ソーシャルレンディングを活用することで様々な金融商品に少額から投資することが出来ます。
国内のソーシャルレンディング事業者の中には不動産投資に特化したサービスもあるため、初めて不動産投資を始める初心者におすすめです。
今回は不動産投資が出来る国内のソーシャルレンディング事業者を一覧にして、特徴などを比較してみました。
どこサービスに登録しようか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
目次でサッと確認
不動産投資が出来るソーシャルレンディング一覧表
右にスクロールすることが出来ます→
サービス | 利回り(年) | 最低投資金額 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
オーナーズブック | 4.0~6.0% | 1万円 | |
CREAL(クリアル) | 4%〜 | 1万円 | |
Funds(ファンズ) | 1.5~6.0% | 1円 | |
クラウドバンク | 6.79% | 1万円 | |
LENDEX(レンデックス) | 7%~10% | 2万円 | |
FANTAS funding | 8%~10% | 1万円 | |
ポケットファンディング | 4%~ | 1万円 | |
SBIソーシャル レンディング |
3.2%~10% | 1万円 | |
maneo(マネオ) | 4.8%~10% | 2万円 | |
クラウドリアルティ | 5%~10% | 5万円 | |
LCレンディング | 5%~8% | 2万円 | |
さくらソーシャル レンディング |
6%~7.5% | 2万円 | |
アップルバンク | 8%~10% | 2万円 | |
アメリカファンディング | 8%~10% | 2万円 | |
タテルファンディング | 5% | 1万円 | |
キャッシュフロー ファイナンス |
7%~10% | 2万円 | |
ガイアファンディング | 8~10% | 3万円 | |
ラッキーバンク | 6%~10% | 6万円 | |
トラストレンディング | 7%~10% | 10万円 |
利回りが高く、完全放置で不動産投資が出来る「オーナーズブック」は初心者に特におすすめです。
物件の人気が高いので競争率は高いですが、その分安定したリターンを得ることが出来ます。1万円から始められるので、元手が少ない方でも安心です。
不動産投資が出来るソーシャルレンディング事業者
オーナーズブック(Ownersbook)
オーナーズブックの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2014年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 4.0~6.0%/年 |
おすすめ度 |
オーナーズブック(Ownersbook)は東証マザーズにも上場しているロードスターキャピタルを親会社とする不動産特化のソーシャルレンディングです。
不動産投資を考えている方には真っ先におすすめしたい信頼性の高い財政基盤を持っています。
オーナーズブックは、不動産のプロが厳正に審査した幅広いタイプの不動産に投資出来る資産運用サービスです。
通常は4%程度の利回りなのですが、不動産の売却に成功すると6%以上の利回りのファンドになります。
不動産関連の資産運用サービスでは業界ナンバーワンの実績もあるので安心感も格別です。
それに加え、2014年からのサービス開始以降、貸し倒れ率0%の実績を出しており、過去一度も元本割れを起こしたことがありません。
プロが査定した東京の一等地の物件なので手堅い投資となっており、リスクも低めです。
低リスクで高リターンを狙いたい初心者におすすめのソーシャルレンディングです。
CREAL(クリアル)
CREAL(クリアル)の基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2018年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 4%~/年 |
おすすめ度 |
こちらも不動産に特化した2018年12月から開始された新興のソーシャルレンディングです。
サービスを運営する株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは受託資産残額がなんと300億円もあり、業界大手のクラウドクレジットを上回る健全性を持っています。
東京23区を中心とした魅力的な国内のファンドが揃っており、情報の透明性の高さから多くの投資家の注目を集めています。
