念点ですが、従来のソーシャルレンディングと違った仕組み「関係会社貸付スキーム」を導入しています。
Funds(ファンズ)で預かった資金は運営会社「クラウドポート」で集められ、ファンド組成企業に預けられ、企業に融資されます。
ファンド運用は東証一部上場の「アイフル株式会社」など、選び抜かれた専門業者が行うので安心感があります。
投資家から集められた資金は最終的にファンド組成企業を通して、借り手企業に貸付けが行われます。
つまり、投資先はファンド組成企業の子会社やグループ会社などの関係会社のみに限定されるので、安心感も高いです。
万が一事業の失敗などで発生した損失も、親会社が負担するため低リスクで資産運用をすることが出来ます。
他の資産運用サービスに不安のある方は新しい選択肢として、低リスクなこちらがおすすめですよ。
1円から始めることが出来るので「試しに1000円だけ入れてみる」といったことも出来ます。
CREAL(クリアル)
設立日 | 2018年12月 |
---|---|
貸倒れ | 無し |
返済遅延 | 無し |
信頼性 | 運営企業の 受託資産残額が300億円 |
不動産に特化した2018年12月から開始された新興のソーシャルレンディングです。
サービスを運営する株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは受託資産残額がなんと300億円もあり、業界大手のクラウドクレジットを上回る健全性を持っています。
東京23区を中心とした魅力的な不動産が揃っており、情報の透明性の高さから多くの投資家の注目を集めています。
投資先の物件の情報が住所レベルで公開されており、立地や交通アクセス、外観などを実際に確かめることが出来ます。
他のソーシャルレンディングではまず公表されていない、物件の出資金の使途内訳や、ファンドスキーム図などもしっかりと公開されています。
一般的なソーシャルレンディングサービスでは投資先の情報が不透明になっており、配当の遅延やずさんな管理から業務改善命令を受けた事例などもあります。
ここまで具体的に出資先の住所や数字を見れるのは投資家にとってかなりの安心材料となります。
仮に損失が発生した場合も、出資者から優先的に分配が行われるので原資割れのリスクも低いのが安心です。
安心感の高いソーシャルレンディングを選ぼう
最後にもう一度、貸倒れ・返済遅延ゼロのソーシャルレンディングを確認しておきましょう。
同じソーシャルレンディングでもサービス次第ではリスクを自分で減らすことが出来ます。
投資したあとに「こんなはずではなかった…」と後悔しないようにするためにも、過去に貸倒れや返済遅延が起きていないサービスを選ぶのは大事な自衛手段ですよ。
信頼性や実績だけで判断するのもいいですが、最終的には使いやすさや利回りの高さなどトータルで決めるのが良いです。
今回紹介したのはあくまでも一例なので、複数のソーシャルレンディングに登録してみて、自分に合ったものを探してみてくださいね。
総合的な使いやすさなどでソーシャルレンディングを選びたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね。