銀行にお金を貯金していても金利は低いし、資産運用にチャレンジしてみたいけど何から始めればいいかわからない…という方は多いと思います。
実際ほとんどの人が給料を銀行口座に振り込んでもらい、そのまま放置して必要な時にATMで引き出していると思います。
「銀行に預けていれば”金利”がつくから…」という理由で昔からの習慣で預けたままにしている人が多いかも知れませんが、金利でお金が増える時代は昔の話です。
今は銀行も金利が低く、スズメの涙ほどの利息しか貰えません。
あまりの金利の低さに「銀行に預けていても機会損失になるな」と思った私は実際に投資にチャレンジしてみようと考えました。
しかし為替やFXなどの体験談を見てると、借金を抱えた話を耳にしたり、仕事が忙しくて勉強の時間も取れずに思ったように進まないのが現状です…。
せっかく貯めたお金が、投資の失敗でゼロになってしまっては本末転倒ですよね。
リスクは取りたくないけど、銀行の金利よりも少しでもお金を積み上げたい…という方におすすめなのが「資産運用」です。
この記事では
- 資産運用を始めるメリット
- 資産運用と預金の場合のお金の増え方の違い
- 資産運用を始めるには何をすれば良いのか?
について紹介していきます。
20代~30代の若いうちから資産運用の重要性を理解して始めておけば、老後の蓄えが大きく変わってくるかもしれません。
まずは資産運用とは何なのか、なぜ銀行の貯金よりもおすすめなのか合わせて紹介します。
目次でサッと確認
資産運用とは?
資産運用とは自分の持っている資産(現金、株、不動産、債権)などを運用して、リターンを得て資産を増やすことです。
この記事ではおすすめしていませんが、銀行にお金を預けることで発生する「金利」や「定期預金」も一つの資産運用です。
貰える金額は少ないですが、持っているお金を預けることでリターンを得られるいちばん身近な例ですね。
お金を動かしてリターンを得る活動のことを総称して「資産運用」と言うので、リスクの高いFXやギャンブルなどもこれに当てはまります。
一般的に資産運用はリスクが高いものほど、リターンも大きくなる傾向にあり、銀行の預金でもらえる金利が一番ローリスク・ローリターンだと言われています。
銀行に預けていてもお金はなかなか増えない
日本人の多くは銀行口座にお金を預けておくのが普通、一般的という先入観を持っていますが、それは大間違いです。
1960年代~1990年代までのバブル期の高度経済成長時代では金利は5%~8%という時代もありましたが、それは昔の話です。
親世代がせっせと銀行にお金を預けたがるのはバブルの名残りなわけですね。
若い人はそんな親の習慣に従う必要はありませんよ。
現代では、お金を預けていてももらえる金利はほとんどありません。
では実際に銀行に預けた場合、どれぐらいのリターン(利息)が貰えるのかシュミレーションしてみましょう。
現在の銀行の金利はとても少ない
銀行 | 利息(年間) |
---|---|
三菱UFJ銀行 | 0.001% |
みずほ銀行 | 0.001% |
ゆうちょ銀行 | 0.001% |
三井住友銀行 | 0.001% |
りそな銀行 | 0.001% |
現在の銀行の金利は大手メガバンクでもおよそ0.001%~0.01%程度になっています。
100万円を貯金しても、年間10円~100円程度しかプラスにならないのでもはや利息がついたのかも気づかないレベルです…。
それに銀行からお金を引き出す時は、出金手数料が100円~200円ほどかかってしまいます。
高い所では300円以上取られる銀行もあります。
これではお金が増えるどころか減っていくばかりです。
仮に毎月3回、1年間で36回口座から200円の出金手数料で引き出しただけでも、年間7,200円の損をしていることになります。
このお金だけでも飲み会が2回は出来る金額ですね…。
このことから分かることは
- 銀行にお金を預けてもお金はほぼ増えない
- 金利はめちゃくちゃ少ない
- 出金手数料だけで損していく
お金が欲しい時にいつでも引き出せるATMはとても便利ですが、すぐに10万、100万を出金することはまず無いですよね?
