このサイトでは仮想通貨の始め方について解説しています。仮想通貨やビットコインを買うまでに必要な準備や手順などを知りたい方はぜひ参考にしてください。
仮想通貨は簡単に言うと「日本でも正式に認可されたインターネット上で使えるお金」のことです。
「テレビやネットで話題になっている『仮想通貨や『ビットコイン』を買ってみたい!でも何をすればいいかわからない…」
という初心者のために、今回は仮想通貨の始め方を簡単にわかりやすく解説しました。
仮想通貨やビットコインの仕組みを知りたい!という方は少し難しいですがこちらの記事も参考にしてください。(飛ばしても大丈夫です)
目次でサッと確認
仮想通貨を始める方法
仮想通貨を始めるには「取引所」と呼ばれるウェブサービスに銀行振込などで日本円を振り込んで、仮想通貨を買うすることで始めることが出来ます。
仮想通貨を買うまでの流れ
簡単にまとめると以下の手順で始めることができます。
- 取引所に登録
- 取引所に入金
- 仮想通貨を買う
手続きはこれだけです。
入金方法もネットショッピングと同じで銀行振込やコンビニ振込に対応しているので、新しいことを覚える必要はありません。
仮想通貨について調べてみると、「投資」や「FX」など専門用語がズラリと並んでいるので初心者にはハードルが高いと思われがちです。
しかし、今仮想通貨を購入しているのほとんどは投資やFX未経験の初心者ばかりですので、怖がらなくても大丈夫です。
仮想通貨の詐欺には注意
最近では「仮想通貨は稼げる」という情報を利用して詐欺師が初心者をセミナーに誘い込んで、詐欺コインを騙して買わせる手口もあります。
初心者だから…といって怪しい情報には乗っからず、自力で取引所に登録して仮想通貨を購入しましょう。
それぞれの具体的なやり方については次で解説していきます。
仮想通貨の準備に必要なものをチェック
仮想通貨を始めるためには、取引所に登録する必要があります。
その際に必要になるのは以下の3点です。
- ネットが使えるパソコンかスマホ1台
- メールアドレス
- 免許証・保険証などの身分証明証
メールアドレスはスマホで使っているものやGmailなど、基本的になんでも大丈夫です。
免許証を持っていなくても、住民票や保険証などいろんなもので身分証明書として代用することが出来ます。
身分証明証を撮影して送る必要があるので、カメラがついているスマホでの登録のほうがおすすめです。
初心者におすすめの取引所へ登録!
今回は初心者におすすめの要素が揃っている国内の取引所を厳選してみました。
- 使いやすさ
- 取引のしやすさ
- セキュリティの高さ
専門知識がなくても取引ができる使いやすい取引所は限られています。
2018年にはコインチェック社が仮想通貨のNEM(ネム)を流出する事件もあったので、セキュリティの高さも重要です。
今回紹介している取引所は管理人の私も実際に登録して使っているので、きっと満足すると思います!
