「不労所得はどんな種類の物があるんだろう?」と考えたことはありませんか?
不労所得を作るために専門な知識は必要なく、仕組みさえ理解しておけば誰でもすぐに不労所得を形成することが出来ます。
私は現在1000万円以上を資産運用しており、その収入を不労所得として生計を立てています。
不労所得には様々な種類があり、どれが自分に合っているのか選ばなければ全く芽が出ずに徒労に終わってしまうケースもあります。
この記事では月5万円を稼げるような副業感覚ではじめられるものから、月100万以上稼げるビジネス的な不労所得の作り方を紹介していきます。
そもそも不労所得の定義と仕組みは?
不労所得とは一言でいうと「働かなくても得られる収入」のことです。
肉体労働・頭脳労働などを全くせず、自分がその場にいてなにかしなくても稼いでくれる収入全般のことをそう呼びます。
不労所得の詳しい仕組みや作り方はこちらの記事でも解説しています。
不労所得の種類一覧
- 難易度の優しさ:★の数が多いほど簡単
- 労働の少なさ:★の数が多いほど働かない
- 稼げる金額:★の数が多いほど稼げる
【1】不動産投資
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労働の少なさ | |
稼げる金額 |
不労所得の代表格とも言えるのが「不動産投資」です。
あなたの身の回りでも親や祖父母などが物件を持っているというケースも多いのではないでしょうか。
不動産のオーナーになれば、その物件を他の人に貸し出して家賃収入を得ることが出来ます。
何もしなくてもそこに人が住んでいるだけで収入を得ることが出来るので、典型的に不労所得の形と言えます。
しかし、借り主が引っ越したり、物件の老朽化や災害で何かが起きた時にはその対応も必要になります。
以前の不動産投資は優れた物件を探すためのノウハウや、数百万円以上の頭金が必要でハードルの高さもデメリットとなっていました。
現在では不動産投資のハードルはグッと低くなり、投資初心者でもすぐにはじめられる資産運用サービスが揃っています。
不動産投資の入り口としておすすめなのが、1万円から出資出来る「オーナーズブック」です。
プロが審査した東京23区の安定した不動産を選ぶことが出来て、過去に貸倒れも起きていないのでリスクの低さも魅力です。
- こんな人におすすめ
→不動産で安定的な家賃収入を得たい方 - 稼げる金額の目安
→物件の価格や稼働率次第。月1万円~1000万円以上 - 稼げるまでの必要期間
→資産運用サービスなら1年/物件を購入するなら20~40年程度
【2】株式投資
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稼げる金額 |
株式投資は投資によって稼ぐことの出来る、有名な不労所得を得る手段です。
将来有望な企業を探し出して、証券会社を通じて株式を購入したあと企業の業績がアップして株価が値上がりすれば、その価格差益を収入として得ることが出来ます。
不動産投資と違い、リスクも高く安定性が低い代わりに上手く当てれば高いリターンを得られます。
ただし、仕事をしながらの片手間でそのような将来有望株を見つけ出すのは至難の業です。
ゼロから始めようと考えている方は、投資だけで生計を立てていくつもりで勉強しなければ逆に株で大きな損失を出してしまうリスクもあります。
少しでもリスクを抑えて株式投資をはじめたい方は、テーマを選んで自動売買ができる「FOLIO(フォリオ)」がおすすめです
- こんな人におすすめ
→投資が好きな人。将来有望な企業を見つけたい人 - 稼げる金額の目安
→売却差益次第。10万円~1000万円 - 稼げるまでの必要期間
→勉強する期間次第。3ヶ月~3年程度
【3】ロボアドバイザー
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ロボアドバイザーとは近年注目されている新しい不労所得のカタチです。
AI(人工知能)が過去の値動きや、予め決められたルールに則って自動的に運用してくれる投資サービスのことです。
投資経験のない方や、日中時間がなくて相場を確認できないサラリーマンや主婦の方に利用されている自動投資サービスです。
入金すればあとはほったらかし。
放置しているだけでAIが預けた資産を自動運用してくれます。