動かしていないお金を預けておくのはほぼ無意味というわけです。
銀行はこのようにお金の知識のない人(マネーリテラシーの低い人)を食い物にしているわけです。
老後の必要資金は3000万円
年金生活に入る前に、定年後の10~15年分の生活費+予備費として老後の資金は3000万円必要と言われています。
しかし、高齢化社会の影響もあり年金の受給年齢は60歳から65歳と年々引き上げられています。
今の20代の若者たちが将来的に年金を貰える保証はどこにもありません。
ちなみに年金制度がスタートした1942年には55歳から支給開始と言っていたので、既に国は国民の期待をガンガン裏切ってます。
これヤバくないですか?若者はもっと焦りを感じたり、抗議するべきですよね。
呑気に「老後はきっとなんとかなる」「国がなんとかしてくれる」とか言ってる場合ではないです。
支払い義務があるので年金は払わなければいけませんが、別の老後の資金対策をする必要があるでしょう。
最悪のケースは「年金がもらえない+3000万円も貯蓄できない」という状態です。
そもそも、今の収入だけで老後に3000万円も貯金する余裕はあるのでしょうか?
結婚費用や養育費など30代~40代にかけてもかかるお金は山積みです。
少ない給料のやりくりだけで老後の資金3000万円以上を蓄えるのはかなり難しいでしょう。
インフレで貯金の価値が下がるリスクも…
これはもしものケースですが、考えておくべきリスクの一つです。
もし、あなたが銀行に100万円を預けている状態で日本円の価値が半分になったらどうなるでしょうか?
例えば、いつもは100円で買えていたジュースが突然200円になったとします。
すると、100万円で1万本買えたはずのジュースが半分の5000本しか買えなくなります。
このように物価がインフレ(価格が高くなる)すると、相対的に日本円の価値が下がり、あなたの口座に預けているお金の価値も下がります。
お金の価値というのは目に見えないものですが、物の価値と比較すると相対的に上がったり下がったりしているのがわかります。
20年間かけてコツコツ1000万円貯金しても、物価が10倍になればそれは実質100万円と代わりありません。
資産運用は日本円以外にも株、不動産、外貨など価値を持っているいろんな資産を複数持つことでインフレリスクを抑える目的もあります。
インフレで日本はだんだん貧乏になっている
「インフレ」と聞いてもなかなか現実味のある言葉に聞こえないかもしれないので、一つのデータを持ってきました。
これは1995年~2015年の20年間で海外と日本でどのように平均年収が変わっているのか比較したデータです。
結果は一目瞭然。
アメリカ、フランス、ドイツなどは右肩上がりになっており、韓国はなんと20年で8倍近く平均年収が上がっています。
対して日本は右肩下がりという恐ろしいデータになっています。
では先程のジュースの話を思い出してみましょう。
缶ジュースは90年代には1本100円で購入出来ていましたが、消費税5%の時代に120円、消費税8%になり130円と20年で30円も値上がりしています。
つまりこの時点で、缶ジュースだけでも+30%のインフレをしている状態ということがわかります。
20年間で給料はマイナス10%、缶ジュースは+30%…このデータが意味することは日本人は相対的に貧乏になっているということです。
この流れは当分続いていくでしょう。
預金だけに頼って自分の資産を作っていると、インフレリスクが直撃する可能性があるわけですね。
- 日本の給料は20年で右肩下がり
- 物価はインフレ傾向になっている
- 預金だけではインフレリスクがある
銀行口座に眠っている余剰資金は資産運用に回しましょう。
銀行の利息よりも資産運用がどれだけリターンが大きいのか比較してみました。
資産運用でお金は増えるのか?
証券会社が運営する資産運用サービスの「クラウドクレジット」では実質平均利回り(リターン)7.6%超えを記録しています。
資産運用サービス業界全体を見てもリターンの平均はおよそ5〜7%程度となっており、100万円出資したら1年後に105〜107万円になって戻ってくる計算です。
年間+5~7万円にもなれば利益だけでも欲しいものを買ったり、旅行に行くぐらいの余裕は出来ますね!
では実際に銀行の利息と比較してどれぐらいの差があるのか調べてみました。
銀行預金と資産運用の比較
銀行 | 資産運用 | |
---|---|---|
リターン(利率) | 0.001%/年 | 5%~7%/年 |
100万円を 1年運用すると… |
+10円 | +5万~7万 |
リスク | 低い | 中~高 |
出金手数料 | 108~216円 | 無料 (サービス次第) |
結果は圧倒的ですね!
