不動産のソーシャルレンディング「CREAL(クリアル)」の安全性についてまとめました。運営企業の「ブリッジシーキャピタル」の健全性、財務分析について紹介します。
この記事では
- CREAL(クリアル)の安全性について
- 運営のブリッジシーキャピタルについて
- ブリッジシーキャピタルの健全性・財務分析
について分かりやすく紹介しています。
サービスの特徴についてはこちらを参考にしてください。
目次でサッと確認
CREAL(クリアル)の運営企業ブリッジシーキャピタルの安全性
CREAL(クリアル)運営のブリッジシーキャピタル社の概要
- 2011年5月会社設立
- 2018年3月資本金を1億円に増資
- 第二種金融商品取引業者登録済み
- 不動産特定共同事業許可番号取得済み
- 2019年1月時点で非上場会社
透明性の高い不動産投資のソーシャルレンディングとして注目されている「CREAL(クリアル)」を運営しているのは「株式会社ブリッジシーキャピタル」です。
2011年に設立し、アセットマネジメント事業、ヘルスケアファンド事業、クラウドファンディング事業を軸に不動産や資産運用のソリューションを提供しています。
安全性①:運用資産残高は約300億円以上
2018年10月時点で、株式会社ブリッジシーキャピタルの運用資産残高は300億円以上となっています。
そのため、ソーシャルレンディング業界ではトップクラスのクラウドクレジット以上の実績を持っています。
株式会社ブリッジシーキャピタルではCREAL(クリアル)のサービス開始前から不動産や資産運用事業を展開しており、既にそのノウハウを多く持ち合わせています。
運用資産残高の高さもさることながら、その実績は信頼足り得る証拠となりますね。
安全性②:1号ファンドから8.8億円の資金調達を成立
1号目のファンドから調達資金額8.8億円という業界トップクラスの募集金額を達成したことでも投資家たちに大きなインパクトを与えました。
サービス開始してから1号目のファンドがもしコケてしまったら…と考えるとサービスの出鼻をくじく可能性もあります。
ソーシャルレンディングでは今まで投資先が不透明というデメリットがありましたが、CREAL(クリアル)では物件の住所や収支の内訳も公開しているという透明性が大きな後押しとなったようです。
安全性③:出資者から優先的に利益還元
投資先を決める上で利益がきちんと回収できるかは気になる所ですよね。
CREAL(クリアル)はお客様(優先出資者)が支払った出資金から損失が出ないように「優先/劣後方式」を採用しています。
「優先/劣後方式」とは簡単に言うと『不動産投資で利益が出た場合は優先的に利益を配当し、損失が出た場合はCREALが負担する』というメリットの大きい仕組みです。
これによって、運用終了時に損失が発生した場合、企業側が損失の一部を負担します。
配当なども出資者から優先的に配当されるので、他サービスと比べてリスクを抑えながら運用することが可能になっています。
安全性④:子会社とのマスターリース契約
CREAL(クリアル)を運営するブリッジ・シー・キャピタルは子会社であるブリッジ・シー・エステートとマスターリース契約を締結しています。
「マスターリース契約」とは、転貸することを前提に不動産を一括で貸借する契約のこと。テナントの入居率(稼働率)に関わらず、一定の賃料を支払います。
例えば、ホテルやマンションなどの大型の案件であれば、入居率によっては利回りが安定しないリスクも発生します。
そんな時にマスターリース契約があれば、一定の賃料を確保することが出来るので投資家が損失を被ることはありません。
万が一、入居率が上がらずに赤字になってしまっても不足額は子会社のブリッジ・シー・エステートがカバーしてくれます。
投資家への分配金は保証されているという安心感がありますね。
安全性⑤:週刊『ビル経営』に掲載された
【メディア掲載のお知らせ】
週刊ビル経営に掲載されました。#CREAL #クリアル #不動産投資クラウドファンディング #不動産投資 #投資 #資産運用 pic.twitter.com/ek0fPxSbJu— 【公式】CREAL(クリアル) (@CREALjp) March 25, 2019
2019年3月18日号の週刊ビル経営にて、CREALが掲載されました。
募集総額4.5億円の「第9号駒込保育所ファンド」がファンド成立した内容や、CREALの理念などが掲載されています。
ソーシャルレンディング市場の払拭するための信頼獲得を目指している事がわかります。
安全性⑥:日経不動産マーケット情報に掲載された
【メディア掲載のお知らせ】
日経不動産マーケット情報に掲載されました。https://t.co/4IQ2rkUGvR#CREAL #クリアル #不動産投資クラウドファンディング #不動産投資 #投資 #資産運用— 【公式】CREAL(クリアル) (@CREALjp) April 26, 2019
CREALは2019年4月に「日経不動産マーケット情報」にも掲載された実績を持っています。
墨田区吾妻橋にあるホテルを取得した売買情報について記載されており、不動産情報に関わる投資家への認知を着実に広げています。
透明性の高いソーシャルレンディングとして、随時こういった情報が公開されていくのは大きな安心材料ですね。
ブリッジシーキャピタルの健全性・財務分析
ブリッジシーキャピタルは非上場企業ですが、官報決算データベースにて決算公告が公開されています。
こちらはH30年度第11月期のデータです。
- 流動比率(流動資産÷流動負債):206%
- 自己資本比率(自己資本÷総資本):67%
流動比率は120%以上あれば企業の健全性は十分高い証拠ですが、なんと206%を記録しています。
返済義務のない資金源である自己資本比率は40%以上欲しい所ですが、67%とこちらも目安を上回る数値となっています。
ブリッジシーキャピタルの財務分析をしてみた所、とても安全性の高い会社ということがわかりました。
財務状況もかなり良く、倒産リスクは低いと言えますね。
これなら資金を預ける先としてかなり信用できます。
CREAL(クリアル)のデメリットは?
CREAL(クリアル)で考えられる主なデメリットは以下の通りです。
CREAL(クリアル)のデメリット一覧
- 人気が高く参加しづらい:投資申込の流れを事前に確認
- 運用実績のデータが少ない:運用実績を公開中
- 運用途中での解約は原則不可能:8日以内ならクーリングオフ可能
- 運営企業の倒産リスク:運営企業の財務分析で防げる
- 元本保証はされない:運営が損失を優先的にカバー
事前にデメリットを理解しておけば、しっかり対策することが出来るので安心してくださいね。
CREAL(クリアル)は安全性も高く信頼できる
CREAL(クリアル)の安全性
- 運用資産残高は300億円
- 第二種金融商品取引業者登録済み
- 流動比率は206%をマーク
ご覧頂いたとおり、CREAL(クリアル)の運営は財務状況もよく健全性の経営がされており安全性が高いと判断出来ます。
もちろん倒産(デフォルト)の可能性もゼロではないので、最終的にはご自身で投資判断を行うようにしてくださいね。