仮想通貨の「ビットコイン(BTC)」を安全に保管するならウォレットで管理しておくのがおすすめですが、ウォレットの種類は様々あるので、初心者の方はどれを選べば良いのか迷っていると思います。
最近ではハッキング事件も起きているので、取引所よりもセキュリティが安全で使いやすい便利なウォレットを専門家の私が厳選して選んでみました。
ウォレットを選ぶ基準も人によって様々なので、今回は目的別に「初心者向け」「長期保管向け」「スマホアプリ対応」などの最適なウォレットを見つけるための選び方もまとめています。
この記事を読めばこんな疑問を解決する事が出来ます。
- ビットコインを安全に管理したい
- ビットコインのウォレットの作り方を知りたい
- ビットコインをスマホアプリで保管したい
- ビットコインの対応ウォレットを知りたい
- ビットコインのおすすめウォレットを知りたい
先に結論を知りたい方はこちら
- 初心者向けなら:Ledger Nano S
- スマホアプリで保管出来る:Ginco
- 取引所で保管したい方:BITPOINT
目次でサッと確認
ビットコイン(BTC)ウォレットの必要性について
仮想通貨のウォレットは、通貨を安全に保管する「財布」の役割を持っています。
2014年には470億円相当のビットコインがハッキングによって盗まれる「マウントゴックス事件」が起きたり、国内取引所でも2018年中に2件の被害が起きています。
取引所も資産の保全のためセキュリティ強化が続けられていますが、ハッカーは多くの資金を預かっている取引所をターゲットにしています。
仮想通貨を最も安全に保管するためには、取引所に預けたままにせずオフラインで管理出来るウォレットを利用することが大切です。
この記事で紹介しているウォレットを活用して、ビットコイン(BTC)を安全に保管してくださいね。
ビットコイン(BTC)の買い方についてはこちらの記事を参考にしてください。
ビットコイン(BTC)のおすすめウォレット
ビットコイン(BTC)のウォレットは様々な種類があるのでまずは結論から、おすすめの対応ウォレットを紹介します。
基本的には以下の中から選ぶのが無難です。
①Ledger Nano S
種類 | ハードウェアウォレット |
---|---|
価格 | 12,500円 |
対応通貨 | 約25種類~500種類以上 |
主な機能 | 仮想通貨の入金・送金 残高の確認・バックアップ |
使いやすさ | |
安全の高さ |
「Ledger Nano S」は仮想通貨のウォレットで最も利用者数の多いハードウェアウォレットです。ハードウォレットの中でも比較的安価で購入することが可能で、持ち運びも便利です。
外部ウォレットとの連携など機能も充実しているので、仮想通貨投資をしている方に必須のアイテムと言えます。
MyEtherWalletなどと連携することで500種類以上の通貨を保管することも可能です。
②TREZOR
種類 | ハードウェアウォレット |
---|---|
価格 | 21,800円 |
対応通貨 | 約500種類~ |
主な機能 | 仮想通貨の入金・送金 残高の確認・バックアップ |
使いやすさ | |
安全の高さ |
「TREZOR(トレザー)」も同じく仮想通貨のハードウェアウォレットの一つです。タッチパネルに対応しており、日本語マニュアルなども充実しており初心者におすすめです。
PCを持っていなくても仮想通貨を持ち歩くことが可能になっており、国内の主要通貨をはじめ、500種類以上の幅広い通貨に対応しています。
最新シリーズではタッチパネルに対応しており、壊れにくいのも特徴です。
③CoolWallet S(ハードウェアウォレット)
種類 | ハードウェアウォレット |
---|---|
価格 | 12,800円 |
対応通貨 | 約5種類~ |
主な機能 | 仮想通貨の入金・送金 残高の確認・バックアップ |
使いやすさ | |
安全の高さ |
「CoolWallet S」はカードタイプのハードウェアウォレットでスタイリッシュなデザインが人気です。財布や胸ポケットにも入れやすい軽量モデルが魅力です。
USBタイプと違い水にも強い防水性を持っており、PC不要でスマートフォンと連動して仮想通貨を持ち歩くことが可能です。
④Ginco(モバイルウォレット)
種類 | モバイルウォレット |