100万円を一年間預けても+10円程度にしかならない銀行の利息に対して、資産運用サービスの場合は+5万~7万と高いリターンが期待出来ます。
もちろん、投資先によってリターンもリスクも変わってきますが、預金よりも少ないリターンになる可能性は低いでしょう。
銀行はリスクの低さに対して貰えるリターンもごくわずか。
それにインフレリスクに襲われたら結局貯金も無意味になってしまいます。
資産運用サービスは詐欺?怪しくない?
これだけ銀行の利息とリターンの差を見せつけられると「詐欺じゃないのか?」という疑いたくなるのも無理はないでしょう。
「クラウドクレジット」をはじめとする資産運用サービスの多くはソーシャルレンディングという仕組みで、リターンを得ることが出来ます。
ソーシャルレンディングとは?
(参考:クラウドクレジット)
ソーシャルレンディングとはお金を借りたい「事業者」とお金を融資したい「個人投資家(皆さん)」をマッチングさせるインターネットサービスです。
ソーシャルレンディングには以下のようなメリットがあります。
- 事業者:お金を集めて事業を進めることができる
- 投資家:期待値の高い事業に投資が出来る
ソーシャルレンディングサービスの運営企業は、この事業者と投資家の仲介としての役割を担っています。
投資家は融資したいと思える案件を選んで入金すれば、あとは運用終了するのを待つだけ。
事業者は投資家からもらったお金にプラスして利息を払ってくれるので、それがリターンとなります。
これが年率5%~13%のカラクリです。
ソーシャルレンディングの特徴
ソーシャルレンディングの特徴
- 最低1万円から投資可能
- 投資先を決めたら完全放置でOK
- 全てインターネット上で完結
最低1万円投資することが出来るのでまとまったお金がない、少額から始めてみたいという方にピッタリ。
私のおすすめしている「クラウドクレジット」も1万円から始められます。
すべてネット上で投資先の選定→入金を済ませることができるので、忙しいビジネスマンや主婦に人気の資産運用サービスです。
投資先は全て運営企業によって厳正な審査が行われているので投資初心者でも安心して投資先を選ぶことが出来ます。
お金に働いてもらうことで不労所得を形成する
資産運用の目指す所は不労所得、つまり働かなくても手に入るお金を増やすことですね。
100万円を運用して年率5%の収入が手に入れば、1年後5万円が何もしなくても手に入ります。
では運用する元手が10倍、100倍と増えたらどうなるでしょうか?
年率5%の場合のシミュレーション
- 100万円→105万円(+5万円)
- 1000万円→1050万円(+50万円)
- 1億円→1.05億円(+500万円)
1億円を運用した場合、1年間何もしなくても500万円が手に入ります。
年収500万円あれば贅沢なことをしなければ十分生活出来ますよね。
資産家はこのようにお金に働いてもらって、毎日自由に暮らしているのです。
お金に働いてもらって不労所得を得る仕組みはこちらの記事で詳しく解説しています。
もちろん、1億円なんて大金を持て余している人はほぼいないでしょうが、複利運用で増やしていけば数十年後には資産をしっかりと築くことができます。
複利運用をすると雪だるま式に資産を積み上げられる
複利運用とは、資産運用によって得た利益を再び資産運用に回す運用方法のことです。
例えば、100万円で年率10%の資産運用を1年間すると、110万円が手元に戻ってきます。
この時、利益が出た10万をそのまま元手として110万円でもう1年資産運用すると「110万円×110%=121万円」となります。
100万円では「+10万円」だった利益が「+11万円」となっていることがわかります。
このように利益を再投資する複利運用スタイルで、雪だるま式に資産を積み上げられるのです。
では、年率5%の資産運用と年率0.001%の利息で100万円を10年間複利運用した場合、どれぐらいの差が出るのか見てみましょう。
資産運用した場合は10年間で100万円が160万円まで大きく増えていました。
一方、利息の場合はそもそも付与される金額が少ないので10年経っても100円しか増えないという結果です…。
ちなみに年率5%で30年間運用すると432万円まで増えるので圧倒的ですね。
20代など若いうちから資産運用を始めれば、それだけ老後に残せる資産も多くなります。
