仮想通貨を取引するためにはまずはじめに「取引所」に日本円を入金する必要があります。
銀行振込やクイック入金など様々なものがありますが、基本的には銀行振込で指定された口座に入金する必要があるので、振込手数料がかかってしまいます。
主要な銀行に幅広く対応していますが、仮想通貨を始めるのであれば一緒に振込手数料無料のネット銀行口座を開設しておくことをおすすめします。
国内の人気のネット銀行の中から少しでもお得なものを選んでくださいね。
取引所への銀行振込は振込手数料がかかる
取引所への入金には、通常の振込と同じように振込手数料を日本円で支払う必要があります。
振込手数料は時間帯や平日・土日でも異なるのですが基本的に108円~216円ほど多く支払わなければなりません。
地方銀行を含むほとんどの銀行は振込の際に手数料が必要になるので、これから仮想通貨を始めようと考えている方は、入金の時点で損をしていることになります。
1回数百円程度の金額ですが、月に2回振込を1年間繰り返した場合
「216円×月2回×12ヶ月=5,184円」も年間で損してしまうことになります。
5,000円もあればちょっといいディナーを楽しむぐらいは出来ますよね。
銀行選びをきちんとすれば、取引所への入金だけでなく普段の振込でも手数料無料でお得に利用することが出来るのでこの際にぜひ乗り換えておきましょう。
それでは手数料無料のおすすめのネット銀行を順番に紹介していきます。
【一番おすすめ】住信SBIネット銀行
仮想通貨取引で一番おすすめなのは「住信SBIネット銀行」です。
国内の仮想通貨取引所のほぼ全てが入金先の口座に住信SBIネット銀行を設定しており、同銀行間の入金の振込手数料が無料となっています。
住信SBIネット銀行に対応している取引所
月に何回振込をしても無料なので、少額を何度も入金する人は特に口座開設しておくことをおすすめします。
これから仮想通貨取引を行う方はまずここは必ず口座開設しておいてくださいね。
楽天銀行
楽天銀行はGMOコインの入金に対応しており、楽天銀行経由からの入金は手数料無料で行うことが出来ます。
楽天銀行では、給与振込先口座に設定しておけば他の銀行への振込も月3回まで無料となっています。
また、預金残高に応じて手数料が無料になるので、それを使えば取引所への入金も無料で出来るメリットがあります。
楽天スーパーポイントも貯まるので楽天で買物をする人にとっては大きな魅力ですね。
イオン銀行
イオン銀行は「BITPOINT」とうい取引所からの即時入金サービスに対応しており、24時間365日好きな時間に振込を行うことが出来ます。
リアルタイムで入金反映できるメリットだけでなく、振込手数料も無料になるのですぐにビットコインがほしいという時に重宝します。
イオン銀行はイオンカードセレクトと併用することで普通預金金利が0.1%になるなどのメリットもあります。
ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行も「BITPOINT」の即時入金サービスに対応しており、この取引所を利用する方はお得に入金する事が出来ます。
こちらもリアルタイムで振込手数料0円の入金をすることができる時におすすめの取引所となります。
しかし、即時入金サービス利用時以外は振込手数料がかかってしまうので、使い所は少し難しいです。
ソニー銀行
上記の銀行がどうしても嫌だという方は「ソニー銀行」も候補として使えます。
ソニー銀行はデビットカードの「Sony Bank WALLET」を使うことで月2回まで手数料無料で他銀行間に振込する事が出来ます。
うまく活用すれば取引所への入金も振込手数料無料になりますが、回数制限が少ないのでネット銀行の候補の中ではメリットは薄いでしょう。
仮想通貨は振込する銀行選びも重要
仮想通貨を今から始める方は、どうしても仮想通貨のことばかり気にしているのでつい見落としがちですが、ビットコインを買うためには日本円を取引所に入金する必要があります。
その際にかかってしまう振込手数料を気にせず、何度も振込してしまうとその時点で損をしてしまうので、稼ぐどころか知らない間にマイナスが出てしまいます。
また、「今すぐ仮想通貨を買いたい!」という場面では入金の反映時間が短い即時入金サービスにも対応した取引所を選んでおきましょう。
実際に仮想通貨投資で生計を立てている私も、住信SBIネット銀行を利用してスピーディに入金→取引を行っていますよ。