株式投資型クラウドファンディングの「FUNDINNO(ファンディーノ)」では口座開設時に投資家登録が必要になるのですが、その際に厳しい審査が設けられていることで有名です。
この記事では、登録前にチェックしておきたい「審査基準」を公開していきます。
既に私も審査基準
実際に登録してから審査に弾かれてしまうと時間の無駄になってしまう可能性もあるので、予め審査基準をクリアできているか確認して口座開設を進めていきましょう。
先にファンディーノの特徴について知りたい方はこちらからどうぞ。
目次でサッと確認
FUNDINNO(ファンディーノ)は投資家審査が厳しい
FUNDINNO(ファンディーノ)ではソーシャルレンディングの中でも特にリスク度の高い「非上場のベンチャー投資」を行うため、特に厳しい審査基準が設定されています。
というのも、金融商品取引法で必ず「投資家適合性確認」を行う必要があると定められているからです。
他の証券サービスや類似サービスでも同じように、所得や投資経験などを登録の際に記入する必要があるのですが、この記入内容によって審査落ちする可能性があります。
TwitterなどのSNSでも「ファンディーノの審査に通らなかった」という評判が散見されます。
Twitterでは審査が通らないとの声も…
ファンディーノ登録した。審査通るかどうか…。
— 宮田レイシープ (@myt_raysheep) April 23, 2017
ファンディーノおもしろそうだけど審査通らなそうなので諦めた
— たーまん(ヒラバヤシタカユキ) (@taaman_b) May 30, 2018
FUNDINNO(ファンディーノ)の審査に落ちた話 | 20代、手取り18万は不労所得の夢を見るか #FUNDINNO #ファンディーノ #グリーンシート https://t.co/66fCWJEV83
— KAZAMA Hazama (@soramame20s) December 29, 2016
ファンディーノに関する評判や口コミはこちらの記事でもまとめています。
SNSではこのように「審査が通らない」「審査が通るか不安」という意見がありますが、具体的に審査内容について明記されているものは特に見つかりませんでした。
しかし、詳しく公式サイトを確認してみると審査基準がしっかりと明記されていました。
今回はその内容について詳しく紹介していきます。
FUNDINNO(ファンディーノ)の審査基準を公開
FUNDINNO(ファンディーノ)の審査基準は公式サイトの下部にある『取引約款』に明記されています。
こちらの内容の第5条「投資家登録について」を確認してみると、赤枠内の条件に含まれる方は「利用登録はできない」と記載されています。
内容を要約し以上のことを踏まえると、ファンディーノに登録するためにはこちらの3点の条件を満たしておく必要があります。
- 1年以上の有価証券の売買等の投資経験
- 金融資産を300万円以上の保有
- 投資資金に借入金が含まれていない
この条件に含まれていなければ投資家登録をした際に審査落ちしてしまうと考えられます。
しかし、条件さえ満たしていれば20歳以上の学生の方でも登録することはできるので安心してください。
※『取引約款』の内容については2018年12月時点のものを記載していますが、情報が古くなる可能性があるため、必ずご自身で公式サイトを確認しておいてください。
FUNDINNO(ファンディーノ)で審査を通過するための条件
以上の情報は登録の際に記入する「投資家適合性確認」で判断されます。
それぞれどの部分で記入するか確認しておきましょう。
金融資産
ここでは保有金融資産の残高を聞かれます。
選択しから選ぶことになりますが、ここで「300万円未満」を選択してしまうと審査落ちしてしまうと考えられます。
私の場合はその下の「500万円~999万円」を選択しました。
株などの金融資産を持っていない方でも、年収300万円以上あれば金融資産の欄で300万円以上を選んで大丈夫です。
投資経験の有無
ここでは各種金融商品ごとの取引経験を記入していきます。
『取引約款』では1年以上の投資経験を求められますが、全て1年以上でなくても大丈夫なようです。
私の場合は株式、投資信託、その他の金融先物に「2年」の投資経験という条件で審査通過しています。
投資資金の性格
投資資金の性格とは「どのような資金を使用して投資するか」という質問です。
ここでは「余裕資金」「借入金」「老後の生活資金」を選択することが出来ますが、「借入金」を選択した場合は審査に通過できないでしょう。
私の場合は最悪の場合失ってもいい資金を投じるつもりなので「余裕資金」と入れました。
虚偽の申告はNG!
ここまで審査に通過するための条件を解説していきましたが、もちろん虚偽の申告はNGとなっています。
仮に嘘をついて審査に通過したとしても、身の丈に合わないリスクを抱える可能性があるためとても危険です。
投資は自己責任ですので、自身の投資経験に合ったサービスを選ばなければ損失が出てしまうでしょう。
投資経験の浅い初心者は、資産運用を自動化できる「ロボアドバイザー」で不労所得をコツコツと積み重ねていきましょう。
FUNDINNO(ファンディーノ)で登録を進めよう!
以上が、ファンディーノの審査基準についてでした。年のため再度おさらいしておきましょう。
- 1年以上の有価証券の売買等の投資経験
- 金融資産を300万円以上の保有
- 投資資金に借入金が含まれていない
こちらの条件を満たしていない方は審査に通過することは出来ないので、別のソーシャルレンディングサービスで資産運用を始めましょう。
ファンディーノではわずか3分で5000万円分の資金調達を完了する案件など、投資家たちからの注目も高まっており、人気が殺到しています。
「非公開株式のベンチャー投資」というジャンルは唯一無二なので、今後もソーシャルレンディングの新しい市場を拡大していくでしょう。
まだ登録に迷っている方も、気になる投資先が出てくる前に口座開設だけでも済ませておくことをおすすめします。
条件を満たしている方はそのままファンディーノへの登録を進めてくださいね。