これを見れば資産運用の重要性はおわかりいただけたでしょうか。
積立投資していけば長期で資産形成ができる
まとまったお金が手元になくても、例えば毎月1万円をコツコツ長期間積み立てていけば、100ヶ月後(約8年後)には100万円の元手が準備出来ます。
それに、複利運用の効果で預けているお金も雪だるま式に積み上がっていることでしょう。
積立投資+複利運用のパワーはかなり計り知れませんよ。
積立投資の重要性については入門編としてこちらの本を読んでおくこともおすすめします。
確実に儲かる仕組みではないので注意
資産運用の良い面はリターンの大きさですが、もちろん損してしまうリスクもあります。
例えば、ソーシャルレンディングの場合は投資先の企業の事業破たんや、運営企業の倒産などが起きれば元本割れする可能性もあります。
ただ、FXやギャンブルと違って元手以上の損失を被ることはないのでそこは安心してくださいね。
こういったリスクを未然に防ぐには投資先を自分で調査したり、運営企業の安全性や評判などをチェックしておくのが良いでしょう。
逆に「元本保証!」とか「損は絶対にありません!」という資産運用の勧誘は逆に詐欺と思っておいたほうが良いでしょう。
投資や資産運用に「リスクはつきもの」という前提で始めてください。
リスクを理解して資産運用するのが賢いやり方
自分の目で確かめられる物はしっかりと確認し、リスクを下げながら高いリターンを得るのが賢い資産運用のやり方だと私は考えています。
「え!リスクがあるならやめておこうかな…」という方はずっと銀行口座にお金を預けていてもいいでしょう。
ただし、インフレのリスクが怖いので全額預金に預けておくのも、それはそれでリスクはあります。
結局の所、銀行も資産運用も絶対はないので、それなら少しでもリスクを取りながらリターンを増やす方向で私は動き始めています。
余剰資金でスタートしよう
資産運用に乗り気になったとしても、いきなり大金を入れるのはやめましょう。
生活費や結婚資金など「将来必要になるお金」を入れてしまうと万が一の事が起きてしまった時に悲惨なことになってしまうからです。
将来の蓄えがなくなってしまう可能性だけでなく、価格変動がストレスになって毎日の生活に支障をきたす可能性もあります。
必ずしもプラスの結果が出るとは限りませんし、預けたお金は運用期間が終了するまで取り出せなくなります。
資産運用に絶対はありません。必ず生活に支障の出ない範囲の「余剰資金」で始めてくださいね。
初心者向けの資産運用サービス4選
投資初心者は「一体どの資産運用を始めればいいの?」ときっと迷っていることでしょう。
いざ資産運用をスタートしても急に専門用語や難しいことはわかりません。
特に将来性の高い金融商品なんて見つけられるスキルがあればとっくの昔にプロになっているでしょう。
私も資産運用を始めたばかりの頃は「リターン」の意味すらよく理解していませんでしたからね…。
それを踏まえて初心者が選ぶべきポイントはこの3つです
- リスクが少なめ
- 投資商品を選ぶ必要がない
- 入金以外にやることが少ない
これを踏まえた上で3つのおすすめ資産運用サービスを厳選してみました。
1.THEO(テオ)
ほったらかし度 | 入金したら後は完全放置 |
---|---|
投資商品 | 国内外の株式、不動産、金など |
最低投資金額 | 10万円~ |
期待利回り(年) | 6.0% |
特徴 | AIによる完全自動の資産運用 |
メリット | プロの投資を自動でしてくれる |
デメリット | 投資スキルが身につかない |
こんな人に おすすめ |
完全放置で資産運用したい人 |
「THEO(テオ)」は最新のAI(人工知能)によって、24時間365日自動的に株やETFを資産運用してくれるロボアドバイザーです。
ロボアドバイザーとはAI(人工知能)が過去の値動きや、予め決められたルールに則って自動的に運用してくれる投資サービスのことです。
つまり、入金したらあとはやること無し。
AIが全部自動的に入金額に応じて買うべき金融商品を判断してくれるので、完全自動運用状態になります。
あえてやることを挙げるとすれば、アプリで資産の状況を確認するぐらいでしょうか。
投資経験のない方や、日中時間がなくて相場を確認できないサラリーマンや主婦の方におすすめの自動投資サービスです。
私も実際に運用しており、2018年9月からコツコツと毎月積立投資もしていますよ!
