資産運用を始めるにあたって「どの金融商品を選ぶか」という投資先を吟味するのはとても大切です。
今回は数ある資産運用の中から金融商品別の投資先の種類別の特徴についてまとめました。
この記事では、そんな下落している市場でも安定して資産運王が出来る投資サービスがどれなのか?初心者向けに解説していきます。
市場の変動に左右されにくい安定度の高い資産運用サービスを活用して、利益を積み重ねていきましょう。
先に結論!金融商品別の資産運用一覧
金融商品 | サービス名 |
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株式 | くりっく株365 クオンタックス |
投資信託 | THEO(テオ) ウェルスナビ 楽天証券 |
不動産 | オーナーズブック CREAL(クリアル) ファンタスファンディング |
為替FX | トラリピ ループイフダン トライオートFX |
事業投資 | ファンディーノ FOLIO(フォリオ) SBIソーシャルレンディング |
海外ファンド | ネクストシフトファンド |
再生可能エネルギー | クラウドバンク クラウドクレジット |
貸付ファンド | Funds(ファンズ) |
ロボアドバイザー | THEO(テオ) ウェルスナビ |
金融商品の種類で選ぶ資産運用9選
株式:くりっく株365
株式投資は国内・海外が発行している株券を購入して、企業の時価総額が上がったタイミングなどで売買することで価格差益によるリターンを狙う投資です。
高いリターンを狙える反面、投資に関する事前知識や財務諸表を読む力を必要とします。
投資商品 | 株価指数(日経やダウなど) (インカムゲイン) |
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最低投資金額 | 3万円程度 |
期待利回り(年) | 4%~10% |
特徴 | 購入できる商品が4銘柄のみ 選択肢が少ないので迷わない |
メリット | 株式の自動売買で資産運用 |
デメリット | 取引できる商品が少ない |
こんな人に おすすめ |
FX投資や株式投資初心者の方 |
株価指数を選ぶだけで簡単に投資先を選ぶことが出来る特徴を持つ「くりっく株365」。
最低投資金額も3万円からと安く、経済成長とともに利益を得やすい特徴を持っています。
こちらも専門知識は不要で、最初に4つの投資先から気になるものを選ぶだけ。
一度設定すれば後は何もしなくても自動的に資産運用してくれるので、初心者向けですね。
株式市場などの動向によってマイナスが出るリスクもありますが、配当(インカムゲイン)を得ることも出来るのでコツコツ長期運用したい方におすすめです。
株式投資のおすすめ事業者一覧
投資信託:楽天証券
投資信託とは投資形から集めたお金をプロや運用の専門家が株式や債券に投資・運用する金融商品ことです。
投資信託で一番おすすめなのが「楽天証券」です。
投資商品 | 投資信託、株式、FXなど |
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最低投資金額 | 1万円程度 |
特徴 | 楽天サービスを使っていると ポイントがどんどん貯まる |
メリット | ポイントを100円から投資出来る |
デメリット | 特に無し |
こんな人に おすすめ |
楽天サービスを使っている人 |
100万円というまとまった予算がある方は、実際に自分の手で株式取引やFXを始めてみるのがおすすめです。
株式取引やFXを始める場合は証券口座を開設する必要があるのですが、おすすめは「楽天証券」です。
楽天が提供している証券サービスなので、楽天ポイントを効率的に活用することが出来るのが大きなメリットです。
楽天証券に口座開設するだけで普段の買い物で付くポイントが+1倍され、投資に使ったお金の一部もポイントとして還元されます。
口座開設するだけで、日経新聞と四季報が無料で読めるので年間6万円もお得になるという魅力もデカいです。
証券サービスでは国内トップクラスの人気を持っており利用者数も増加中です!
