貸付ファンドに投資出来るサービス「オーナーズブック(Ownersbook)」では主な投資先のファンドテーマに「シニアローン」と「メザニンローン」の2種類が存在します。
投資する前にそれぞれの特徴や違いについて理解しておくことで、安心してファンドを選ぶことが出来ます。
この記事ではローンのタイプごとの違いや、特徴を比較しています。
先に結論!オーナーズブックのローンの違い
シニアローン | メザニンローン | |
---|---|---|
資金調達方法 | 銀行などから | 投資家から |
返済の 優先順位 |
一番高い | シニアローン より低い |
リスク | 低い | 高い |
リターン | 低い | 高い |
サービスの評判や口コミについてはこちらを参考にしてください。
目次でサッと確認
オーナーズブックには運用タイプについて
大きく分けて2種類の運用タイプ
オーナーズブックには大きく分けて2種類の運用タイプがあります。
- 貸付型
- エクイティ型
「貸付型」と「エクイティ」型の大きな違いは資金用途とリスクの大きさです。
貸付型 | エクイティ型 | |
---|---|---|
資金用途 | 借り手企業に対して 不動産担保の融資 |
不動産信託受益権 の購入 |
返済原資 | 融資に対する利息 | 賃料収入や 不動産信託受益権の 売却による売却益 |
リスク | ローリスク ローリターン |
ハイリスク ハイリターン |
「貸付型」と「エクイティ」型の違いについてはこちらの記事でも解説しています。
貸付型には2種類のローンがある
さらに、オーナーズブックの「貸付型」には2種類のローンがあります。
- 貸付型:シニアローン
- 貸付型:メザニンローン
「シニアローン」と「メザニンローン」にはどのような違いがあるのか次の項で詳しく紹介していきます。
オーナーズブックのシニアローンの仕組み
オーナーズブックのシニアローンの仕組み
- 銀行からの融資が該当する
- 優先的に返済を行う
- ローリスク・ローリターン
シニアローンは自己資金が足りない耐え、銀行から融資を受けた資金のことを指します。
銀行からの融資となるため、審査が厳しくローンの自由度も低いかわりに金利は安く、借り手の負担は低くなっています。
メザニンローンよりも返済順位は高いため、出資者の元本が保証される可能性は高くなっています。
不動産投資におけるシニアローンは「ローリスク・ローリターン」であると言えます。
運用が失敗してしまった場合も投資家の利回りは最優先で確保されます。
オーナーズブックのメザニンローンの仕組み
オーナーズブックのメザニンローンの仕組み
- 銀行以外からの融資が該当する
- シニアローンより返済順位は低い
- ミドルリスク・ミドルリターン
シニアローンを借りて、それでも経費などの資金が足りない場合で追加で借りるのがメザニンローンです。
メザニンは直訳すると「中二階」という意味で、ローンの回収リスクの低いものから高いものまでを階層分けすると、中ぐらいの位置になります。
そのため、優先的に返済されるシニアローンよりも返済順位が低く、全額回収できないリスクがあるローンになります。
借り手にとっては銀行よりも円滑に資金調達しやすいローンであるかわりに、金利も高めの設定となっています。
金利の高さは借り手にとってデメリットですが「借入期間中は利払いのみを行えばよく、元本は満期時に一括返済する」という契約を結ぶことが出来るという自由度の高さもあります。
そのため、リターンもシニアローンよりも大きくなるため不動産投資におけるメザニンローンは「ミドルリスク・ミドルリターン」であると言えます。
しかし、オーナーズブックでは貸し倒れ件数ゼロという信頼感のある実績があるため、借り手企業をしっかりと審査した上で融資を行っていることがわかります。
オーナーズブックのローンごとの違い
ローンごとに違う大きな点は、リスクの大きさです。
- シニアローン:ローリスク・ローリターン
- メザニンローン:ミドルリスク・ミドルリターン
シニアローンは、銀行からの融資で金利が低く返済順位が一番高いことからローリスク・ローリターンな仕組みになっています。
メザニンローンは、投資家やファンドからの融資で金利が高いかわりに、返済順位がシニアローンよりも低くなります。
もちろんどちらのローンの場合でも厳正な審査が行われているのでご安心ください。
オーナーズブックのローンの違いを理解して投資しよう
以上、ローンごとの違いでした。
最後にもう一度内容を確認しておきましょう。
シニアローン | メザニンローン | |
---|---|---|
資金調達方法 | 銀行などから | 投資家から |
返済の 優先順位 |
一番高い | シニアローン より低い |
リスク | 低い | 高い |
リターン | 低い | 高い |
返済順位が高く、ローリスク・ローリターンなのが「シニアローン」、リターンが高く、ミドルリスク・ミドルリターンなのが「メザニンローン」になります。
どちらもオーナーズブックによって借り手は厳正な審査が行われているので安心してください。
自身の投資スタイルに応じて投資するローンのタイプを変えておくのがいいでしょう。
オーナーズブックのサービスの安全性についてはこちらの記事を参考にしてください。