投資先の物件の情報が住所レベルで公開されており、立地や交通アクセス、外観などを実際に確かめることが出来ます。
ここまで具体的に出資先の住所や数字を見れるのは投資家にとってかなりの安心材料となります。
仮に損失が発生した場合も、出資者から優先的に分配が行われるので原資割れのリスクも低いのが安心です。
Funds(ファンズ)
Funds(ファンズ)の基本情報
投資商品 | 不動産 貸付ファンド |
---|---|
設立 | 2019年1月 |
必要最低資金 | 1円 |
利回り | 1.5~6.0%/年 |
おすすめ度 |
Funds(ファンズ)はソーシャルレンディングNo.1メディアの「クラウドポート」が運営している、貸付ファンドに投資できるサービスです。
投資先はFunds(ファンズ)の厳しい審査を通過した企業のみで構成されており、想定利回り1.5~6%でコツコツと資産形成を目指す方におすすめです。
預金や国債よりも高リターンで、ソーシャルレンディングよりも低リスクで出来るミドルリスク・ミドルリターン能登牛です。
従来のソーシャルレンディングと違い、貸付を行う企業に投資を行うので比較的リスクが低くなっているのが特徴です。
クラウドバンク
クラウドバンクの基本情報
投資商品 | 不動産 太陽光 企業支援 |
---|---|
設立 | 2013年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 6.79%/年 |
おすすめ度 |
業界シェアナンバーワンの実績を持つ「クラウドバンク」は投資初心者におすすめです。
クラウドバンクは投資先の貸倒れや元本割れが過去に一度も無く、他のソーシャルレンディングと比較するとローリスクで始める事ができます。
不動産、太陽光、企業支援など幅広いファンドに投資できるので自分の興味のある業界や事業に投資できる点も大きな魅力です。
デザインも見やすく、管理画面も使いやすいのでストレス無く操作できるのも嬉しいですね。
LENDEX(レンデックス)
LENDEX(レンデックス)の基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2017年7月 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 7%~10%/年 |
おすすめ度 |
2017年7月にサービスを開始した不動産特化のソーシャルレンディングサービスです。
案件のほとんどに不動産担保が付いているのでリスクを抑えながら投資することが出来るのが特徴です。
担保不動産は東急リバブルの査定済みというお墨付きも魅力ですね。
募集金額が5000万円以下の中型案件が多く揃っているので、ある程度のリターンも確保しやすい金額設定となっています。
最低投資額が2万円から、という部分を除けば投資初心者にもおすすめしやすいリスク低めの不動産投資が始められます。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)
FANTAS fundingの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2017年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 8%~10%/年 |
おすすめ度 |
FANTAS fundingは不動産に特化したソーシャルレンディングの中でも珍しい、空き家を改築・リノベーションした再生物件に投資をすることが出来ます。
2033年には3戸に1戸が空き家になると予想されています。
空き家が増えることで治安や景観の悪化が懸念されますが、その社会問題を解決するために、空き家をリフォームして価値を創出します。
他の不動産特化のソーシャルレンディングと同じように利回りもよく、20%までの売却損をカバーしてくれる仕組みがあるため、リスクを抑えて投資出来ます。
ポケットファンディング
ポケットファンディングの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2017年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 4%~/年 |
おすすめ度 |
ポケットファンディングは沖縄発の不動産特化のソーシャルレンディングサービスです。
沖縄県内を中心とした様々な物件を扱っており、人口増加率の高さから多くの投資家の注目を集めています。
掲載している案件はすべて担保余力を30%残しているので、不動産価値が30%下落しても元本割れしないようになっているので安心感も高いです。
サービスを運営する「ソーシャルバンクZAIZEN株式会社」は不動産事業のM&Aやファクタリング事業など幅広い不動産事業を手がけたノウハウを持っています。
