「マネーリテラシー」は21世紀の経済を生き抜くために必要不可欠なスキルです。
先に断言をすると、マネーリテラシーの低い人は将来お金持ちになることは出来ません。
この記事では
- マネーリテラシーとは何なのか
- マネーリテラシーが低いとどうなるのか
- マネーリテラシーを高める方法
などなど…マネーリテラシーの無さが与える影響について分かりやすく紹介していきます。
マネーリテラシーとは?
そもそも「マネーリテラシー」とは何なのか。言葉の意味を解説します。
金融商品やサービスの選択、生活設計などで適切に判断するために、最低限身につけるべき金融や経済についての知識と判断力。「金融リテラシー・マップ」では、この能力を「生活スキル」と位置づけている。
引用:金融リテラシー:コトバンク
「リテラシー」とは英語で「特定の分野の知識」を表す言葉です。
インターネットに詳しい人のことを”ネットリテラシーが高い”と言うこともありますよね。
それと同じで、お金に関して詳しい人のことを”マネーリテラシーが高い”といいます。
マネーリテラシーが高ければお金に関する知識が豊富で、お金に関する悩みをすぐに解決できる能力を持っていると言えます。
具体的には、収支管理、投資、会計、経済学の知識などお金にまつわる物事のスキルです。
マネーリテラシーが高くなると、このようなメリットがあります。
- お金の増やし方が理解出来る
- 節約上手になる
- 税金面で他の人より得をする
良いことばかりですよね!
特に「お金の増やし方が理解出来る」というのは誰でも欲しいスキルではないでしょうか。
しかし、普通に生活しているだけではなかなか身につかない「マネーリテラシー」。
マネーリテラシーが低いとどのような問題が出てくるのか見ていきましょう。
マネーリテラシーが低い人がやってしまうこと
マネーリテラシーが低いとどのような問題が起きてしまうのか、その例をいくつか紹介していきます。
マネーリテラシーが低い人がやってしまうこと
- ギャンブル
- 借金
- 投資の勧誘話に乗る
ギャンブル
ギャンブルはお金を増やす方法として誰でも思いつく方法ですが、マネーリテラシーが高い人は絶対にやりません。
パチンコ、スロット、競馬などなど…プロとして生計を立てている人もいますが、そんな人はほんの一握りです。
これらギャンブルの仕組みは絶対に企業側が最終的に儲かる仕組みになっており、確率や統計などが理解出来る人は手を出しません。
借金
奨学金などでやむを得ず生まれた借金は例外ですが、マネーリテラシーが低い人は誰かからお金を借りたり、消費者金融のお世話になることが度々あります。
借金をしてしまう人はお金の使い方に無頓着な傾向があります。
お金がどれぐらい入って、どう使えばやりくりできるのか?マネーリテラシーが高い人はそういった計画性をしっかりと持っています。
投資の勧誘話に乗る
「いい儲け話があるんですけど…」といった怪しい投資の勧誘話に乗ってしまう人はマネーリテラシーが低いといわざるを得ないでしょう。
本当に良い儲け話があれば、わざわざ誰かを誘わずに独り占めすればいいだけです。
話を持ちかけてきた人は、マネーリテラシーが低い人をカモにして詐欺をしようとしている可能性が高いです。
マネーリテラシーが高ければ「どんな仕組みでお金が増えるのか?」といったお金の流れから怪しい投資話をすぐに見抜くことが出来ます。
マネーリテラシーの高さが分かる3つの質問
ではここで、自分のマネーリテラシーはどれぐらい高いのか?を調べることが出来る3つの質問を用意しました。
- Q.銀行の貯金でお金はどれだけ増える?
- Q.老後の資金はどれだけ必要?
- Q.お金を増やす方法は給料以外何がある?
では、ひとつずつ見ていきましょう。
Q.銀行の貯金でお金はどれだけ増える?
銀行に貯金(預金)すると利息が貰えますよね。
では、大手メガバンクやあなたが利用している銀行で貰える利息の金利は年間何%かご存知ですか?
