中国の仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」が1月31日に、クレジットカード決済による仮想通貨購入に対応しました。
クレジットカードで買える仮想通貨の種類や使い方、注意点について紹介します。
目次でサッと確認
クレジットカードで4種類の仮想通貨購入に対応
#Binance Enables Debit and Credit Card Paymentshttps://t.co/EuJSsaHsQU pic.twitter.com/5uhflUcmXL
— Binance (@binance) January 31, 2019
バイナンス公式から1月31日に「VISA、MASTERのクレジットカード・デビットカードによる4種類の仮想通貨の購入に対応した」と発表がありました。
クレジットカードで購入出来るようになった通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
クレジットカード決済をしてからおよそ10分~30分以内にウォレットに入金されるようです。
クレジットカード決済の利用料(手数料)
1回の利用につき3.5%の手数料、もしくは10USDの高い方が選ばれます。
既にクレジットカード決済に対応しているChangellyやCoinmamaなどは利用手数料に5%取られてしまうのでかなりお得ですね。
クレジットカード決済の注意点
利用できるカードはVISA/MASTARカードのみ
現在、決済に対応しているのはVISA/MASTARカードの2種類のみです。
JCBなどその他のブランドには対応していないので注意してください。
対応していない国や地域がある
利用できる国に制限がありますが「日本」はその中に含まれていないので利用できると思います。
バイナンスではSimplexのサービスを利用してクレジットカード決済を行っているので、そちらで規制されている場合は非対応となります。
現在公開されている「非対応の国と地域」はこちらです。
非対応の国
- 中国
- アフガニスタン
- 今後
- キューバ
- 朝鮮民主主義人民共和国
- エリトリア
- イラン
- イラク
- コートジボワール
- キルギスタン
- レバノン
- リビア
- 南スーダン
- スーダン
非対応の地域(アメリカ)
- ニューヨーク州
- ジョージア州
- コネチカット州
- ニューメキシコ州
- ハワイ州
- ワシントン州
利用限度額が決まっている
1ユーザーあたりが利用できる限度額に制限があります。
- 1日の上限:20,000USD(約200万円)
- 月額上限:50,000USD(約500万円)
- 最小利用額:50USD(約5000円~)
クレジットカード決済で一番問題になるのが使いすぎの問題ですよね。
日本の取引所でも以前はクレジットカード決済に対応していましたが、価格が上がると信じて購入した投資家たちが次々に破産してしまい、規制がかかりました。
いくら価格が上がっていても、投資にリスクはつきものです。
あくまでも自分で支払うことのできる余剰資金で行ってくださいね。
Binance(バイナンス)とは?どんな取引所?
Binance(バイナンス)の評価
取り扱い通貨 | |
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使いやすさ | |
手数料 | |
安心度 | |
登録しやすさ |
Binance(バイナンス)の特徴
- 全世界ナンバーワンの海外取引所
- 独自トークン「BNB」を発行している
- ハードフォークへの対応がしっかりしている
全世界ナンバーワンの海外取引所
全世界ナンバーワンの取引高を誇る最大手の海外取引所で、セキュリティレベルも高い信頼できる実績を挙げています。
Binance(バイナンス)では150種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
日本で買うことのできない銘柄を買うことができ、草コインなど稼げるチャンスを確実につかむことが出来ます。
独自トークン「BNB」を発行している
バイナンスでは自社で「BNB」という独自トークンを発行しています。
これを利用することで基軸通貨として他の通貨との取引が可能になっており、BNB建てで取引を行うと通常0.1%の手数料が割り引かれます。
2018年内は「手数料が半額になる!」と話題になっていますが、この割引率は5年掛けて低くなっていくことを予定しています。
- 1年目(2018年)割引率:50%
- 2年目(2019年)割引率:25%
- 3年目(2020年)割引率:12.5%
- 4年目(2021年)割引率:6.75%
- 5年目(2022年)割引率:0%
ですが、海外取引所では取引手数料は0.2%~0.25%程度が普通なので、それと比較してもバツグンに安い取引手数料を実現しています。
取引手数料の安さは投資家たちから選ばれる理由の一つとして大きく貢献しています。
ハードフォークへの対応がしっかりしている
バイナンスはコインがハードフォークによって分岐した際に、分岐先の通貨を付与してくれるというメリットがあります。
有名な事例ではビットコインのハードフォークで誕生したBCH(ビットコインキャッシュ)でしょう。
ビットコインをバイナンスに預けているユーザーには一定の割合でビットコインキャッシュが配布されました。
その後、ほとんどの取引所が対応していないビットコインゴールドのハードフォーク対応も行っていました。
1:1の割合で配布されるとしたらかなり美味しい話ですよね。
国内外問わずハードフォークへの対応がしっかりとしているため、ハードフォーク予定のあるコインは基本的にバイナンスに預けておくのが主流になっています。
バイナンスについての詳しい情報はこちらを参考にしてください。
クレジットカード決済が使える取引所は他にもある
Binance(バイナンス)がクレジットカード決済に対応したことで、新たな資金流入が生まれる可能性が高そうですね。
現在は購入できる通貨の種類は限られていますが、問題などが起きなければ徐々に対応通貨は増えていく可能性が高いと思われます。
クレジットカードは上手く利用すればポイント還元などを活用できるので、決済手段は多いほうが嬉しいですよね。
他にもクレジットカード対応の取引所が利用したい方はこちらをおすすめします。