ロボアドバイザー「ウェルスナビ」のデメリットについてまとめてみました。
サービスに登録する前に不安をがある方は、こちらの記事に目を通しておくことで安心してスタートすることが出来るようになります。
ではまずは結論から…。
ウェルスナビのデメリット一覧
- 元本保証はされない:余剰資金を投資に使おう
- 運用手数料が年間1%かかる:分配金で相殺される
- 投資の知識が身につかない:別の投資を始めよう
- 自分でポートフォリオを変更出来ない:本格的な投資も始めよう
- 事業者倒産のリスク:最大1000万円まで保証される
ウェルスナビのサービスの特徴はこちらにまとめています。
目次でサッと確認
ウェルスナビのデメリット一覧
デメリット①:元本保証ではない
ウェルスナビはロボアドバイザーによる完全自動運用の投資サービスです。
”誰でも簡単に資産運用が出来る”という手軽さが魅力ですが、元本保証される金融商品ではありません。
株価の暴落など購入したタイミング次第では含み損を抱えてしまう可能性があります。
相場が動くまではそのまま我慢する必要があったり、変動次第では元本割れを起こすこともあります。
これは投資全てに言えることですが、リスクとして多少の損失は目をつぶる必要もあります。
そのため、最初に入金したお金よりもマイナスになるリスクがあると理解して始めてください。
(※これはウェルスナビに限らず全ての投資に当てはまります)
失っても問題のない余剰資金で行うようにしましょう。
デメリット②:運用手数料が年間1%かかる
手数料は預かり資産の1%となっています。(預かり資産3000万円以上の場合0.5%)
100万円で運用していた場合、年間1000円の手数料が取られる計算になります。
Twitterなどでは「手数料1%は高い」という声もありますが、実際に自動運用を行った場合、ETFによる分配金だけでも手数料以上の元は取っていることがわかりました。
ウェルスナビの手数料と分配金の関係が気になったので調べてみた。
H29.3〜H30.2の丸1年間で
手数料は、5124円
分配金は、8087円😇ってことは手数料1%は少し高いものの、分配金で手数料以上にもらってるってことだ🤔 pic.twitter.com/vuIp8eZ3xK
— のがたか (@noggylog) June 12, 2018
ウェルスナビの場合、ETFの自動運用を行っているので分配を受け取ることが出来ます。
その結果50万円を1年間の運用した場合、分配金8000円に対して手数料は5000円ほど。
実際はこれに加えて運用益なども発生しているので手数料は特に気にしなくても大丈夫です。
デメリット③:投資の知識が身につかない
ウェルスナビによって全ての運用を任せていると、自分で投資や資産運用の知識を身につけることが出来ません。
例えば「ウェルスナビをきっかけに投資の勉強をしよう!」と意気込んで始めた方は入金以外にほとんどやることがなくて勉強したくても出来ない状態になります。
投資の知識を身につけるために始めると失敗してしまうので、そういう目標がある方は別の資産運用を検討してくださいね。
デメリット④:自分でポートフォリオを変更出来ない
ウェルスナビは全て自動で運用出来る反面、自分でポートフォリオの変更を細かくすることが出来ません。
そのため運用中に「自分ならポートフォリオをこうするのに…」と歯がゆい思いをする可能性もあります。
運用や金融のプロによって精度の高い運用が行われているので、ウェルスナビの運用を信じておまかせしましょう。
運用プランは「リスク許容度」から5段階で選ぶことが出来ます。
デメリット⑤:事業者倒産のリスク
ウェルスナビは企業が運営しているサービスなので、事業が破綻してしまうリスクもゼロではありません。
しかし、投資者保護基金に加入しており、万が一の場合も最大1000万円まで保証されます。
1000万円以上投資する人はほとんどいないと思うのですが、これだけの金額まで保証されるのであれば安心感も高いですね。
倒産のリスクなどは企業の財務分析などを行うことで未然に防ぐことも可能です。
ウェルスナビのデメリットまとめ
ウェルスナビのデメリット一覧
- 元本保証はされない:余剰資金を投資に使おう
- 運用手数料が年間1%かかる:分配金で相殺される
- 投資の知識が身につかない:別の投資を始めよう
- 自分でポートフォリオを変更出来ない:本格的な投資も始めよう
- 事業者倒産のリスク:最大1000万円まで保証される
登録前の不安は解消できたでしょうか?
まだ不安のある方はサービスの評判や口コミなど、すでに利用した方の意見なども参考にして決めてみてくださいね。