仮想通貨FXが出来る海外取引所「BitMEX(ビットメックス)」のメリットとデメリットについて分かりやすくまとめてみました。
BitMEXは最大100倍のレバレッジをかけることが可能な”追証なし”の仮想通貨FX専門取引所として話題になりました。
これを見ればどのようなメリットがあるのか理解して安心して口座開設する事が出来ますよ。
仮想通貨FXの特徴や仕組みについてはこちらの記事で解説しています。
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目次でサッと確認
BitMEX(ビットメックス)のメリット
BitMEX(ビットメックス)のメリットは以下のとおりです。
- 最大100倍のレバレッジがかけられる
- 追証リスクがゼロで借金の可能性なし
- 通貨の種類が豊富
- 取引手数料がマイナスでお得
- ポジションのレバレッジを後から変更可能
- ポジション次第で稼ぐことが出来る
- 取引高と流動性が高い
- 日本語対応&日本語サポート
それぞれどのようなものか具体的に解説していきます。
1.最大100倍のレバレッジがかけられる
BitMEXは仮想通貨FXが出来る取引所の中でもトップクラスである「100倍」の最大レバレッジを設定可能です。
国内取引所ではbitFlyerの15倍、BITPOINTの4倍あたりがマックスなので、それと比較するとかなり圧倒的ですよね、
ちなみにレバレッジ100倍に設定可能なのはBTC(ビットコイン)のみで、通貨ごとに最大倍率は異なります。
通貨名 | 最大倍率 |
---|---|
BTC(ビットコイン) | 100倍 |
ETH(イーサリアム) | 50倍 |
LTC(ライトコイン) | 33.3倍 |
BCH(ビットコインキャッシュ) | 20倍 |
XRP(リップル) | 20倍 |
EOS(イオス) | 20倍 |
TRX(トロン) | 20倍 |
ADA(カルダノ) | 20倍 |
ETH(イーサリアム)も他取引所と比較しても圧倒的に高い50倍のレバレッジをかけられるので、一気に稼ぐことが出来ますね。
2.追証リスクがゼロで借金の可能性なし
FX取引で一番怖いのは、追証による元手以上のマイナスがでてしまう借金のリスクですよね。
証拠金がBTCに置き換わるため「追証のリスクがまったくない」という点でBitMEXは話題になりました。
最悪ロスカットされてしまっても、失うのは入金したBTCなど残高にある通貨のみなので安心してください。
日本円ではなく、BTCを証拠金にする事が出来るのでBTCを入金して、BTCやアルトコインの枚数を増やすことが出来ますよ。
どれだけ予想に反する相場に流れても、借金を抱えるリスクはないので安心して使ってくださいね。
3.通貨の種類や取引ペアが豊富
仮想通貨FXが出来る取引所の中ではBitMEXは豊富な種類の通貨が揃っています。
取り扱っている通貨は以下の通りです。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LTC(ライトコイン)
- XRP(リップル)
- EOS(イオス)
- TRX(トロン)
- ADA(カルダノ)
特にADA、EOS、TRXなどのアルトコインFXが出来る国内取引所はないので様々な通貨でFX取引をしたい方におすすめです。
取引できる通貨の種類が多いということは、それだけ利益を出せるチャンスも多いということですからね。
4.取引手数料がマイナスでお得
BitMEXの取引手数料は以下のとおりです。
- Maker(指値):-0.025%
- Taker(成行):0.075%
指値取引をした際は、なんと取引手数料がマイナスになっているので成約した価格の0.025%分を受け取ることが出来ます。
その代わり、成行手数料が高いデメリットがあるので、基本的には相場の流れを予測して取引を行うスイングトレーダー向けの設定となっています。
指値取引さえ心がければ手数料でマイナスになることはないので、相場に合わせてうまく使い分けるのがおすすめです。
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5.ポジションのレバレッジを後から変更可能
FX取引で一番怖いのは、相場が予想に反して流れてしまいロスカット(損切り)されてしまうリスクです。
特に高いレバレッジをかけすぎてしまうと、ロスカットラインが近くなりリスクもそれだけ大きくなってしまいます。
BitMEXでは、ポジションを持った後でもレバレッジの倍率を自由に変更可能です。
例えば、すぐに価格が上がると予想して10倍のレバレッジをかけた後に、価格がなかなか上がらず下落する予兆が見えた時に証拠金を追加して3倍のレバレッジに変更することが出来ます。
逆に利益が出た場合はレバレッジを上げて利確することで、利益を上乗せする裏技的な使い方もできます。
相場に合わせてレバレッジを調整することが出来るのでスイングトレーダーにとっては稼ぎ場を逃さない魅力的なシステムとなっています。
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6.ポジション次第で稼ぐことが出来る
BitMEXでは従来のFX取引と同じように、ポジションを持ち続けていると8時間ごとにスワップ手数料(スワップポイント)に似た機能として「資金調達率」というものがあります。
この仕組みを理解しておけばポジションを持つだけで稼ぐことが出来ます。
「資金調達率」の説明の前に、FXの仕組みについて軽くおさらいします。