投資信託のおすすめ事業者一覧
不動産:オーナーズブック
不動産投資は都内などの高額物件を少額ずつ融資しあい、不動産を担保とするリスクの少ない投資商品です。
まとまったお金を必要とするイメージがありますが、最低1万円から投資することが出来ますよ。
不動産投資で一番おすすめなのが「オーナーズブック」です。
オーナーズブックの基本情報
投資商品 | 不動産 |
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設立 | 2014年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 4.5~14.6%/年 |
おすすめ度 |
オーナーズブック(Ownersbook)は東証マザーズにも上場しているロードスターキャピタルを親会社とする不動産特化のソーシャルレンディングです。
不動産投資を考えている方には真っ先におすすめしたい信頼性の高い財政基盤を持っています。
サービス開始以降、2018年12月時点で元本割れ率0%の実績を出しており、過去一度も元本割れを起こしたことがありません。
プロの不動産投資家も満足した高水準の案件が揃っており、自社評価・外部評価ともに高い評価を得た物件を案内しています。
2018年12月時点で回収率100%となっており、原資以上の金額は手元に残っています。
リスクを抑えて長期的に不動産投資したい方はぜひ選んで下さい。
不動産投資のおすすめ事業者一覧
為替FX:トラリピ
為替FXは通貨同士の価格差を利用して売買益を稼ぐ投資方法です。
FXというと危険なイメージがつきものですが、FX自動売買を活用することでリスクを減らしつつ効率的に稼ぐことが期待出来ます。
為替FXの自動売買で一番おすすめなのが「トラリピ」です。
投資商品 | 為替FX (キャピタルゲイン) |
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最低投資金額 | 10万円程度 |
期待利回り(年) | -10%~60% |
特徴 | FX取引なので 市場の変動でも利益を出せる |
メリット | 自動売買サービストップの実績 |
デメリット | 円高や円安で暴落するリスク |
こんな人に おすすめ |
FX初心者で為替取引を始めたい方 |
トラリピは「株式会社マネースクエア」が運営している為替FXの自動売買サービスです。
一度設定すれば24時間365日自動売買が行われるので、利益を出すチャンスを逃しません。
チャートに張り付かなくてもシステムが24時間自動的に売買してくれるので、放置しながら資産運用することが出来ます。
FXの独自の3つの仕組みが組み込まれており、最初に動かすための設定だけをすれば後はほったらかしでも運用することが出来ます。
FXの自動売買サービスでは国内トップクラスの人気を持っており利用者数も増加中です!
※「トラリピ」は、取引の利益を保証するものではありません。
為替FX投資のおすすめ事業者一覧
事業投資:ファンディーノ
事業投資は事業や財務状況も安定している新進気鋭の中小企業や注目度の高いベンチャー企業に融資する投資を指します。
上手く投資先を選べば高いリターンを得ることが出来ます。
事業投資で一番おすすめなのが「ファンディーノ」です。
投資商品 | ベンチャー企業の非公開株式 |
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最低投資金額 | 10万円~ |
特徴 | 将来有望なベンチャーへの投資 |
メリット | 事業が成功すればリターンも大きい |
デメリット | 流動性が低く、譲渡が難しい |
こんな人に おすすめ |
上場による高いリターンを求める方 |
FUNDINNO(ファンディーノ)は未上場のベンチャー企業の非公開株式に投資することのできる、株式型クラウドファンディングサービスです。
目標到達額が2000万円を超える案件も多く存在していますが、目標金額の200%~300%以上まで調達完了しているものもあります。
過去には5000万円を3分6秒で調達完了したプロジェクトなどもあり、人気の高さが伺えます。
未上場のベンチャー企業に投資をすることでIPO(新規株式公開)や大企業からのM&A(企業の吸収合併)による高いリターンが期待できます。
事業投資のおすすめ事業者一覧
海外ファンド:ネクストシフトファンド
海外ファンドは国内の融資ではなく、新興国や市場の成長が見込める海外の事業者や融資を行うことでリターンを狙います。
リスクは高めですが、リターンも高く、年間利回り10%以上の高利回り案件も揃っています。