SBIソーシャルレンディング
SBIソーシャルレンディングの基本情報
投資商品 | 不動産 企業支援 エネルギー |
---|---|
設立 | 2011年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 3.2~10%/年 |
おすすめ度 |
超大手企業SBIグループが運営する高い信頼性を持つソーシャルレンディングサービスです。
東証一部上場を果たした企業が親会社になっているため、コンプライアンスや組織体制の面で安心感が高く、不正の心配もほぼありません。
この規模の会社が親会社ともなると、金融庁などから資産管理や運用体制について厳しく審査が行われているはずです。
信頼性の高さでソーシャルレンディングを選びたい方におすすめです。
maneo(マネオ)
maneo(マネオ)の基本情報
投資商品 | 不動産 事業投資 |
---|---|
設立 | 2008年 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 4.8%~10% /年 |
おすすめ度 |
maneo(マネオ)は2008年にスタートした日本初のソーシャルレンディング事業者で国内トップの実績を持っています。
成立ローン額は1000億円超、不動産事業や事業投資案件など幅広いラインナップを取り扱っています。
maneoファミリーとして様々なサービスを展開しており、複数企業と合同で事業融資や不動産投資も行っています。
クラウドリアルティ
クラウドリアルティの基本情報
投資商品 | 不動産 事業投資 |
---|---|
設立 | 2017年 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 5%~8%/年 |
おすすめ度 |
クラウドリアルティは2016年9月にスタートした国内外の不動産や事業投資を扱うソーシャルレンディングサービスです。
他サービスとは違うスキームを採用しており、物件情報などが明確になっている透明性の高佐賀魅力です。
出資者もプロジェクト起案者になれるという珍しい仕組みで資本市場の形成を目指しているサービスです。
LCレンディング
LCレンディングの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2017年 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 5%~8%/年 |
おすすめ度 |
LCレンディングはmaneoファミリー事業者であるLCホールディングスグループが運営しているソーシャルレンディングサービスです。
グループ運営企業はJASDAQ上場企業が行っており、保証の付いた物件は全て親会社が元本と利息を保証してくれるので安心です。
運用期間が3ヶ月という超短期の不動産投資が多く揃っており、短期間でリターンがほしい方におすすめのサービスです。
さくらソーシャルレンディング
さくらソーシャルレンディングの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2016年 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 6%~7.5%/年 |
おすすめ度 |
さくらソーシャルレンディングはmaneoファミリーの地方創生を目標としているソーシャルレンディングサービスです。
北海道、近畿、中部、吸収地方など全国各地の物件投資が可能で、金額の低さや運用期間の短さなどが特徴に挙げられます。
国内の不動産を幅広く取り扱っており、土地と人脈を活かした投資を行いたい方におすすめです。
アップルバンク
アップルバンクの基本情報
投資商品 | 不動産 事業投資 |
---|---|
設立 | 2017年 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 8%~10%/年 |
おすすめ度 |
アップルバンクは2017年4月にスタートした比較的新しいソーシャルレンディングです。
アップルバンクの母体は不動産関連事業を幅広く手がけており、ファンド事業、融資事業などを行っています。
そのノウハウを駆使して約半年で10億円の運用資金調達に成功しています。
比較的利回りが高く、2ヶ月〜6ヶ月と短期運用が多いのも特徴です。
短期間でリターンを確保したい方におすすめのソーシャルレンディングです。
アメリカファンディング