その1:BITPOINT(ビットポイント)
BITPOINTの主なメリット
- 人気のリップルを安く買える
- レバレッジ最大4倍
- 取引手数料などが全て無料でお得
BITPOINT(ビットポイント)は2016年3月からサービスを開始している取引所で、東証マザーズにも上場している株式会社Remixpoint(リミックスポイント)が親会社となっています。
あまり有名な取引所ではありませんが、仮想通貨交換業者としての認可も受けており、コールドウォレット対応などセキュリティ管理もしっかりしています。
レバレッジ取引も最大4倍と国内取引所でもトップクラスに高い倍率を掛けることができます。
BITPOINT(ビットポイント)はFXトレーダーの間で使われている「MT4(メタトレーダー4)」を使った取引に対応しています。
MT4には豊富なチャート分析ツールや自動売買機能が搭載されており、国内取引所の中でも珍しい専門的な取引所と言えます。
取引手数料や出金手数料なども無料なので初心者から上級者まで幅広くおすすめできる取引所と言えます、
その2:bitbank.cc(ビットバンク)
bitbankの主なメリット
- アルトコインの取引が可能
- 取引手数料が無料
- 人気のリップルが買える
bitbank.cc(ビットバンク)では日本人に人気のXRP(リップル)はじめ、多くのアルトコインを日本円で買うことが出来ます。
利用する一番のメリットは”マイナス取引手数料”でしょう。その名の通り全ての取引ペアの取引手数料(Maker注文)がマイナスになるので、取引額の一部が還元されてかなりお得に仮想通貨を購入できます。
また、不定期に出来高キャンペーンなども行っており、期間中に多くの取引をすれば後日運営からリップルが配布されるなど嬉しいイベントも開催されています。
2018年にはリップルの取引高が世界一になった実績もある人気の取引所です。
取引所は複数登録するのがおすすめ
投資の世界では「卵は1つのかごに盛るな」という格言があります。
例えば、1つのかごの中に持っている卵を全て入れていた場合、そのかごを落としてしまったらすべて割れてしまいます。
しかし、複数のかごの中に卵を入れておけば、どれかのかごを落としてしまってもそのリスクを分散することができます。
このように、一つの取引所だけでなく複数の取引所に登録しておけば、いずれかの取引所が突如閉鎖されても、全財産を失うことはなくなります。
コインチェック社が、ハッキング被害にあう事件が起きたように自分も資産を失う可能性があるため、常にリスク分散をはかりましょう。
仮想通貨を買うまでの手順
まずはこちらから公式サイトにアクセスします。
トップページが表示されるので口座開設のボタンを選択します。
申し込み口座の種類の選択は、ほとんどの方が個人の日本人の方だと思うので、そのボタンを選びます。(法人は会社単位での契約をする方のみが対象です)
次に本人確認に必要な書類を確認するため、登録に進む前に手元に上記の書類を用意して下さい。
基本的に以下の顔写真付きの本人確認書類が手元にあれば次に進んで問題ありません。
- 運転免許証(表面と裏面 )
- 運転経歴証明書(表面と裏面)
- パスポート(写真&住所記載)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
顔写真付きの本人確認書類を持っていない場合はAから2点、またはAとBの中から1点ずつ用意して下さい。
書類の準備ができたらボタンを押して次に進みましょう。
次に口座開設に必要な利用規約の確認などがあるので、全て確認したらチェックを入れて次に進みます。
個人情報やプロフィール入力
次に基本情報の登録になります。氏名、フリガナ、生年月日、住所などを入力します。
(このあとに本人確認書類のアップロードが必要になるので、嘘の情報は書かないようにしてください)
以上で基本登録は完了になります。
内容確認画面が出てくるので、間違いが無ければ次に進みます。
このままでは取引できないので、本人確認書類のアップロードに進みます。
本人確認書類の提出
本人確認書類の提出は、”顔写真付き”か”顔写真なし”かで選択するタブが異なるので注意して下さい。
顔写真付きの本人確認書類を提出する場合
顔写真付きの本人確認書類のアップロードでは、以下の書類が使用できます。
- 運転免許証(表面と裏面 )
- 運転経歴証明書(表面と裏面 両面)
- パスポート(顔写真と住所記載ページ)
- 住民基本台帳カード(写真つき両面)
本人確認書類は有効期限のもので、写真は全体をハッキリと写したものを用意しましょう。
スマホなどで撮影した写真をアップロードしてください。
準備出来たらボタンを押して次に進みましょう。
- 1点目の書類アップロード
- 2点目の書類アップロード
- 「アップロード」を選択
顔写真なしの本人確認書類を提出する場合
顔写真つきの書類がない場合、健康保険証と公共料金の領収書などで本人確認をすることができます。
予め、どのような書類が提出に使用できるのかしっかり確認した上で次に進んで下さい。
Aから2点またはAとBの中から1点ずつご提出ください。
本人確認書類は有効期限のもので、写真は全体をハッキリと写したものを用意しましょう。
スマホなどで撮影した写真をアップロードしてください。
準備出来たらボタンを押して次に進みましょう。
以上で登録は完了です。
運営側で本人確認書類の審査完了後、お客様のメールアドレスに口座開設完了のお知らせメールが送信されます。
メールが届くまでは最短2~5営業日ほどになります。
本人確認が完了すると取引が可能になります。
ログインする
口座開設の完了メールが届いたら、公式サイトにアクセスしてログインを進めます。
右上にある「ログイン」を選択してログイン画面に移動します。
ログインID(登録に使用したメールアドレス)とパスワードを入力してログインボタンを押してログインします。
以上でログインは完了です。
2段階認証の設定
ハッキング対策のために2段階認証の設定は必ずしておきましょう。
トップ画面の右上にある歯車のマークのボタンを選択して設定画面に移動します。
設定画面が表示されるので、二段階認証の項目にある「ログイン」の左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
こうすることで、ログイン時に登録したメールアドレス宛にコードが発行されるので、それを入力することでログインできるようになります。
これを設定しておけば、ログインIDとパスワードが流出してしまっても第三者からのログインを防ぐことが出来ます。
2段階認証はする必要ある?