海外ファンド投資でおすすめなのは「ネクストシフトファンド」です。
ネクストシフトファンドはネクストシフト株式会社が運営している、世界の新興国に投資できるクラウドファンディングサービスです。
貧困削減、地方創生、介護福祉などの社会貢献が出来る融資対象が豊富で、カンボジアなどの新興国支援をすることで経済的自立を支援します。
利回りが高く、最低2万円から始めることが出来るので、元手が少なくリターンを狙いたい方におすすめです。
再生可能エネルギー:クラウドバンク
再生可能エネルギーは太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーを活用した事業投資です。
既存のエネルギーに頼らない新たなエネルギー活用事業に融資することでリターンを狙う投資方法になります。
再生可能エネルギー投資で一番おすすめなのが「クラウドバンク」です。
投資商品 | 不動産、太陽光、企業支援 |
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最低投資金額 | 1万円~ |
期待利回り(年) | 6.79% |
特徴 | 様々な金融商品に投資できる |
メリット | 貸し倒れゼロの高い実績 |
デメリット | 投資期間が長いものがある |
こんな人に おすすめ |
安心感の高い投資を始めたい方 |
業界シェアナンバーワンの実績を持つ「クラウドバンク」は投資初心者におすすめです。
実質平均利回りは2016年の運用実績で”6.78%”を記録しており、銀行預金や国債と比べても好利回りで運用することが期待できます。
クラウドバンクは2014年からのサービス開始以降、貸し倒れ率0%の実績を出しており、過去一度も元本割れを起こしたことがありません。
不動産、太陽光、企業支援など幅広いファンドに投資できるので自分の興味のある業界や事業に投資できる点も大きな魅力です。
デザインも見やすく、管理画面も使いやすいのでストレス無く操作できるのも嬉しいですね。
再生可能エネルギーのおすすめ事業者一覧
貸付ファンド:Funds(ファンズ)
貸付ファンドとは、融資や貸付を専門に行っている企業に融資を行い、間接的に借り手に融資することで利息のリターンを得ることが出来る金融商品です。
運用を融資のプロが行っているので従来の資産運用よりもリスクが少なく、ミドルリスク・ミドルリターンの投資が魅力です。
貸付ファンドで一番おすすめなのが「Funds(ファンズ)」です。
投資商品 | 上場企業の貸付ファンド |
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最低投資金額 | 1円~ |
期待利回り(年) | 1.5〜6.0% |
特徴 | ミドルリスク ミドルリターンの投資 |
メリット | 1円から投資が始められる |
デメリット | 2019年1月開始で実績が少ない |
こんな人に おすすめ |
リスクを抑えつつ 安定したリターンが欲しい方 |
Funds(ファンズ)はソーシャルレンディングNo.1メディアの「クラウドポート」が運営している、貸付ファンドに投資できるサービスです。
2019年1月スタートのサービスなので実績が少ないのが懸念点ですが、従来のソーシャルレンディングと違った仕組みを導入しています。
預金や国債よりもリターンが高く、ソーシャルレンディングよりもリスクの低いミドルリスク・ミドルリターンな特徴を持っています。
他の資産運用サービスに不安のある方は新しい選択肢として、低リスクなこちらがおすすめですよ。
なんと1円から始めることが出来るので「試しに1000円だけ入れてみる」といったことも出来ます。
ロボアドバイザー:THEO(テオ)
ロボアドバイザーとはAI(人工知能)が過去の値動きや、予め決められたルールに則って自動的に運用してくれる投資サービスのことです。
時間がない方や投資初心者におすすめで、投資先を決めなくても入金だけすれば後は勝手に運用を全て自動化してくれます。
投資商品 | 国内外の株式、不動産、金など (インカムゲイン) |
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最低投資金額 | 1万円~ |
期待利回り(年) | 6.0% |
特徴 | AIによる完全自動の資産運用 |
メリット | プロの投資を自動でしてくれる |
デメリット | 投資スキルが身につかない |
こんな人に おすすめ |
完全放置で資産運用したい人 |