アメリカファンディングの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2017年 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 8%~10%/年 |
おすすめ度 |
アメリカファンディングはmaneoファミリーのソーシャルレンディングサービスです。
名前の通りアメリカの不動産に特化しており、すべての案件に不動産担保がついているのが特徴です。
LTVはアメリカファンディングの80%以下に抑えられているので20%以下までの損失までは元本割れが起きません。
アメリカの不動産に特化したガイアファンディングとよく比較されますが、募集金額の低さや物件の所在地の違いで選ばれる機会が多いです。
タテルファンディング
タテルファンディングは東証一部上場の株式会社TATERUが開始したソーシャルレンディングです。
他のサービスと違い、投資家が優先出資者となるので、30%までの損失分をTATERU社が負担する仕組みがあります。
つまり、30%までのマイナスであれば投資家の元本損失のリスクが無くなるというメリットがあります。
TATERU Funding(タテルファンディング)を運営するTATERU社の社員が顧客預金データを改ざんし、融資審査を通りやすくしていたという報道がされ、2018年8月31日にこれを認めました。
そのため、運用企業の信頼性という部分では大きなリスクが伴います。
キャッシュフローファイナンス
キャッシュフローファイナンスの基本情報
投資商品 | 不動産 事業投資 |
---|---|
設立 | 2017年2月 |
必要最低資金 | 2万円~ |
利回り | 7%~10%/年 |
おすすめ度 |
maneo系列のソーシャルレンディング事業者「キャッシュフローファイナンス」は、不動産、事業投資を中心とした案件を取り扱っています。
中にはコインランドリー投資などのユニークな案件もあるのが特徴です。
2017年からサービスを開始したため実績はまだ少ないですが、既に配当遅延などが複数発生しており、問題があるように見受けられます。
今後は改善されることを願うばかりですが、投資のリスクはやや高い可能性があります。
ガイアファンディング
ガイアファンディングの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2015年 |
必要最低資金 | 3万円~ |
利回り | 8%~10%/年 |
おすすめ度 |
ガイアファンディングはアメリカの不動産投資に特化したソーシャルレンディングサービスです。
海外専門の初の不動産投資のソーシャルレンディングとして話題になり、2015年のサービス開始から2年で45億円の投資金額を集めた実績があります。
アメリカの不動産に特化したアメリカファンディングとよく比較されますが、募集金額の高さや物件の所在地の違いで選ばれる機会が多いです。
※2018年11月にほぼすべてのファンドで返済遅延が起こっており、米国関連会社からの利息の送金が滞っています。
そのため、利用するリスクが高いと判断します。
ラッキーバンク
ラッキーバンクの基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2014年 |
必要最低資金 | 6万円~ |
利回り | 6%~10%/年 |
おすすめ度 |
2014年スタートで90年生まれの若い代表が設立したことで話題になったソーシャルレンディングです。
利回りの高さと募集金額が2017年8月に100億円突破したことから大きな話題になりましたが、2018年に大きな問題を起こしています。
複数ファンドで返済遅延が発生し、担保をつけている不動産を売却した20件のうち2件しか決まらず、予納金も用意できない状態となっていました。
最終的に元本の回収率は32%となり、大きな損失が起きています。
内部管理体制に大きな問題があり、経営状態の危険性があるため注意が必要です。
トラストレンディング
最高利率14%の不動産投資も行っている利回りの高さが魅力のソーシャルレンディングです。
利率の高さはリスクの高さにもつながりやすいですが、情報開示を積極的に行っており、ほとんどの物件に不動産担保をつけている安心感が魅力です。
これまでは右肩上がりの業績、リアルセミナーの開催などで投資家からの信頼感も高いさ~椅子でした。
トラストレンディングを運営する「エーアイトラスト株式会社」は2018年12月づけで行政処分が行われています。
ファンドの取得勧誘に関し、虚偽の表示をする行為が法令違反にあたるとし、1ヶ月の業務停止処分を受けています。
不動産投資で低リスクな優良物件を見抜くポイント
堅実性の高い不動産投資といっても、もちろん運用がうまく行かずに元本割れしてしまうリスクはあります。