自動的に運用プランに合ったポートフォリオの作成、リバランス、資産運用で常に最適なパフォーマンスを発揮します。
基本的に確認するのは資産内訳だけで、時間を使ってなにか特別なことをする必要はありません。
ロボアドバイザーにも様々な種類がありますが、私が一番おすすめしているのは「THEO(テオ)」です。
最低1万円から運用ができるので興味のある方はぜひ始めてみて下さい。
こちらではリアルタイムの運用実績も公開しています。
【4】仮想通貨投資
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稼げる金額 |
変わり種ですが、新しい金融商品として注目されているのが仮想通貨投資です。
ビットコインなどの仮想通貨を購入して値上がりによって得られる価格差益が収入となります。
ゴールドや為替などの既存の金融商品よりも市場規模が小さく、将来性の高さから底値で買って価格が上がれば将来大きな不労所得を得られるでしょう。
しかし、本当に価格が上がるのか?どの通貨が上がるのか?というった成功確率を上げるためには情報収集が欠かせないデメリットもあります。
- こんな人におすすめ
→新しいテクノロジー、金融商品に興味がある人 - 稼げる金額の目安
→不安定だが、バブル期には1億円以上稼いだ人間も多数 - 稼げるまでの必要期間
→再びバブルが来れば高騰する。約3ヶ月~5年と見ておく
【5】印税収入
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労働の少なさ | |
稼げる金額 |
文字を書くのが好きな人や、音楽を作ってCDを出したいと考えている方は印税収入によって不労所得を得ることが出来ます。
印税とはその作品を出した著作者に与えられる収入のことで、本の場合は価格の8%程度、CDの場合は1%が印税の割合となっています。
どちらも出版社や事務所の取り分が価格に含まれており、CDの場合はJASRACの取り分もあるので特に低くなります。
また、作品を完成するまでに専門性や労働を必要とするので、不労所得を得るために目指す場合はとても苦労するでしょう。
仕事をしながら本を出版している方は、代筆のライターに依頼するので、その分の手数料を支払う必要もあります。
私が知っている印税収入で生計を立てている方は、ほとんどの方が趣味や好きで続けている延長線上で「運良く稼げるようになった」というタイプの方が多いです。
- こんな人におすすめ
→クリエイティブなことが好きな人、10万文字以上書くのが苦じゃない人 - 稼げる金額の目安
→ジャンルによってバラつきあり。月数万~数百万円程度 - 稼げるまでの必要期間
→作業速度にもよるが、プロになるには1年~5年程度
【6】ブログ・Youtubeなどの広告収入
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ブログで記事を書いたり、Youtubeで動画をアップロードすれば、広告主から広告収入やアフィリエイト報酬を得ることが出来ます。
不労所得を得るためには、記事を書き続ける能力や動画を編集するスキルが必要になるので、収入が発生するまでに多くの知識と労力を必要とします。
そのかわりに、一度収入が軌道に乗れば作成したコンテンツが収入を生み出してくれるので半年~1年間何もしなくても安定して稼ぐことも可能です。
何もしなくても稼げる状態を作り出せるまで時間はかかりますが、スキルを身につけるためのノウハウはネット上に無料で転がっているのでハードルは低いです。
- こんな人におすすめ
→記事を書いたり動画を作るのが好きな人 - 稼げる金額の目安
→ジャンルによって変動あり。数千円~数百万円 - 稼げるまでの必要期間
→更新する頻度による。3ヶ月~1年程度
【7】役員報酬
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役員報酬とは会社の経営権を持っていたり、事業の方向性を左右することの出来る権限を持った人たちに与えられる報酬のことです。
社長業とは少し違い、会社の代表とともに同等の責任を持って会社を成長させていくために頭を使う必要があります。
世間一般のイメージでは「会社員よりも役員の方が楽で稼げる」という認識を持っていますが、責任の重さは会社員の何十倍もあります。