結構なブロガーの方が類似サービスの「ウェルスナビ」をおすすめしていますが、実績を比べるとTHEO(テオ)の方が優秀です。
株式市場が暴落した2018年12月のデータを見れば一目瞭然でしょう。
ウェルスナビのほうがマイナスが大きいですよね。
THEO(テオ)やロボアドバイザーのデメリットを挙げるとすれば、株式市場に左右されやすいことです。
ただ、数ヶ月ではなく10年~30年レベルの長期運用を予定しているのでリーマンショッククラスの大暴落が来なければ大きな問題ではないと感じます。
低リスク、長期運用向け、ほったらかしの三拍子が揃っているので、投資初心者はここから始めるのがいいでしょう。
2.クラウドクレジット
ほったらかし度 | 投資先を選んで放置 |
---|---|
投資商品 | 事業ファンド、海外ファンド |
最低投資金額 | 1万円~ |
期待利回り(年) | 約2.5〜13.0% |
特徴 | 業界トップクラスの実績を持つ ソーシャルレンディング |
メリット | 10%以上の高利回り案件がある |
デメリット | 長期運用で資金が拘束される |
こんな人に おすすめ |
海外事業などに投資したい方 |
上記でも紹介した「クラウドクレジット」はソーシャルレンディング業界トップクラスの実績を持っており、シェア上位の人気サービスです。
実質平均利回りは2018年の運用実績で”7~9%”を記録しており、銀行預金や国債と比べても好利回りで運用することが期待できます。
資産運用サービスのなかでも特に高い利回りが人気で、中には10~13%という高利回りのものもありますよ。
案件一覧を見てみると海外投資をメインに、期待利回りの高いファンドが多く揃っています。
ただし、利回りが高いものほどリスクも高くなる傾向にあるので、まずは5%程度の年率のものから投資スタートして様子見しておきましょう。
同じようなサービスに「クラウドバンク」というものもあり、こちらは過去に貸し倒れが無し、元本割れ無しという安心感の高さが人気です。
3.オーナーズブック(Ownersbook)
ほったらかし度 | 投資先の不動産を選んで放置 |
---|---|
投資商品 | 不動産 |
最低投資金額 | 1万円~ |
期待利回り(年) | 4.0%~6.0% |
特徴 | 専門家による厳選に物件の審査 |
メリット | 実質利回り6%越えの実績 |
デメリット | 人気殺到して すぐに募集が終了してしまう |
こんな人に おすすめ |
初めて不動産投資をする方 |
人気殺到でなかなか参加できないという口コミもある不動産特化のソーシャルレンディング「オーナーズブック」。
低リスクな不動産投資ながらも、年利10%以上の好利回りの物件も多く、投資家からの人気がとても高いのが特徴です。
オーナーズブックの運営会社である「ロードスターキャピタル株式会社」は2012年の創業以来黒字経営、毎年右肩上がりに業績を伸ばしています。
不動産投資に憧れている方や、興味のある方はまずこれから始めてみましょう。
不動産に特化したソーシャルレンディングは「CREAL(クリアル)」や「FANTAS funding」などもありますが、実績の多さや運営の安心感でオーナーズブックは頭一つ抜けてます。
資産運用サービスの中でも珍しい東証マザーズ上場企業運営ですよ。
4.Funds(ファンズ)
ほったらかし度 | 投資先を選んで放置 |
---|---|
投資商品 | 上場企業の貸付ファンド |
最低投資金額 | 1円~ |
期待利回り(年) | 1.5〜6.0% |
特徴 | ミドルリスク ミドルリターンの投資 |
メリット | 1円から投資が始められる |
デメリット | 2019年1月開始で実績が少ない |
こんな人に おすすめ |
リスクを抑えつつ 安定したリターンが欲しい方 |
Funds(ファンズ)はソーシャルレンディングNo.1メディアの「クラウドポート」が運営している、貸付ファンドに投資できるサービスです。
2019年1月スタートのサービスなので実績が少ないのが懸念点ですが、従来のソーシャルレンディングと違った仕組みを導入しています。
預金や国債よりもリターンが高く、ソーシャルレンディングよりもリスクの低いミドルリスク・ミドルリターンな特徴を持っています。
他の資産運用サービスに不安のある方は新しい選択肢として、低リスクなこちらがおすすめですよ。