---|---|
価格 | 無料 |
対応通貨 | 約20種類~ |
主な機能 | 仮想通貨の入金・送金 残高の確認・送金履歴確認 |
使いやすさ | |
安全の高さ |
「Ginco」はスマホアプリで仮想通貨の保管をすることができる初心者でも使いやすい無料のモバイルウォレットになります。
独自の暗号通信方式とクライアント型ウォレットを採用し高水準のセキュリティを実現しており、会社やアプリのハッキングで資産が流出してしまうことがありません。
⑤BLOCKCHAIN(ウェブウォレット)
種類 | ウェブウォレット |
---|---|
価格 | 無料 |
対応通貨 | 2種類 |
主な機能 | 仮想通貨の入金・送金 残高の確認・送金履歴確認 |
使いやすさ | |
安全の高さ |
「BLOCKCHAIN(ブロックチェーン)」はビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)をを保管出来る公式のウェブウォレットになります。
ネット環境があればどこからでも接続出来るため、利便性が高いのが魅力ですがハッキング被害にあった事があるので安心感はあまり高くありません。
ビットコイン(BTC)のウォレットを目的別で探す
「どのウォレットを選べばいいかわからない…」という方のために目的別にウォレットをまとめました。
- 仮想通貨の初心者向け
- 長期間安全に保管したい方
- 頻繁に送金したい方
ぜひ、自分の目的にあった最適なウォレットを選んでくださいね。
ビットコイン(BTC)の初心者向けウォレット
- Ginco:スマホアプリで使える
- Ledger Nano S:初心者向けで安全
- BITPOINT:迷ったら取引所で管理
仮想通貨の仕組みや秘密鍵など専門用語の意味がわからない初心者の方はこちらのウォレットから選ぶのがおすすめです。
日本語のマニュアルや使い方の手順が公式でしっかりと紹介されているので、基本的に案内に沿って使えば送金ミスもなく使うことが出来ますよ
ビットコイン(BTC)を安全に保管出来るウォレット
- Ledger Nano S:ハードウェアウォレット
- TREZOR:ハードウェアウォレット
- Cool Wallet S:ハードウェアウォレット
- BITPOINT:取引所
- GMOコイン:取引所
ビットコイン(BTC)を大量に保有している方は長期間安全に保管したいと考えていると思います。
多少の出費をしても安全に保管したいと考えている方はできるだけハードウェアウォレットを購入しておくのがおすすめです。
どうしても無料で安全に保管したい方はセキュリティレベルの高い取引所に預けておきましょう。
ビットコイン(BTC)の送金が便利なウォレット
- Ginco:スマホアプリで使える
- Cool Wallet S:カードタイプで便利
- BRD:スマホアプリで使える
頻繁にビットコイン(BTC)を送金・入金する人はセキュリティの高さよりも利便性を優先したいと考えているでしょう。
基本的には持ち運びに便利なモバイルウォレットや、ハードウェアウォレットを使って外出先でも移動できるようにしておきましょう。
ビットコイン(BTC)の対応ウォレット一覧
ここでは種類別にビットコイン(BTC)の対応ウォレットを一覧形式で紹介しています。
目的のウォレットの種類から自身に最適なウォレットを選んでください。
- ハードウェアウォレット
→一番安全に保管出来る - デスクトップウォレット
→パソコンで保管出来る - ウェブウォレット
→ネット上で保管出来る - モバイルウォレット
→スマホアプリで保管出来る - ペーパーウォレット
→紙で保管出来る - 取引所で保管する
→安全な取引所で保管する
ウォレットの種類別の詳しい意味についてはこちらの記事でも解説しています。
ビットコイン(BTC)のハードウェアウォレット
- Ledger Nano S:おすすめ★
- TREZOR:おすすめ★
- Cool Wallet S
- KeepKey
- DegitalBitbox
ハードウェアウォレットとは
使いやすさもセキュリティも抜群の高さを誇る機械端末のウォレットです。
ハードウェアというと馴染みがないかもしれませんが、仮想通貨のUSBメモリのようなものです。