会社員のように上からプレッシャーを受けたり、出勤時間が決まったりすることはないので生活の自由度は高いです。
そのかわりに、会社の経営に携わるので不定期な呼び出しや代表から意見を求められた時にすぐに適切な判断をする高等なスキルを求められます。
もし役員報酬で生計を立てたいと考えているのであれば、会社員のうちから積極的にリーダーシップを発揮することが大切です。
会社の決定権に携わる業務が増えて、社長業をしている人が身の回りにいたら役員ポジションが務まるか交渉してみましょう。
- こんな人におすすめ
→仕事が好きでリーダーシップを発揮したり、会社の経営に関するノウハウを持っている人 - 稼げる金額の目安
→経営者としての能力によって変動 - 稼げるまでの必要期間
→5年~10年以上/経験に左右される
不労所得に当てはまらないもの
アルバイト・副業
会社の仕事が終わってから、別のアルバイトを兼業したり、家でできるような副業は不労所得には当てはまりません。
これらの収入は自分の労力の対価としてお金をもらうので”不労”という定義には当てはまりません。
無料のポイントサイト
「モッピー」などのポイントサイトではサービスの無料登録などでポイントを貯めて、ウェブマネーや現金を作り出すことが出来ます。
これらは仕事以外に手軽にお金が稼げる手段として活用されていますが、ポイントを貯めるために時間や手間を使う必要があります。
ですので、これも”不労”という定義には当てはまりません。
専業トレーダー
パソコンでチャートを開いて、一日中株やFXなどの売買をしている専業トレーダーは、生活の自由度が高いので、不労所得を得ているように見えますがこれも立派な頭脳労働です。
好きな時間家で仕事ができる反面、収入を安定させるのは至難の業で最悪の場合借金を抱えるリスクもあります。
相場で稼ぎ続けるためのスキルを身に着けながら、相場が動く不定期なタイミングでパソコンの前に張り付く必要もあります。
会社員と比較すると、安定性の低い普通の労働と代わりありません。
せどり・転売・メルカリなどのオークション出品
せどりや転売など、商品をオークションに出品して売買した利益で収入を得る手段も厳密には不労所得ではありません。
商品の写真を撮影して商品情報を入力する出品作業、購入者への商品の発送などの手間がかかります。
既に手元にあるものを出品する場合は、仕入れの手間もなく、売上代がまるまる収入になります。
継続して稼いでいくためには、売るための商品を仕入れる手間も発生するので、不労所得とは言えません。
ネットワークビジネス
ネットワークビジネスとは、人同士のつながりで商品を販売して流通元から仲介手数料のマージンを受け取って稼ぐビジネスです。
これらはネズミ講のような仕組みになっており、安い原価の商品に仲介手数料を乗せて、さらに高い価格で購入してくれる人間を探します。
それを繰り返すことで、上流にいる人間ほど何もしなくても仲介手数料が入ってくるビジネス形態を作り出すことが出来ます。
その状態になれば不労所得と言えるかもしれませんが、購入者のルートを構築するまでに多くの人間の信用を失う可能性があります。
その上、ネットワークビジネスは下流の人間ほど損をする仕組みになっているので、97%の人は赤字です。
1万円稼げている人だけでも上位の3%程度なので、生計を立てるレベルになるには相当な労力を必要とするでしょう。
不労所得で月5万円の収入を増やそう
不労所得で月5万円の収入を増やせばそれだけでも生活レベルはグッと高くなります。
毎月好きなものを買ったり、近場に日帰り旅行に行ったり、1万円以上の豪勢なディナーを食べたり…月5万円だけでも生活は豊かになります。
普段仕事をしている人は月5万円の収入を増やそうと思ってもすぐに昇給することはありません。
ましてや、全国的な平均年収を見ると年々給与は下がっているという恐ろしいデータもあります。
これらを踏まえて本業以外で不労所得を作るべき理由は3つあります。
- 会社の給料だけでは将来の備えが出来ないから
- 銀行預金でお金は増えないから
- 時間+お金が勝手に資産を増やしてくれるから
ぜひ投資を副業にして『月5万円』の収入を増やしていきましょう。
本業が忙しい方は投資を始めようと考えても、相場に貼り付けなかったり、自由な時間を確保するのが難しいと思います。
時間の確保が難しい方はこちらで紹介している「ほったらかし投資」が出来る資産運用をぜひ初めてください。