FXの自動売買が出来る資産運用サービス「トラリピ」の設定で使える「決済トレール」の仕組みと設定や仕組みについて初心者に分かりやすく解説しています。
先に結論から言うと…利益を最大化するために決済トレールは設定するべきです。
しかし、FXや投資をしたことがない初心者にとっては「決済トレールってそもそも何?」という感じですよね。
そこで実際にトラリピで投資をしている私が、決済トレールとはどんなものかメリットやデメリットを画像つきで解説していきます。
「決済トレールを設定するべきかわからない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
サービスの評判や口コミについてはこちらを参考にしてください。
目次でサッと確認
決済トレールとは?仕組みについて解説
決済トレールとは、決済価格が値動きの「トレンドを追いかけることで、利益の極大化をねらう」トラリピ専用の機能です(特許第5841277号)
引用:トラリピ公式サイト
通常、トラリピでは最初に設定した「1本あたりの利益」の項目で設定した金額の利益が出ると、その時点で強制的に利益確定が行われます。
その設定では「売らずに持っておけばもっと稼げたのに…」という相場の動きをした時に利益を取りそこねてしまう場合があります。
しかし決済トレールを使用することで利益が伸びる場面ではそのままポジションを放置して、利益を伸ばしてくれます。
その後、相場の向きがマイナス方向に動いた時に利益を確定してくれます。
具体的にはこのようなイメージです。
「決済トレールはどこで発動するのか?」というのは予めトリガー価格として決まっています。
- 買い:+0.2円ごと
- 売り:ー0.2円ごと
(この数字は固定されています)
この仕組みはFXの世界では「トレーリングストップ」とも言われており、利益を最大化するためにとても重要です。
これを手動で設定しようとするとかなり大変なので、全て自動的に設定してくれるトラリピはかなり優秀というわけです!
FX自動売買は他にも色々ありますが、決済トレールの機能はトラリピにしかないので、私が利用している大きな理由の一つになっています。
決済トレールの動きを解説
文字だけでは少しイメージし辛いと思うので、実際に発動するときの流れを表にしてみます。
前提条件
- 通貨ペア:米ドル/日本円
- 利益幅:1円
- 1本あたり通貨量:0.1万(1000通貨)
- 現在価格:100円
通常の動き
日付 | 価格 | 利確するか |
---|---|---|
1/1 | 100円 | 利確しない |
1/2 | 100.5円 | 利確しない |
1/3 | 101円 | 利確する |
決済トレールを設定した場合
日付 | 価格 | 利確するか |
---|---|---|
1/1 | 100円 | 利確しない |
1/2 | 101円 | 利確しない |
1/3 | 101.2円 | トリガー発動 利確しない※1 |
1/4 | 101.4円 | トリガー発動 利確しない※2 |
1/4 | 101.2 | 利確する |
※1.このタイミングで101円以下になったら強制的に利確される
※2.さらに+0.2円上がったので再びトリガーが移動。決済価格が移動して101.2円以下になると利確されるようになる
このように、決済トレールが機能することで伸ばせる利益を最大化することが出来るようになり、利益をさらに上乗せ出来ます。
この流れを画像で説明するとこのようになります。
利用者の評判も高い
トラリピで、1000円決済トレール付きで3990円まで伸びました。
こんな経験初めてですわ…#トラリピ #凄まじい #トレール決済 pic.twitter.com/VxITbxqMDL— 人生100年!頑張りましょう (@R_marker0180821) January 3, 2019
【33週目のトラリピ】
今週は+9,000円ほどの利確。
決済トレールで引っ張ってくれると利益増加しておいしいです(^p^)
大きく値動きするときは他の自動売買FXよりも利益増大しますね。
トライオートFXで運用してる設定の移行を検討中( ̄^ ̄)ゞ pic.twitter.com/EQVgIKBrlB
— のがたか (@noggylog) February 2, 2019
決済トレールがうまく発動すると利益がぐんぐん伸びるのでとても気持ちいいですね!
実際に利用している方からの評判も良いので、設定するメリットしかなさそうですね。
決済トレールの設定方法
決済トレールの設定は、実際に「らくトラ」で設定を進めていくと途中で設定するかどうか聞かれるのでここで設定のチェックを入れるだけです。
かなり簡単なので特に補足することはないですね!