家電屋やAmazonなどのネット通販でも購入可能で、パソコンに繋いで仮想通貨をそのハードウェアウォレットの中に移して使用します。
一度仮想通貨を移してしまえばオフラインで管理できるのでハッキングの心配もなく、安全性もかなり高いのが特徴です。
管理しやすさ | |
---|---|
支払いやすさ | |
安全の高さ |
ビットコイン(BTC)のデスクトップウォレット
デスクトップウォレットとは
パソコンにインストールして使うタイプのウォレットで、各通貨の公式サイトなどからインストール可能です。
しかし、通貨ごとにウォレットソフトをインストールする必要があるため、複数の仮想通貨を持っている場合は管理が多少面倒です。
PCが壊れると取り出せなくなる可能性もあるため、ウォレットソフトからバックアップを作成するのも忘れずに。
管理しやすさ | |
---|---|
支払いやすさ | |
安全の高さ |
ビットコイン(BTC)のウェブウォレット
ウェブウォレットとは
取引所と違い、ウォレット機能だけが付いたウェブサイトです。
公式サイトが提供している場合は安全ですが、公式サイトに似せた偽サイトや、資産管理をうたった悪質な管理者が作成したサイトに間違って仮想通貨を預けた場合、そのまま盗まれてしまう可能性があります。
ウェブサイトで管理されているので、ネットに繋がる端末であればいつでもどこでもパソコンやスマホからアクセスして支払いや管理ができます。
しかし、常にオンライン状態にあるため、サーバーがハッキングされてしまった場合は取引所と同じように資産がなくなってしまう恐れがあるので注意しましょう。
管理しやすさ | |
---|---|
支払いやすさ | |
安全の高さ |
ビットコイン(BTC)のスマホアプリウォレット
スマホアプリウォレットとは
スマホアプリで管理できる使い勝手の便利なウォレットです。
送受信アドレスを自動的にQRコード化してくれるため、管理もしやすく、支払いなどにも使いやすいのが特徴です。
持ち運びに便利で、外出先でも仮想通貨を決済する際に使用することも可能なので頻繁に外で仮想通貨を送金したい方におすすめです。
常にウォレットを持ち歩くことになるのでスマホの紛失には注意が必要です。
管理しやすさ | |
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支払いやすさ | |
安全の高さ |
ビットコイン(BTC)のペーパーウォレット
こちらのサイトからペーパーウォレットを作成出来るサイトに移動する事が出来ます。
詳しい作成方法はこちらの記事を参考にしてください。
ペーパーウォレットとは
紙にQRコードなどを印刷して使うことの出来るウォレットです。
アドレスと秘密鍵をセットして紙に印刷したもので、100%オフラインなのでハッキングのリスクはもちろんありません。
紙で管理するので破れたり、物理的に盗まれたり、かすれてしまったらもちろんダメなので注意しましょう。
管理しやすさ | |
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支払いやすさ | |
安全の高さ |
ビットコイン(BTC)に対応している取引所ウォレット
ウォレットについてイマイチよくわからない…という方はビットコイン(BTC)に対応している取引所のウォレットに預けておくのが安全でしょう。
いざというときも取引所に問い合わせをすれば丁寧に使い方を教えてもらえますよ。
取引所に預ける場合は必ず「マルチシグ・コールドウォレット完備」の安全なところを選んでハッキング対策をしてくださいね。
仮想通貨はウォレットで管理しよう
取引所に仮想通貨を置いておけばいつでもトレードしやすいというメリットはありますが、GOXしてしまうリスクを常に負うことになります。
また、手間を惜しんで一つの取引所に大きな単位のお金を置いている方は要注意です。
その取引所が明日急に閉鎖する可能性もゼロではありません。手持ちの資産は少なくとも複数の取引所とウォレットに分散して管理しましょう。
頻繁に動かすことのない大きな資金は出来る限りウォレットに移動しておいて資産管理することを心がけましょう。
どうしても送金の手間が面倒!という人はこちらの記事を参考にしてみてください。
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