答えは…0.001%です。
これでは100万円を貯金しても、年間10円~100円程度しかプラスにならないのでもはや利息がついたのかも気づかないレベルの数字です…。
1年間100万円を預けても、ATMの出金手数料一回で十分マイナスになってしまう金額です。
「利息が貰えるから」という理由で使わないお金を預けておくにはあまりにも無意味だと感じますよね。
Q.老後の資金はどれだけ必要?
いずれは誰にでも訪れる老後。
子供も成長して、仕事も終えて年金生活となる老後ですが、実は年金だけでは生活することが出来ません。
老後のために準備しておかなければならない資金はいくらかご存知ですか?
答えは…3000万円です。
年金生活に入る前に、定年後の10~15年分の生活費+予備費として老後の資金は3000万円必要と言われています。
また、年金も高齢化社会の影響により、受給年齢が少しずつ繰り上げされており現時点で65歳以上から受給開始となります。
今の20代の若者たちが将来的に年金を貰える保証はどこにもありません。
Q.お金を増やす方法は給料以外何がある?
もちろん先ほど紹介したギャンブルや預金の金利以外です。
バイトや会社勤務などの社会活動でもらえる給料以外にもお金を生み出す方法は様々あります。
では、具体的にお金を増やす方法は何があるでしょう?
答えは…資産運用や投資です。
例えば、貸付、為替、不動産、FX、株式などなど…資産運用や投資の中にも様々なジャンルのものがあります。
これらはお金を投資し、配当や売買によって利益を生み出すことでお金を増やすことが出来ます。
いかがでしたか?
これらの質問はほとんどの人が答えることが出来ないので、1問も正解しなかった人も安心してください。
しかし、将来のことを考えるとこういった知識を身に付けてマネーリテラシーを高めておかなければお金持ちになることは難しいでしょう。
日本は少しずつ物価は上がっていますが、給料は右肩下がりになっており貧乏な国へと退化しています。
将来を生き抜くため、資産を増やすためにもマネーリテラシーを意識して早いうちから行動することが大切ですよ。
では、どのようにすればマネーリテラシーを高めることが出来るのか?解説していきます。
マネーリテラシーを高めるには?
マネーリテラシー力を高めるためには「勉強する」か「実践する」このどちらかしかありません。
回り道などはなく、しっかりと自分のマネーリテラシーの低さと向き合った人こそ成功するのです。
マネーリテラシー力を高める勉強方法
- 学習する:無料セミナーを受ける
- 勉強する:本を読む
- 実践する:投資を始める
慎重派の人は本を読むことから始めて、実践派の人はすぐにでも投資を始めましょう。
投資を始めるといってもまとまったお金は必要ありません。
最低1万円あれば大丈夫なので、お金の部分で不安がある方も安心してくださいね。
こちらの記事では初心者の方でも今日から資産運用を始めることが出来る方法を解説しています。
資産運用を始めることで、まずお金の増える仕組みが理解できるようになります。
それが理解できれば、無駄な出費に気づいたり、税金の仕組みも次第に理解出来るようになり、将来的にお金持ちになることが出来ます。
「お金を効率的に増やし、無駄な出費は節約して減らす」というマネーリテラシーの基本を資産運用から学べます。
マネーリテラシーのまとめ
- マネーリテラシーが低いとお金持ちになれない
- ギャンブル・借金はマネーリテラシーの低さの象徴
- 銀行の金利はたったの0.001%
- 老後に必要な資金は3000万円
- マネーリテラシーを鍛えるには読書と投資
銀行に使ってお金を眠らせておくのは機会損失と言えるでしょう。
この記事を読んでいる20~30代の方は10年間投資を続けて複利運用をすれば、50万円の元手でも将来1000万円まで増やすことも可能です。
少しでも危機感を感じた方、将来のお金の不安をなくしたい方はすぐにでも資産運用を始めましょう。
マネーリテラシーを高めて、あなたの人生がもっと豊かになるのを楽しみにしてますよ。