なんと1円から始めることが出来るので「試しに1000円だけ入れてみる」といったことも出来ます。
資産運用のポイント
目的と目標金額を決める
資産運用を始める上で、どれぐらいの金額まで増やしたいのか?という目的と目標を決めるのはとても大切なことです。
目標を決めておくことで、途中で軌道修正したり、資産運用のやり方を変えることが出来ます。
例えば、「老後の資金1000万円を貯めたい」という目標があれば、30年かけてどれぐらいの年率でどれぐらいの金額の積立をすれば達成できるのかシミュレートすることができます。
そうすることで、1年後、5年後、10年後、などの区切りで順調に資産運用が出来ているか、それとも目標を修正するべきかがわかります。
分散投資を心がける
分散投資とは一つの投資先だけでなく、複数の金融商品やサービスに投資することです。
投資の世界には「卵は一つのかごに盛らない」という格言があります。
これは分散投資の重要性を表した言葉で、ひとつの銘柄や投資サービスだけに資金を全て集中させてしまう危険性を表しています。
万が一、そこに何かあった時に大きな損失が生まれてしまうリスクがあることを表しています。
例えば、10個の卵を1つのかごに入れている状態で落としてしまったら全てダメになってしまいます。
しかし、5つのかごに2個ずつ卵を入れていたら、1つ落としてしまっても2個の損失だけで済みます。
このように、分散投資をすることはリスク分散にもつながるので、複数の銘柄、投資先で資産運用することを心がけましょう。
これから資産運用を始める方はまず「5つのサービスに登録して、1つに入れる上限は5万円までにする」などのルールを決めて始めてみましょう。
リスクの種類や、リスクを抑えた資産運用法はこちらでも紹介しています。
基本スタイルは長期運用
「銀行よりも高いリターン!年率5%!」と言っても、毎月増えるお金には限度があります。
例えば、FX投資などでハイレバレッジをかけて高いリスクを取るのであれば一気にお金を増やすことも出来ますが、お金を失うリスクもあります。
ローリスクな資産運用で完全な不労所得を獲得できるまでにはかなりの時間がかかります。
来月や一年後に突然お金が二倍になったりすることはありえないので、長期運用が基本になります。
5年後、10年後お金が増えていたらラッキーぐらいの感覚で余裕を持って資産運用できる金額をコツコツと積立していきましょう。
今はほったらかしでも自動的に資産運用をしてくれるサービスはごろごろあるので、好きなものを選んでくださいね。
投資は余剰資金から始めよう
繰り返しになりますが「銀行よりもお得なら貯金を全部資産運用に入れてみよう!」という考えはとても危険です。
投資の基本である「余剰資金からはじめる」というルールを身に着けましょう。
貯金よりも資産運用するのがおすすめといっても、もちろん銀行に預けるよりもリスクはあります。
そのため「最悪ゼロになっても困らないお金」という余剰資金の範囲で資産運用するようにして下さい。
結婚や老後、子供の養育費など将来使うためのお金まで入れてしまうのは絶対にやめて下さい。
まずは生活費や支払うべきお金を確保して、余ったお金だけで資産運用や積立をコツコツしてくださいね。
銀行預金にこだわるなら楽天証券+楽天銀行
どうしても銀行預金にこだわりたい!という方ならメガバンクよりも、楽天証券+楽天銀行の口座を開設するのがおすすめです。
楽天銀行を楽天証券の登録口座として紐付けることで、普通預金金利が0.02%から0.1%になんと5倍にもアップします。
銀行の金利はおよそ0.001%~0.01%程度なので、比較するとなんと100倍の金利…!100万円預けておけば年間1000円タダで貰える計算です。
楽天銀行×楽天証券で
マネーブリッジ
(銀行⇆証券間の資金移動機能)
を設定すると
金利がメガバンクの100倍です。メリットしかないので
生活防衛資金や
投資のキャッシュを置いておく
場所としておススメです(*´-`)300万置いとくと
メガバンだと利息は30円ですが
楽天銀行だと3000円になります🤗— らぷぞう@ゆるせどらー✖︎副業コーダー✖︎米国株投資家 (@PokemonGoJap) February 2, 2019
金額はそこまで高くありませんが、預金するだけで貰えるお金が増えるならぜひ貰っておきましょう!