FXでは現物取引と違い、レバレッジを掛けて元手以上の取引ができるため取引高が現物と大きく乖離してしまい、価格も大きく差が出てしまいます。
bitFlyerにも現物取引とビットコインFX別々の価格が表示されていますが、価格が微妙に違いますよね。
BitMEX(ビットメックス)の「資金調達率」はそれを防ぐために導入された機能で、ポジションを持っているトレーダーに対して8時間毎に付与される金利(手数料)です。
資金調達率は要するに”買い手と売り手の金利のやり取り”なので、現物価格(インデックス価格)とBitMEX価格の差に応じて手数料がマイナスにもプラスにもなることがあります。
- 現物価格よりBitMEX価格が高い場合:ロングが手数料を支払い、ショートは手数料が貰える
- 現物価格よりBitMEX価格が安い場合:ショートが手数料を支払い、ロングは手数料が貰える
このような仕組みになっており、現物価格との乖離を抑えるためのバランスを取っています。
ですので、現物価格とBitMEXの価格を常に見ておけばポジション次第で稼ぐことも出来るわけですね。
詳しい「資金調達率の仕組み」はこちらの記事も参考にして下さい。
7.取引高と流動性が高い
BitMEXは2018年8月にビットコインの取引高が1日100万BTCを突破したこともある世界トップクラスの取引高を誇ります。
世界中の取引所の中でもダントツに高い取引高と流動性を誇り、ロット数(注文数量)が多くてもすぐに枚数を捌く事が出来ます。
流動性が高いということは、それだけ短期足でも十分にボラがでてくるのでスキャルピングをするデイトレーダーにもおすすめです。
8.日本語対応&日本語サポート
海外取引所の利用でどうしても気になってしまうのが「言語の違い」ですよね。
しかし、BitMEXは日本語に対応しているので英語がわからずに操作方法がわからないという問題はありませんよ。
質問を送ったときはメールでのサポート対応窓口があり、私が実際に利用したときも1時間以内に返答が返ってきたのですぐに疑問を解決する事が出来ました。
専用の日本語サポートチームがいるので、Google翻訳を通したような不自然な日本語ではなく、きちんと日本人が対応しているような印象を受けました。
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BitMEX(ビットメックス)の悪い評判・口コミ
BitMEX(ビットメックス)のデメリットは以下のとおりです。
- スマホアプリで取引できない
- 現物取引を扱っていない
- 両建てすることが出来ない
- 成行注文の手数料が高い
- 出金に時間がかかる
- 相場が急変動すると注文が通らなくなる
それぞれどのようなものか具体的に開設していきます。
1.スマホアプリで取引できない
BitMEXで一番のデメリットは「公式スマホアプリが出ていない」という点でしょう。
ブラウザから取引できるように画面などは最適化されているのですが、ログインが維持される時間が極端に短く、画面を閉じたり切り替えて10分ほど放置するとすぐにログアウトされてしまいます。
その都度、ログイン情報を入力する必要があるので複雑なパスワードに設定している方はかなりのストレスを感じてしまいます。
外出先などで気軽に取引したい方はMT5のスマホアプリに対応している「CryptoGT」がおすすめですよ。
BitMEX(ビットメックス)をスマホで使う方法はこちらの記事で紹介しています。
2.現物取引を扱っていない
BitMEXは仮想通貨のFXに特化した取引所のため、通常の「現物取引」を取り扱っていません。
そのため、ロングかショートのポジションを取って価格差益で稼いでいくというのが基本になります。
現物取引をしたい方は国内取引所に登録して日本円で仮想通貨を購入しましょう。
3.両建てすることが出来ない
BitMEXは両建て出来ませんが、メアドのみで簡単に複数口座を作成出来ますので、それらを使って両建て出来ます。リスクヘッジ、停滞相場でのスワップの獲得に有効です。#BitMEX #両建て #ビットコインキャッシュ #BCH #ビットメックス
— BITAnalyzer (@BIT_Analyzer) November 4, 2018
BitMEXでは同銘柄でロングとショートのポジションを同時に持つ「両建て」をすることが出来ません。
反対のポジションを取る場合は、必ずポジションを決済する必要があります。
bitFlyer Lightningのように複数のポジションを持つことも出来ず、同じ方向のポジションを複数取るとナンピンをする形になります。
BTCではロング、ETHではショートなど、銘柄を分けたりアカウント(口座)複数作成することで擬似的に両建てをすることは可能になっています。
どうしても「両建てでFX取引がしたい!」という方は同じく仮想通貨FXに特化した取引所「CryptoGT」を使いましょう。
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CryptoGTはお客様の取引スタイルに合わせたレバレッジが選択可能‼️
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こちらは最大200倍のレバレッジで、1つの口座で両建て取引が可能になっています。
「短期的にはロングだけど、長期的にはショートをしたい」という相場に合わせてポジションを複数持ち替えるトレーダーにおすすめです。
4.成行注文の手数料が高い
先述したとおり、BitMEXでは指値注文の手数料がマイナスでお得なかわりに、成行注文の手数料が高いというデメリットがあります。