仮に既に稼働中で決済トレールの設定を忘れていた場合は注文画面でチェックを入れてください。
実際に設定をイチから始めようと考えている方はこちらを参考にしてください。
決済トレールの注意点4つ
便利な決済トレールですが、利用するまでに覚えておきたい注意点が3つあります。
- 決済価格がすべる場合がある
- 値動き次第では損失が出る場合がある
- せま割が適用されない
- トリガーが発動して約定しない場合がある
【1】決済価格がすべる場合がある
決済トレールでは相場の動きが反転したタイミングで強制的に成行注文をするので、注文する通貨の枚数が多いと想定した価格で決済されない(すべる)場合があります。
注文枚数が1000~1万通貨程度であれば大きな問題は無いでしょう。
【2】値動き次第では損失が出る場合がある
急に価格が変動した場合は注文が追いつかずにマイナスが発生する可能性があります。
ただし、このケースが起こる可能性が高いのは狭いレンジや利幅で高頻度の注文を入れている場合がほとんど。
1円ほどの利幅であれば大きな問題は無いでしょう。
【3】せま割が適用されない
決済トレールを設定していると「せま割り30」と「せま割10」が適用されなくなります。
せま割を適用することで片道手数料(取引手数料)が安くなるメリットがあるのですが、これが無効になってしまいます。
ただし、手数料コストはかなり微々たるものなので、実際に使った感想では決済トレールで上乗せされる利益の方が利益率は高いかなと思います。
【4】トリガーが発動して約定しない場合がある
決済トレールを設定することで、設定したり幅を超えてもトリガーが発動して約定しなくなるケースがあります。
例えばこのようなケース
日付 | 価格 | 利確するか |
---|---|---|
1/1 | 100円 | 利確しない |
1/2 | 101円 | トリガー発動 利確しない |
1/3 | 101.1円 | 利確しない |
1/4 | 101円 | 利確しない |
1/4 | 100円 | 利確しない |
トラリピでは0.2円というトレール価格で固定されているので、トリガーが一度発動してしまうと101.2円まで伸びなければこのケースでは利確されません。
このまま価格が下落してしまっても利確されずにポジションが放置されることになります。
ですので、レンジ相場で価格の変動がかなり少ない場合や、利幅の設定を0.3円以下などかなり低くしていると影響が出る場合があります。
以上の点を踏まえると、トレンドが弱い相場で使うのは難しいという側面もあります。
ただし、公式のバックテストの結果では「利用することでプラスになる」という結果も公表されています。
バックテストでは利益が伸びている
前提条件
- 期間:2012年初~2014年末の3年間
- 通貨ペア:NZドル/円
- 注文金額:0.1万通貨(1,000通貨)
- 売買の別:買い
- レンジ:65.00~85.00円
- トラップ本数:41本
- 利益金額:500円
バックテストの結果
- 決済トレールありの利益額:178,252円
- 決済トレールなしの利益額:153,905円
- 価格差:24,347円
このように「決済トレールあり」の設定にしていると利益を効率的に伸ばしてくれることがわかります。
結論:決済トレールを使って利益を伸ばそう
決済トレールの仕組みとメリットは理解出来たでしょうか?
結論は「決済トレールは設定したほうがいい」ということが分かりましたね。
トラリピ独自の機能なので、一度でも利益が伸びる経験をしてしまうと他のFX自動売買は使えなくなるかもしれません…。
他のサービスでは使えないトラリピの決済トレールをぜひ使ってくださいね!
登録費用や取引手数料も無料なのでぜひ口座開設しておきましょう。
トラリピの口座開設に必要なもの
口座開設をするためには以下の3点が必要になります。
登録は3分程度で終わるので、スムーズに進めるために事前に準備しておきましょう。
- メールアドレス
- マイナンバーカード
- 本人名義の銀行口座
- 本人確認書類(免許証・健康保険証など)
登録までは3ステップ
資産運用サービスの口座開設がはじめての初心者の方でも、3ステップで簡単に出来るので安心して下さい。
- 会員登録(無料)(3分)
- 投資家確認(無料)(3~5営業日以内)
- 口座入金(3分)
申込みをしてから本人確認の審査完了まで最短3~5営業日程度で完了するので、すぐに始められます。