「THEO(テオ)」は最新のAI(人工知能)によって、24時間365日自動的に株やETFを資産運用してくれるロボアドバイザーです。
AIが全部自動的に入金額に応じて買うべき金融商品を判断してくれるので、完全自動運用状態になります。
あえてやることを挙げるとすれば、アプリで資産の状況を確認するぐらいでしょうか。
パフォーマンスも高く、10年間の積立を行えば定期預金よりも高いリターンを得られる可能性もあります。
投資経験のない方や、日中時間がなくて相場を確認できないサラリーマンや主婦の方におすすめの自動投資サービスです。
低リスク、長期運用向け、ほったらかしの三拍子が揃っているので、投資初心者はここから始めるのがいいでしょう。
ロボアドバイザーのおすすめ事業者一覧
おすすめは不動産・貸付ファンド・ロボアドバイザー
初心者に特におすすめなのは「不動産・事業投資・貸付ファンド」の3つです。
これらは株式市場の暴落や円高(円安)などに左右されることのない金融商品なので、短期で価格が大きく変動するリスクがありません。
- 不動産:オーナーズブック
- 貸付ファンド:Funds(ファンズ)
- ロボアドバイザー:THEO(テオ)
初心者が避けるべきなのは元手が回収できない元本割れのリスクです。
高いリターンを無理に狙うよりも、担保・保証がついているものを選んで堅実に利益を積み重ねていくことが大事です。
なぜ資産運用を始めるべきなのか
資産運用を始めるべき理由は大きく3つあります。
- 銀行貯金ではお金が増えないから
- 老後の資金3000万円を蓄えるため
- マネーリテラシーを鍛えるため
特に銀行に無意味に大金を預けている人は注意しましょう。
資産運用と銀行預金での資産の増え方はこんなにも差があります。
銀行 | 資産運用 | |
---|---|---|
リターン(利率) | 0.001%/年 | 5%~7%/年 |
100万円を 1年運用すると… |
+10円 | +5万~7万 |
リスク | 低い | 中~高 |
出金手数料 | 108~216円 | 無料 (サービス次第) |
結果は圧倒的ですね!
100万円を一年間預けても+10円程度にしかならない銀行の利息に対して、資産運用サービスの場合は+5万~7万と高いリターンが期待出来ます。
現在の銀行の金利は大手メガバンクでもおよそ0.001%~0.01%程度になっています。
100万円を貯金しても、年間10円~100円程度しかプラスにならないのでもはや利息がついたのかも気づかないレベルです…。
資産運用によってリターンは変わってきますが、預金よりも少ないリターンになる可能性は低いでしょう。
銀行はリスクの低さに対して貰えるリターンもごくわずか。
動かしていないお金を預けておくのはほぼ無意味というわけです。
銀行はこのようにお金の知識のない人(マネーリテラシーの低い人)を食い物にしているわけなので、早めに行動しましょう。
複数の金融商品に投資してリスク分散しよう
最期にもう一度、金融商品別の資産運用サービスを確認しておきましょう。
金融商品別の資産運用一覧
金融商品 | サービス名 |
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株式 | くりっく株365 クオンタックス |
投資信託 | THEO(テオ) ウェルスナビ 楽天証券 |
不動産 | オーナーズブック CREAL(クリアル) ファンタスファンディング |
為替FX | トラリピ ループイフダン トライオートFX |
事業投資 | ファンディーノ FOLIO(フォリオ) SBIソーシャルレンディング |
海外ファンド | ネクストシフトファンド |
再生可能エネルギー | クラウドバンク クラウドクレジット |
貸付ファンド | Funds(ファンズ) |
ロボアドバイザー | THEO(テオ) ウェルスナビ |
投資の世界では「分散投資」が基本です。
同じ金融商品、同じ投資サービスだけを利用してポートフォリオを組んでいるとこのように市場の暴落で一気に損失→ロスカットで退場というリスクがあります。
一つの金融商品だけでなく、株式、FX、不動産、事業投資…など複数の金融商品をポートフォリオに組み込んで安定した利益率を確保しなければなりません。
利回りが良いからと言って、一つの投資先にのみ資金を預けるのは絶対にNGです。
資産運用サービスも複数あるので、まずは一通り口座開設をして、いつでもリスク分散出来るように備えておきましょう。
ほったらかし投資が出来るおすすめのサービスはこちらで紹介しています。
資産運用を始めるべきか迷っている方は、まずは入門編のこの記事を読んで重要性を理解しましょう。