そんな投資のリスクを最小限に抑えるためには優良物件(優良案件)を見抜く力を鍛えなければなりません。
私の経験からいうと、以下の条件を満たしている案件は比較的低リスクな物件だと思います。
低リスクな優良物件を見抜くポイント
- 利回りが高すぎない(10%以下):リターンが多いほどリスクも大きくなるため
- 予定運用期間が1年未満:資金拘束期間を短くする
- 募集金額が1億円未満:大型案件ほどリスク大
- 分配金の償還期間が短い:毎月・四半期ごとが理想
上の4つを満たしていれば多少はリスクを抑える事ができますが、リスクゼロにできる訳ではないので過信は禁物です。
公開されている情報や、ネット上の評判なども入念に調べた上で投資するべきかどうかを考えましょう。
投資するかどうか、最終的に決めるのはあなた自身です。
ただし、不動産投資のソーシャルレンディングは借り手を保護する法律のせいで「物件の詳細情報が公開されない」というデメリットがあります。
これでは、判断材料が少なく投資するべきか迷ってしまう方も少なくありません。
そんな方は不動産の情報が住所レベルで見える「CREAL(クリアル)」を使いましょう。
CREAL(クリアル)は不動産の情報が住所レベルで分かる
「CREAL(クリアル)」ではこのように物件の情報が住所レベルで具体的に公表されており、どのような立地で、どのような物件なのか実際に見ることが出来ます。
交通アクセス、周辺施設、施工時期、設備仕様などを確認した上で投資したい物件かどうかを決めることができます。
物件の具体的な収支だけでなく配当内訳から、CREAL側の収益などもしっかりと公開されています。
不動産投資のソーシャルレンディングのメリット
不動産投資のソーシャルレンディングにはいくつかのメリットがあります。
- 利回りがよく安定性が高い
- 出資者が保護されるケースが多い
- 不動産が担保となりリスクが低い
1.利回りがよく安定性が高い
不動産投資のソーシャルレンディングは業界平均でも5%~10%程度の高い利回りの案件が多く、リターンが大きいのが特徴です。
投資をする上でどれぐらいのリターンがもらえるのか?というのはとても大きなポイントですが、不動産は他の金融商品と比較しても利回りが高いです。
また、運用をスタートしてからの計画性も事前に立てやすく、急に無価値になる、入居者が全く集まらないといったリスクがほとんど無いので安定性が高いです。
2.出資者が保護されるケースが多い
不動産投資のソーシャルレンディングでは投資家を保護するために物件のLTV(借入比率)を低く設定しているサービスがいくつかあります。
物件の価値が下落してもLTVが低ければ、元本割れしないようにしていようになります。
仮に募集金額が集まっても、その後の運用が100%うまくいくとは限りません。
買い手がつかなかったり、物件の価格が下落してしまった場合は元値よりも低くなってしまう場合があります。
例えば、LTVが80%になっていれば、損失の20%まではカバーされるためリスクを抑えた投資ができます。
初心者の方は以下のサービスから選ぶのがおすすめといえます。
LTVを低く設定しているソーシャルレンディング
- FANTAS funding:売却損の20%までをカバー
- ポケットファンディング:すべての案件に30%の不動産担保
3.不動産が担保となりリスクが低い
不動産投資の最大のメリットは現物資産であるということでしょう。
ソーシャルレンディングではローンや事業投資など目に見えない経済活動で利益を出すものもありますが、運用に失敗してしまった場合、手元にお金が残らなくなるリスクもあります。
基本的に借り手(資金需要者)には返済義務があるので、しっかりと債権回収は行われますが元本保証されるわけではありません。
一方不動産投資は運用に失敗してしまった場合でも、不動産を売却すればある程度の元本を確保することが可能になっています。
そのため、不動産を担保として運用しやすく、ある程度の元本保証がされているサービスもいくつかあります。
初心者の方は以下のサービスから選ぶのがおすすめといえます。
担保や保証を設定しているソーシャルレンディング
- オーナーズブック:すべての案件に不動産担保設定
- CREAL(クリアル):損失が出た場合出資者に優先的に利益還元
- アップルバンク:すべての案件に不動産担保設定
不動産投資のソーシャルレンディングのデメリット
しかし、不動産投資のソーシャルレンディングにはデメリットもいくつかあります。
- 人気が高く参加しづらい
- 運用期間が長い物が多い
- 物件の詳細情報が基本的に非公開
どのようなデメリットがあるのか理解した上で投資を始めれば、リスクを抑えることが出来ます。
1.人気が高く参加しづらい
