FXの自動売買が出来る資産運用サービス「トラリピ」で利益を伸ばすために重要な攻略法と、損切り(ストップロス)設定の必要性について初心者に分かりやすく解説しています。
トラリピで勝つためにはどのような設定にすれば良いのか?継続して利益を出すための戦略を実際に運用している私の考え方について紹介します。
「トラリピで利益が出ない」「損失が膨らんでいる」と悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
サービスの評判や口コミについてはこちらを参考にしてください。
トラリピで利益を伸ばすための攻略法
トラリピの勝ちパターンは大きく分けて2パターン。
- 狭いレンジでストップロスを入れる
- レンジを広く取って耐える
1の場合は損失を抑えるためにもストップロスの設定が重要です。
金額は関係ないので、場合によります(^^♪
トラリピの勝ち方は2パターン
①狭いレンジで早めにストップロスを入れる
②レンジを広く取って、どこまでも耐える①の場合は、予想と逆の動きをした場合は即損切りなので、ストップロス導入です。 #peing #質問箱 https://t.co/yTluwTJano
— 鈴@2018年9月セミリタイア突入 (@semiritaia_suzu) September 1, 2018
ここで大事なのはどちらのパターンも「ロスカットさせずに損失を出さない」ということです。
①の場合はハイリスク・ハイリターンな戦法ですが、損切り(ストップロス)設定を入れることで損失を出さないテクニック。
②の場合はローリスク・ローリターンな戦法ですが、レンジを広くして証拠金維持率を高くする防御力高めのテクニックです。
それぞれのテクニックについて詳しく解説していきます。
①狭いレンジで損切り(ストップロス)を入れる:上級者向け
狭いレンジでレンジ幅を設定すると、それだけ仕掛けの数の間隔も狭くなり効率的に利益を出すことが出来ます。
その反面、レンジ幅から抜けてしまうリスクも高くなり、損失が出てしまう可能性もアップします。
例えば、米ドル/日本円などの通貨ペアで3円幅などを狙っていたとしましょう。
100円で買いポジションを持って103円の時点で利確される時に、ストップロス設定をしているとこのような動きをします。
日時 | 価格 | ストップロス |
---|---|---|
1/1 | 100円 | 利確しない |
1/2 | 101円 | 利確しない |
1/3 | 102円 | 利確しない |
1/4 | 99.9円 | 利確する |
100円を下回った時点ですぐに利確するようにすることが出来るのがストップロスの大きなメリットです。
これにより損失を最小限に抑えることができます。
要するに損切り(ストップロス)とは相場が予想に反する動きをした時に、ポジションを成行決済する時に行う設定のことです。
今回は損切りが発動するケースで紹介しましたが、利幅をもっと狭くすれば少ない資金で多くのリターンを狙うことが出来ます。
このパターンのメリットとデメリットを比べてみましょう。
メリット
- 少ない資金で多くの仕掛けが設定出来る
- 効率的にリターンを狙える
デメリット
- 利益がなかなか出ない可能性がある
- 価格が戻るまでポジションを持ち直せない
- レンジ幅からすぐ抜ける場合がある
デメリットの対策としては利幅を狭くしてすぐに利確されるようにすることです。
こうすることで、欲張って利益を追求せずに適度なタイミングで利確して利益をコツコツと積み重ねられます。
一回で5000円の利益を狙うよりも、500円の利益を10回狙う方がトラリピで勝つことが出来ますよ。
②レンジを広く取って耐える:初心者向け
損切り設定が重要だと言っても、実際に初心者が使いこなすのはなかなか難しいと思います。
そんな方はレンジを広く取って、含み損を耐えるローリスクローリターンな設定にするのがおすすめです。
一時的に含み損が膨らむ可能性はありますが、じっと耐えて価格が戻ってくるのをじっと待つ…という戦略です。
画像にするとこのようなイメージです。
レンジを広めにとっておくことで、相場が下がってもひたすら買いポジションを増やし続け、レンジを下抜けしても耐えます。
その後、レンジに戻ってきたタイミングで少しずつ利確していきます。
レンジ幅が広いので、ずっと右肩上がりになっても高値で掴んだ買いポジションを利確できるというメリットもあります。
この場合は右肩上がりになるまで耐えるのがメインになるので、損切り設定はしません。
このパターンのメリットとデメリットを比べてみましょう。
メリット
- リスクを減らして運用できる
- 長期間放置していてもリスクが少ない
デメリット
- 資金量を多くする必要がある
- 証拠金維持率に注意しなければならない
レンジ幅を広くする=資金効率が悪くなるので一定額の資金が必要になります。
デメリットの対策として仕掛けの数を調整することで少額でも運用することが出来ますが、利益がなかなかでなくなるので悩みどころです。
投資スタイル別のパターンの使い分け
どちらの投資スタイルも一長一短なので、どちらがおすすめとは一概に言えません。
- パターン①:ハイリスク・ハイリターンで上級者向け
- パターン②:ローリスク・ローリターンで初心者向け