2段階認証の設定はハッキング対策のために必ず設定しておきましょう。
取引所から仮想通貨を盗まれている人のほぼ100%は2段階認証の設定をしていなかった人たちです。
取引所はいわばオンラインの銀行のようなものなので、常にハッカーからの攻撃を受けるリスクがあります。
少し手間ですが、自分の資産を守るためにも絶対設定しておいてくださいね。
ビットコインの買い方
画面上メニューの「仮想通貨取引」と表示されているボタンから仮想通貨の取引画面に移動することが出来ます。
取引ペアの選択
取引ペアを切り替えるには、通貨ペアにある「BTC/JPY」を選択することで変更することが出来ます。
イーサリアムやビットコインキャッシュなどの取引画面もこちらから移動することが出来ます。
取引画面の使い方
左下に大きくチャート画面があり、右側に注文板と取引画面が並んでいます。
レバレッジ取引や逆指値など上級者向けの機能も揃っていますが、今回は日本円でビットコインを買う手順を紹介します。
ビットコインの買い方
BITPOINTでは3種類の注文方法があります。
注文方法 | 内容 |
---|---|
ストリーミング | 指値注文と成行注文が可能 確認画面が出ないのでシングル注文よりも素早く取引可能 |
シングル | 指値注文と成行注文が可能 確認画面が出るので初心者におすすめ |
逆指値 | 特定の金額に達したタイミングで注文が発動する 損切りや利確タイミングを設定できる |
ストリーミングとシングルは基本的に同じなので、まずはシングルで取引を行い、なれてきたらストリーミングを使ってみるのがおすすめです。
- シングルを選択
- 「買」を選択
- BTCの購入数量を入力
- 成行か指値の注文方法を選択※
- 取引暗証番号を入力
- 注文を選択
注文後確認画面が表示されるので、問題なければ注文ボタンを押して取引完了になります。
※指値を選択した場合は購入したい金額を入力して下さい。成行と指値の違いについてはこちらの記事を参考にして下さい。
買い方がわからない方はこちらの記事も参考にして下さい。
- BITPOINTのビットコインの買い方
- BITPOINTのイーサリアム買い方
- BITPOINTのビットコインキャッシュの買い方
- BITPOINTのリップルの買い方
- BITPOINTのライトコインの買い方
日本円の入金方法
入出金メニューの「入金先口座情報」を押して次に進みます。
日本円の入金方法
振込用の入金先口座が表示されるので、これをメモしてATMや銀行窓口経由で入金して下さい。
銀行振込の場合、週末などの入金タイミングによっては週明けに入金処理が行われる場合があります。
また、9時~15時以降の申請については翌日に振替となりますのでご注意下さい。
日本円の即時入金方法
「即時入金」とは、24時間好きなタイミングで入金処理を行うことができる仕組みで、日本円の残高がない時にすぐに入金することが出来ます。
入出金メニューの「即時入金」を押して次に進みます。
BITPOINTは以下の銀行からの即時入金に対応しています。
- ジャパンネット銀行
- 住信SBIネット銀行
- イオン銀行
- 金融機関の選択
- 入金額の入力
- 「確認画面」を選択
確認画面が表示されるので、内容に問題がなければ取引暗証番号を入力して入金依頼を選択します。
その後、別画面で対応金融機関の入金画面が表示されるので案内に従って入金処理を行ってください。
取引所への入金は「住信SBIネット銀行」がおすすめ
仮想通貨取引所の入金は、「既に口座のある銀行から入金すればいいか…」と考えている人が多いと思いますが、それは損をしてしまう原因になります。
通常、口座から取引所に入金する際は”入金手数料”がかかってしまうので1回の入金あたり108〜216円損してしまうのです!
