オフラインで仮想通貨を安全に保管できるハードウォレット「Digital BitBox(デジタルビットボックス)」特徴や使い方、メリットや製品の概要(基本情報)、評判・口コミ、初期設定の手順についてまとめています。
購入前に他のハードウォレットと比較して検討したい方もぜひご覧ください。
目次でサッと確認
Digital BitBox(デジタルビットボックス)の特徴・基本情報
本製品の特徴
- ポケットにも入る軽量USBサイズ
- 複数アカウント作成可能
- バックアップをMicroSDに保存可能
本製品の概要
カラー | ブラック |
---|---|
価格 | 約8,000円 |
サイズ | 20.8 x 15 x 0.8 cm |
本体重量 | 81.6 g |
PCへの接続 | USBコネクタ |
対応OS | Windows, Mac, Linux |
対応通貨 | 5種類以上 +ERC20トークン |
付属品 | MicroSD カード×1 個 簡易日本語取扱説明書 |
Digital BitBox(デジタルビットボックス)の対応通貨
2021年1月時点でDigital BitBoxは、5種類の通貨+ERC20系トークンに対応しています。
対応している通貨
- Bitcoin (BTC)
- Ethereum (ETH)
- BitcoinCash (BCH)
- Litecoin (LTC)
- Ethereum Classic (ETC)
- ERC20系トークン
他のハードウォレットと比較すると対応通貨の数は少し少なめですが、ERC20系トークンに対応しているのでイーサリアムベースのICOトークンなども保管出来るので実質500種類以上の保管が可能になります。
ハードウェアウォレットの対応通貨比較
ボタンを押すと対応通貨比較一覧を見ることが出来ます。
▼対応通貨一覧はこちらDigital BitBox(デジタルビットボックス)の価格比較
各ハードウォレットとの価格比較
ウォレット | 価格 |
---|---|
TREZOR(One) | 9,800円 |
TREZOR(ModelT) | 21,800円 |
Ledger Nano S | 12,490円 |
Cool Wallet S | 12,800円 |
KeepKey | 約9,000円 |
Digital Bitbox | 約8,000円 |
Digital BitBox(デジタルビットボックス)は他のハードウェアウォレットと比べると一番安く、少しでも安くハードウェアウォレットを購入したい方におすすめです。
セキュリティの安全性はどれもほぼ同じなので、予算に合わせて好みのものを選んでください。
なぜハードウェアウォレットが必要なのか
仮想通貨を管理する方法は主に「取引所」と「ウォレット」の2種類があります。
2018年にはコインチェック社やZaif社がハッキングにあったことで数億円以上の仮想通貨が盗難されてしまう事故が起きてしまいました。
世界中では数千億円以上の小さなハッキングも頻繁に起きています。
仮想通貨の法整備はまだ進んでおらず、こういった盗難被害にあってしまうと現行の法律では補償されずに、泣き寝入りするしか無い可能性もあります。
仮想通貨を取引所に放置したままにしておくのはとても危険な行為なのです。
取引所は常にオンライン上で取引されているため、ハッカーの標的にされやすい性質を持っています。
一方、Digital BitBox(デジタルビットボックス)などのハードウェアウォレットを使用すると、仮想通貨の入出金に必要な秘密鍵をMicroSDで保存するのでハッキングされる恐れがありません。
秘密鍵は、オフラインで管理されるのでハッカーの標的にならず、取引所がハッキングされても端末内にある仮想通貨は無傷です。
必要な時にパソコンにつないで自由に引き出すことが出来ます。
Digital BitBox(デジタルビットボックス)のメリット
- メリット①:金融先進国のスイスで開発&製造
- メリット②:専用PCアプリから操作可能
- メリット③:ウォレットの残高を隠せる
- メリット④:複数のアカウントが作れる
- メリット⑤:公式で日本語マニュアルを配布している
メリット①:金融先進国のスイスで開発&製造
Digital BitBoxはハードウェアウォレットの製造の段階からセキュリティにこだわっており、開発から製造までを金融先進国であるスイスで全て行っています。
ハードウェアウォレットは大量生産する際、中国などで製造を行う場合が多いのですが、Digital BitBoxはその心配がありません。
メリット②:専用PCアプリから操作可能
Digital BitBox(デジタルビットボックス)は他のハードウォレットは違い、ブラウザ操作ではなく専用のデスクトップアプリから操作して送金を行います。
そのため、ブラウザやPCがウィルスに感染している場合でもハッキングリスクを低くすることが出来るようになっています。
独立したアプリなので、初期化やリカバリーは安全な環境で行われ、秘密鍵が外部に漏れることがありません。
メリット③:ウォレットの残高を隠せる
仮想通貨は通常、ブロックチェーン上に通貨のやり取りが記録されるので透明性に優れている半面、ウォレット内の残高も他人から見られてしまうリスクがあります。
Digital BitBox(デジタルビットボックス)ではPlausible Deniability機能により、フェイクパスワードを設定することで隠しウォレットへアクセスすることができ、仮想通貨をまるで持っていないように見せることができます。
これにより、第三者に残高を見られることがなく、安心して仮想通貨のやり取りが出来ます。
メリット④:複数のアカウントが作れる
Digital BitBox(デジタルビットボックス)は複数のアカウントを作成することが出来るので、用途や家族でウォレットを共有する事が出来ます。