自身の資金量や投資スタイルによっても向き不向きは変わってくるので、好きな方を選んでみてください。
そして損切り(ストップロス)設定をするのはパターン①のみなので、設定を考えたくない方はパターン②を選んでくださいね。
【実例紹介】パターン別の設定
ではパターン別に私が実際に設定するとしたら、どのように設定するか実例を紹介します。
前提条件は以下の通り。
- 通貨ペア:米ドル/日本円(チャート確認はこちら)
- 資金量:50万円
パターン①:ハイリスク・ハイリターン(損切り設定あり)
ハイリスク・ハイリターンで運用する場合は過去3年ぐらいのチャートデータを参考にするのが良いでしょう。
米ドル/日本円の場合なら「100円~118円」のレンジ幅に仕掛けるのが高リターン狙いの運用になります。
レンジ幅が狭いので少ない資金でも効率的に仕掛けを設置することが出来ます。
実際に、らくトラ試算表でシミュレーションしてみましょう。(口座開設すると利用可能)
- 仕掛けの数を入力する
- ストップロス設定をする
- 証拠金維持率を300%以上にする※
※証拠金維持率は100%以下になるとロスカットされるのでリスク管理のためにも300%以上を維持しましょう。300%以下になっている場合は仕掛けの数を減らして調整
らくトラ試算表は設定する項目が多いですが、基本的にはこの3つだけチェックすれば大丈夫です。
「100円~118円」の18円のレンジで22本の仕掛けが約0.8円間隔で設置されることになります。
ロスカット価格は90円なので、ハイリスクといっても安全性はそこまで犠牲になっていません。
損切り設定は100円から少しでもマイナス方向に動いたら決済して欲しいので98円に設定しておきました。
ストップロス価格は最低レンジ価格の「マイナス1~2%」程度がいいでしょう。
99.9円などあまりにも近い数字にするとポジションを持った瞬間に損切りされる恐れがあります。
では、次にパターン②のローリスク・ローリターンの運用パターンの設定を紹介していきます。
パターン②:ローリスク・ローリターン(損切り設定なし)
ローリスク・ローリターンで運用する場合は過去10年ぐらいのチャートデータを参考にするのが良いでしょう。
米ドル/日本円の場合なら「76円~124円」のレンジ幅に仕掛けるのが低リスクな運用になります。
らくトラ試算表のシミュレーションでは仕掛けの本数は13本まで可能です。
「76円~124円」の48円のレンジで13本の仕掛けが約3円間隔で設置されることになります。
こちらは低リスクな運用方法なので損切り設定はなしです。
2012年の76円を下に抜けたとしても、65円まで下がらなければロスカットされる心配はないのでかなり安全度は高めですね!
2つの設定パターンを比較
パターン① ハイリスク |
パターン② ローリスク |
|
---|---|---|
レンジ幅 | 100円~118円 | 76円~124円 |
仕掛け | 22本 | 13本 |
仕掛けの間隔 | 0.8円 | 3円 |
ロスカット価格 | 90.55円 | 65.53円 |
損切り設定 | あり(98円) | なし |
比べてみると分かる通り、ハイリスク・ハイリターンなパターン①では仕掛けの本数が多く感覚が狭いので、効率的に利益を稼げます。
そのかわりにレンジ幅から抜けるリスクを抑えるために損切り設定をありにしています。
一方、ローリスクローリターンなパターン②ではレンジ幅が広く、仕掛けの本数が少なく稼ぎづらいかわりにロスカットされるリスクも低いです。
こちらはリスクがそもそも少ないので損切り設定をなしにしています。
どちらの投資スタイルが好みかは人によって異なるので好きな方を選んでくださいね!
レンジ幅を抜けたときのリスク
トラリピでレンジ幅を抜けたときのリスクはこの2つです※
- 逸脱リスク:儲けるチャンスを逃すこと(問題なし)
- 損失リスク:ロスカットされるリスク(問題あり)
※買い→売りトラリピの設定の場合です(買いポジション)
買いポジションの場合気をつけるべきなのはレンジ相場が下抜けしてしまった時です。
ローリスクローリターンなレンジ幅を設定していても、定期的に資産状況を確認しておくことが大切です。
ロスカットされないためには証拠金維持率を100%以上を必ず維持するようにしてください。
トラリピの設定手順を確認する
トラリピの設定をイチからチェックしたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ちなみに、運用をスタートするためには予め入金しておく必要もあるので、そちらも済ませておいてくださいね。
トラリピの口座開設に必要なもの
口座開設をするためには以下の3点が必要になります。
登録は3分程度で終わるので、スムーズに進めるために事前に準備しておきましょう。
- メールアドレス
- マイナンバーカード
- 本人名義の銀行口座
- 本人確認書類(免許証・健康保険証など)
登録までは3ステップ
資産運用サービスの口座開設がはじめての初心者の方でも、3ステップで簡単に出来るので安心して下さい。
- 会員登録(無料)(3分)
- 投資家確認(無料)(3~5営業日以内)
- 口座入金(3分)
申込みをしてから本人確認の審査完了まで最短3~5営業日程度で完了するので、すぐに始められます。