そこでおすすめなのが「住信SBIネット銀行」です。
住信SBIネット銀行はネットから入金や出金などができるインターネットバンキング(ネット銀行)で、仮想通貨取引所ととても相性が良いのです。
その理由として、
- 入金手数料無料
- ほぼ全ての国内取引所と提携済み
- 24時間365日ネットから入金可能
と、こんなに多くのメリットがあるのですが、デメリットは…頑張って探したのですが見つかりませんでした。
強いて挙げるとすれば口座開設の手間がかかるということぐらいでしょうか。
ですが、ネットからいつでも申請できるので5分ほど時間があれば外出先でもスマホからポチポチっと口座開設できます。
銀行の信用性も”三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資”というお墨付きなので、破綻リスクも低く安心感があるのもメリットです。
資産を安全に守るならハードウェアウォレットを使おう
仮想通貨を取引所で購入したあとは、多くの人がそのまま取引所に預けたまま放置していると思います。
しかし、取引所はコインチェック社のハッキング事件からも分かる通り常にハッカーから狙われており、あなたの資産が奪われるリスクをはらんでいます。
そこで、仮想通貨専用の財布である「ハードウェアウォレット」に資産を移動しておくことで、安全に管理することが出来ます。
ハードウェアウォレットはUSBメモリのような形をした持ち歩きにも便利なウォレットです。
取引所で仮想通貨を購入したあとは、ハードウェアウォレットに表示されるウォレットアドレスに送金しておくことで、仮想通貨を移動することが出来ます。
ハードウェアウォレットの中に仮想通貨を管理しておくことでハッキングリスクはゼロになり、あなた自身で資産管理できるようになります。
これから仮想通貨を始めてみようと考えている方は、まずハードウェアウォレットを購入しましょう。
仮想通貨初心者によくあるQ&A
Q.本人確認が完了するのは何日後?
A.取引所によって違いますが基本的に遅くても2営業日以内に本人確認が完了します。
その後、登録した住所に本人確認のためのハガキが郵送されるますが、この到着にはおよそ5~10営業日ほど必要になります。
どうしても今すぐ仮想通貨を始めたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
Q.ビットコインが高くて買えない
A.仮想通貨は0.1や0.01枚という一枚以下からからでも購入することが出来ます。
最小単位は1億分の1枚からでも購入できます。
そのため、ビットコインの値段が1枚100万円でも、0.01円から購入することが出来ます。
購入手数料などで数百円取られることもありますが、1枚の値段が高い仮想通貨でも100円以下で購入することが出来るので安心してください。
ビットコインの最低予算はこちらでも詳しく解説しています。
Q.販売所と取引所の違いは?
A.販売所は表記されている値段で自動購入を行ってくれる場所で、取引所は指定した金額でユーザー同士で取引する場所です。
販売所のほうが金額を見て欲しい数量を入れるだけで購入できるので、初心者におすすめです。
しかし、手数料が少し多くかかるデメリットがあります。
取引所の方は手数料はほぼありませんが、購入するまでの手順が多く難しいので初心者におすすめできません。
取引所と販売所の具体的な違いについてはこちらの記事を参考にして下さい。
Q.欲しい仮想通貨が海外取引所にある
A.国内取引所から海外取引所にビットコインを送金する分かりやすい方法をこちらにまとめています。
仮想通貨は多くの種類がありますが、そのほとんどは海外取引所にあるので、国内取引所に登録が済んだ方はそちらの登録もしておきましょう。
あとは好きな仮想通貨を買うだけ!
文章を読んだだけではピンとこないかもしれませんが、実際に取引所に登録し、説明を読みながら進めば大丈夫です。
無理のない金額を投資して楽しい仮想通貨ライフを送ってくださいね!
他にわからないことがあれば、こちらの記事も参考にしてみてください