通貨ごとにウォレットを作成可能になってるので、例えば「受け取り用の口座」「送金用の口座」など分けられるのでとても便利です。
メリット⑤:公式で日本語マニュアルを配布している
Digital BitBoxはスイス製のハードウェアウォレットですが、日本の公式代理店と契約しているため、日本語で公式にマニュアルを配布しています。
そのため、英語が苦手な方でも安心して初期設定を進めることが可能なので、初心者の方にもおすすめのモデルです。
Digital BitBox(デジタルビットボックス)のデメリット
- デメリット①:対応通貨の数が少ない
- デメリット②:手数料の設定が出来ない
デメリット①:PINコードが設定出来ない
Digital BitBox(デジタルビットボックス)は本体の起動に必要なパスワード「PINコード」が設定することが出来ずセキュリティにやや不安があります。
しかし、送金の際にパスワードを要求する「パスフレーズ」は搭載しているので、基本的には第三者に不正操作される可能性は低くなっています。
デメリット②:対応通貨の数が少ない
「Ledger Nano S」や「TREZOR」など有名なハードウェアウォレットと比較すると対応通貨がやや少ない点がデメリットと言えます。
国内取引所で取り扱っている主要な通貨には対応していますが、XRP、NEM、MONA、LSKなどの一部のメジャーなアルトコインに対応していない点がやや不便です。
しかし、対応している通貨しか持っていない人にとってはあまり問題にならない部分とも言えます。
Digital BitBox(デジタルビットボックス)の評判や口コミ
ledger nanoやtrezorも検討しました。
上記の二つと比較し対応通貨が少ないですが、今自分が持ってる暗号通貨を考慮すると安価なDigital bitboxで良いと判断し買いました。
まだ少ししか使ってないですが、非常にシンプルで使いやすいです。これで十分満足していますが、対応通貨増えることを期待して☆4つですね。
トレザーをメインで使ってますが、リスク分散用のサブとして買いました。
シンプルで使いやすく、簡易日本語説明書も分かりやすいです。
個人的にはフェイクパスワードの設定が他のデバイスにはない機能で面白いと思います。
価格も他と比較して安いので満足です。
ビットコインとイーサリアムしか対応していないと思って購入したけど、ERC20トークン対応なのでTRXも使えることが判明し、いい意味でサプライズ。
TRX持っている方にはお勧め。
バックアップとリカバリーも簡単で安全なので満足しています。
Digital BitBox(デジタルビットボックス)のよくある質問
- Q.ウォレットのバックアップは可能?
- Q.注文してどれぐらいで届きますか?
Q.ウォレットのバックアップは可能?
Digital BitBoxは端末を紛失した場合、万が一のときのバックアップはMicroSDで保存する事が出来ます。
新たにDigital BitBoxを購入していただき、再度MicroSDを差し込むことによって復旧する事が出来ます。
従来のハードウェアウォレットではリカバリーフレーズの英単語のメモのミスなどにより仮想通貨が取り出し不可能になるリスクがありましたが、直接データとして管理することが出来るので安心です。
しかし、MicroSDのみに保存することになるので、そちらの管理に細心の注意を払う必要があります。
Q.注文してどれぐらいで届きますか?
地域によって変動があり、1日~3日以内に配達が行われます。
Digital BitBox(デジタルビットボックス)の購入方法と注意点
Digital BitBox(デジタルビットボックス)は1つあたりの価格が1万円近くするため、やや割高なイメージを持つ方が多いと思います。
購入するにはフリマアプリでも可能ですが、必ず正規代理店の販売サイトから購入を行うようにしてください。
ハードウェアウォレットを安く購入しようと中古のものをヤフオクやメルカリなどで購入するのは絶対にNGです。
過去の事例では、悪質な販売業者がハードウェアウォレットの内部に仮想通貨を盗むウィルスを仕込んで販売したことで多くのユーザーが被害にあいました。
2018年1月にはメルカリでもハードウェアウォレットの出品が禁止になりました。
中古で購入する=ウィルスを仕込まれている恐れがあるので、絶対に正規代理店から新品のものを購入しましょう。
やや割高でも、仮想通貨の全資産を失うリスクに比べたら安い買い物だと思いますよ!
Digital BitBox(デジタルビットボックス)の初期設定手順・使い方
Digital BitBox(デジタルビットボックス)の初期設定はリカバリーフレーズのメモが不要なので簡単です。
- 公式サイトからアプリをダウンロード後PCにインストール
- アプリを起動する
- 英字が表示されたら任意のデバイス名とパスワード入力
- ユーザー登録の完了
以上で初期設定は完了になります。
具体的な操作方法がわからない方は、公式サイトでマニュアル動画が配信されているのでそちらを見ながら進めてください。
【まとめ】ハードウェアウォレットのDigital BitBox
以上、ハードウェアウォレット「Digital BitBox(デジタルビットボックス)」の特徴や使い方・メリットやデメリットでした。
仮想通貨のウォレットはハードウェアウォレットに限らず様々なタイプがありますが、オフラインで長期間安全に保管するならぜひハードウェアウォレットを活用してください。
他のタイプのウォレットと比較してもダントツに安全に保管することが出来るのでおすすめですよ。
この記事では「Digital BitBox」のみ紹介していますが、ハードウェアウォレットにも様々な種類があるので、ぜひ自分に合った最適な物を見つけて仮想通貨を安全に管理してくださいね。
(※記載されている情報は現時点のものなので、最新情報やアップデート情報などは公式サイトでチェックするようにしてください。)