未上場のベンチャー企業に投資出来る「FUNDINNO(ファンディーノ)」のデメリットについてまとめてみました。
サービスに登録する前に不安をがある方は、こちらの記事に目を通しておくことで安心してスタートすることが出来るようになります。
ではまずは結論から…。
FUNDINNO(ファンディーノ)のデメリット一覧
- 最低投資金額が約10万円から:1万円からOKなサービスもおすすめ
- 1社の投資上限額は50万円:少額投資なら気にしないでOK
- 株式の流動性が低く・譲渡が難しい:上場を願って持ち続けよう
- 登録時の審査が厳しい:リスクのある投資選択をしなければOK
- 株式が無価値になるリスク:余剰資金の投資でリスク回避
- 運営企業の倒産リスク:運営企業の財務分析で防げる
FUNDINNO(ファンディーノ)のサービスの特徴はこちらにまとめています。
FUNDINNO(ファンディーノ)のデメリット一覧
デメリット①:最低投資金額が約10万円から
FUNDINNOでは案件ごとに投資コースが複数あり、最低約10万円から投資が出来ます。
(案件によって最低投資金額は異なります。)
そのため、最低必要な金額が約10万円からとなっているので、投資予算の少ない投資家にとってはハードルが少々高くなっています。
近年では最低1万円からはじめられる資産運用サービスも続々と登場しているので、まとまった予算のない方はそちらを利用しましょう。
デメリット②:1社の投資上限額は50万円
投資上限額は1企業あたり50万円と決まっており、それ以上の金額を出資することは出来ません。
そのため、逆にまとまったお金を持っている投資家にとっては少々物足りない金額になっており、期待度の高いベンチャー企業への出資も限度額が決まっています。
これは投資家保護の観点からの措置となっています。
デメリット③:株式の流動性が低く・譲渡が難しい
FUNDINNOで投資する未公開企業の株式は譲渡が難しく流動性が低いので、上場企業の株式のように簡単に市場で取引することは出来ません。
また、未上場企業の株式には譲渡制限が設けられており、譲渡する場合は株主総会での承認を受ける必要があります。
売買を行っても権利の移転が認められないケースもあるため、資金が拘束されても問題のない余剰資金で投資をして下さい。
デメリット④:登録時の審査が厳しい
FUNDINNOでは未上場企業への投資というリスクの高さから投資初心者向けの金融商品ではありません。
そのため、登録するために必要な投資家審査の基準が以下のように厳しく設けられています。
- 1年以上の有価証券の取引経験
- 300万円以上の金融資産の保有
- 満20歳〜80歳までの方
- 投資資金に借入金がない方
このように一定金額の保有資産や取引経験を求められるので、適正資格を持たないと判断された方は登録審査を通過できない可能性があります。
審査に通過するための方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
デメリット⑤:株式が無価値になるリスク
FUNDINNO(ファンディーノ)では元本保証はしておらず、非公開株式が元本割れしてしまう元本毀損リスクがあります。
また、非上場の株式なので上場企業の株式と違い取引相場も無いというデメリットがあります。
掲載されている案件の全ては運営企業の厳正な審査を通過したもののみ公開されていますが、資金調達後に倒産してしまい株式の価値がゼロになる可能性があります。
その代わり、上場したときのリターンもかなり高いものになるのがFUNDINNO(ファンディーノ)の特徴です。
投資をする場合はリスクが伴うので、失っても問題のない余剰資金で行うようにしましょう。
デメリット⑥:運営企業の倒産リスク
FUNDINNO(ファンディーノ)を運営する「株式会社日本クラウドキャピタル」が倒産した場合は、入金している口座の資金が回収できない可能性があります。
株式会社日本クラウドキャピタルは2019年3月時点で日本投資者保護基金に加入していないので、仮に事業が破綻した場合も資金が保護されることはありません。
繰り返しになりますが、投資する資金はあくまでも余剰資金で行うようにして下さい。
運営企業の破産リスクを未然に避けるためには、日本クラウドキャピタル社の財務分析を行うことで対処することも可能です。
FUNDINNO(ファンディーノ)のデメリットまとめ
FUNDINNO(ファンディーノ)のデメリット一覧
- 最低投資金額が10万円から:1万円からOKなサービスもおすすめ
- 1社の投資上限額は50万円:少額投資なら気にしないでOK
- 株式の流動性が低く・譲渡が難しい:上場を願って持ち続けよう
- 登録時の審査が厳しい:リスクのある投資選択をしなければOK
- 株式が無価値になるリスク:余剰資金の投資でリスク回避
- 運営企業の倒産リスク:運営企業の財務分析で防げる
登録前の不安は解消できたでしょうか?
まだ不安のある方はサービスの評判や口コミなど、すでに利用した方の意見なども参考にして決めてみてくださいね。