- Maker(指値):-0.025%
- Taker(成行):0.075%
成行注文の場合、0.075%もの手数料が取られるので、1000万円分を成行注文するだけで7500円分損をしてしまうことになります。
高いレバレッジを掛けて取引していると、注文価格に対して手数料が取られてしまうので手数料負けしてしまう可能性もあります。
ですが手数料負けを防ぐためのポイントを抑えながら取引すれば、そのような自体は防ぐことが出来ます。
5.出金に時間がかかる
BitMEXって出金超遅いけど(1日1回のみ)不満も特に聞こえてこない。
やっぱり本丸のサービスがしっかりしてりゃユーザーは大概のことは受け入れるよなっておもた。— DEG(デグ) (@DEG_2020) August 23, 2018
BitMEXでは1日1回、日本時間の22時に出金作業が行われています。
BitMEXの出金はセキュリティ対策のために1日1回出金確認を手作業で処理しているため、通常の取引所のように数十分では完了しません。
当日の出金分は日本時間の22時までに出金申請を受け付けていますが、着金の完了までは最短で半日~1日ほどかかるので、急ぎの出金にはあまり向いていません。
6.相場が急変動すると注文が通らなくなる
BitMexも注文の送信エラーはよく起こる。丁度、10回連続くらいで注文エラーを受けた。おかげで売り時がズレた。100枚とかの単位で取引してる人は、これだけで100万円以上の損失になりうる。まぁ、どの取引所も同じようなものでBitMexは取引量が多いので仕方ないのかなとの思いはある。
— こぺる@仮想通貨 (@coperu100) November 28, 2018
BitMEXは通常時の取引はサーバーも安定しており、不安定になることは基本ありません。
しかし、一時的に価格が急騰、急落した瞬間は注文がエラーで通らなくなることがしばしばあります。
そのため、大量のロットを持って取引している方は予めストップロスオーダーや指値をして置かなければ慌てて注文を新規に入れようとしても、通らず買い時・売り時を逃してしまう事があります。
投資家にとってこのような自体は重大な損失につながる可能性があるので、大きなデメリットと言えるでしょう。
安定したサーバーで取引したい方は「MT5」対応でサーバーダウンの無い「CryptoGT」をおすすめします。
BitMEX(ビットメックス)のメリット・デメリット一覧
BitMEXのメリットまとめ
- 最大100倍のレバレッジがかけられる
- 追証リスクがゼロで借金の可能性なし
- 通貨の種類が豊富
- サーバーが安定して注文が通りやすい
- 取引手数料が安い
- ポジションのレバレッジを後から変更可能
- ポジション次第で稼ぐことが出来る
- 取引高と流動性が高い
- 日本語対応&日本語サポート
FX取引所として使いやすい機能が充実しており、追証リスクもゼロなのでFX初心者にこそ利用してもらいたい取引所と言えます。
「資金調達率」や「レバレッジの途中変更機能」などの独自機能をうまく活用することで利益を最大化することが出来るのも魅力ですね。
BitMEXのデメリットまとめ
- スマホアプリで取引できない
- 現物取引を扱っていない
- 両建てすることが出来ない
- 成行注文の手数料が高い
- 出金に時間がかかる
- 相場が急変動すると注文が通らなくなる
一番多い悪い評判は「スマホアプリ」に対応していないことでしょう。
ブラウザから取引することが出来ますが、ログアウトまでの時間が早いため好きな時に即座に注文出来ないデメリットは大きいです。
また、サーバーの過負荷による注文エラーはロットを多くして取引しているトレーダーにとっては致命傷になりかねないのでストップロスオーダーなどの設定が重要になります。
BitMEXとCryptoGTの比較表
仮想通貨FXが出来る大手取引所「BitMEX」とよく比較される「CryptoGT」とどのような違いがあるのか、比較表を作成してみました。
比較内容 | BitMEX | CryptoGT |
---|---|---|
最大レバレッジ | 100倍 (BTCのみ) |
200倍 (全通貨対応) |
追証リスク | なし | なし |
ロスカット | 50% | 100% |
通貨の種類 | 8種類 | 11種類 48取引ペア以上 |
証拠金通貨 | BTCのみ | 11種類 |
BTC手数料 | 成行:0.075% 指値:-0.05% |
約0.08% (スプレッド) |
アルトコイン 手数料 |
成行:0.25% 指値:-0.05% |
約0.35%~0.5% (スプレッド) |
スワップ手数料 | -0.375%~0.375% 8時間毎 |
約0.01%/4時間 |
安定性 | △ | ◎ |
セキュリティ | ◎ | ◎ |
両建て | 不可 | 可能 |
日本語対応 | あり | あり |
スマホアプリ | なし | あり(MT5) iOS/Android |
知名度はBitMEXが上ですが、CryptoGTの方がレバレッジの高さや安定性、スマホアプリ対応などの「使いやすさが」魅力です。
あはり、急な相場変動の多い仮想通貨投資では外出先でもすぐに取引ができるというのはとても重要ですよね。
BitMEXは仮想通貨FX初心者におすすめ
御覧頂いたとおりBitMEXは実際に利用しているユーザーからも全体的な評価は高く、多くのトレーダーに利用されている事がわかります。
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