ソーシャルトレンディングもやっていますのでツイート
オーナーズブックの募集案件を見逃してしまい、募集開始からわずか4分後に募集終了。
チーン😣
申込する時点のページまで遷移させておけばよかった・・・
— ゆきじゃ@書籍レビューブロガー (@yukizyajbcc) December 18, 2018
不動産のソーシャルレンディングは物件の全体的に人気が高く「投資申込が出来ない」という口コミが多くなっています。
募集金額が1億未満の物件のほとんどが10分以内に終了しており、募集開始前にパソコン前に張り付いていなければ参加することが難しいほどです。
しかし、気に入った不動産に投資するための手順を覚えておけば、サクッと投資に参加する事ができるようになりますよ。
業界シェアNo.1のオーナーズブックの投資申込の流れは以下の通りです。
2.運用期間が長い物が多い
ソーシャルレンディングでは様々な金融商品に投資することが出来ますが、不動産投資は比較的運用期間が長いものが多いです。
中には24ヶ月以上の運用期間のものもあり、その期間中は配当を継続的にもらうことが出来ますが、資金を引き出したり解約することが出来ません。
急にお金が必要になったりすると、運用期間の長さが仇になる可能性もあります。
投資は基本的に余剰資金で行うようにしてリスク管理を徹底しましょう。
3.物件の詳細情報が基本的に非公開
(参考:オーナーズブック)
不動産投資のソーシャルレンディングでは法律に則り、個人の特定につながるような不動産の詳細な情報が非公開となっています。
物件を特定できる情報を非公開にすることで、借り手、オーナー、入居者を保護する目的もあります。
そのため、物件の具体的な住所、外観、立地、築年数などの情報を知ることは出来ません。
不動産は専門家のプロが在籍する運営企業によって審査が行われていますが、最終的な投資判断はご自身で行うようにしてください。
不安な方は、先ほど紹介した不動産の情報が住所レベルで見える「CREAL(クリアル)」を使いましょう。
おすすめの不動産投資のソーシャルレンディングはどれ?
ソーシャルレンディング業者は国内でもいくつかあるのですが、以下の大手企業が運営しているサービスが特に信頼性が高く安全です。
- オーナーズブック(業界シェアNo.1:2014年開始)
- CREAL(人気急上昇中:2018年開始)
- Funds(低リスクなら:2019年開始)
- SBIソーシャルレンディング(信頼性が高い:2011年開始)
- LENDEX(不動産特化:2017年開始)
ではそれぞれどのような特徴を持っているのか、おすすめの理由などを具体的に解説していきます。
結論はオーナーズブックが一番おすすめ!
オーナーズブック(Ownersbook)の基本情報
投資商品 | 不動産 |
---|---|
設立 | 2014年 |
必要最低資金 | 1万円~ |
利回り | 4.0~6.0%/年 |
おすすめ度 |
OwnersBook(オーナーズブック)は東証マザーズにも上場しているロードスターキャピタルを親会社とする不動産投資のシェアNo.1のソーシャルレンディングです。
不動産投資を考えている方には真っ先におすすめしたい信頼性の高い財政基盤を持っています。
その理由は以下の3つです。
- 過去に元本割れなし
- 最低1万円から始められる
- 上場企業運営の安心感
オーナーズブックのLTVが低く、担保の価値が高いので不況が来ても元本が保証される安心感の高さが魅力です。
サービス開始以降、2018年12月時点で元本割れ率0%の実績を出しており、過去一度も元本割れを起こしたことがありません。
不動産鑑定士を含む不動産取引のエキスパートたちが業界で培った経験を生かして、厳選した不動産を取得しています。
プロの不動産投資家も満足した高水準の案件が揃っており、自社評価・外部評価ともに高い評価を得た物件を案内しています。
2018年12月時点で回収率100%となっており、原資以上の金額は手元に残っています。
これなら安心して投資先を決めることが出来ますね。
資産運用を始めてコツコツ投資しよう
ここまで様々な不動産投資のソーシャルレンディングを紹介してきましたが、自分にぴったりのサービスは見つかりましたか?
ソーシャルレンディングは比較的ローリスク・ローリターンの案件が多く、原資割れする可能性は低めです。
今の時代、銀行に預けているだけでお金を増やすことは難しいです。
将来の資産形成をしようと考えている方はぜひこの機会に「資産運用」を始めてみてくださいね。
興味のある方は完全放置でも大丈夫なほったらかしでも出来る投資を始めましょう。
資産運用を始めるべきか迷っている方は、まずは入門編のこの記事を読んで重要性を理解しましょう。