海外取引所「Bitfinex(ビットフィネックス)」には3種類の口座(ウォレット)が用意されており、それぞれで使い方や特徴が異なります。
公式のヘルプでも使い方について紹介されていますが、英語で書かれているので今回は日本語でそれぞれのウォレットの特徴を分かりやすく紹介します。
Bitfinexの新規登録はこちらから行うことが出来ます。
3種類のウォレットについて
Bitfinexには以下の3種類のウォレットが用意されています。
- Exchange Wallet
- Margin Wallet
- Funding Wallet
それぞれ、どのような使われ方をするのか詳しく紹介していきます。
Exchange Wallet
「Exchange Wallet」は通常の現物取引に必要な仮想通貨を保管するためのウォレットです。
他の取引所で通過を預けている場合と同じ扱いになります。
基本的には、このウォレットに入れておけば自分の好きな取引ペアで通貨を交換できるので、特別な理由がなければこのウォレットに入金しておきましょう。
Margin Wallet
「Margin Wallet」はレバレッジ取引(FX)を利用する際に必要な資金を入金するためのウォレットです。
レバレッジ取引をすることで、空売りをすることができるので現物取引でするような「買い」だけでなく「売り」から入ることも出来ます。
また、レバレッジ取引では少ない資金を証拠金として使うことで元手の数倍大きな金額を取引出来るようになります。
(Bitfinexの場合はレバレッジ最大3.3倍なので、10万円の元手で33万円まで自由に動かすことが出来ます)
レバレッジ取引を活用することで、下落トレンドでも稼げるようになるので「この通貨の価格が下がりそうだな」というものがあれば、購入価格と下落後の価格差益を得ることが出来ます。
レバレッジ取引の仕組みはこちらの記事でも解説しています。
Funding Wallet
「Funding Wallet」はレバレッジ取引をするユーザーに必要な資金を貸し出すことの出来る口座で、預け入れた場合リターンとして利息を得ることが出来ます。
貸し出している期間は日利で利息を確実に受け取ることが出来るので、確実に利益を積み重ねたい方におすすめです。
日本の銀行の定期預金の利息(平均0.1%/年)と比較すると、圧倒的に高いリターンを得ることが出来ます。
日本の銀行とBitfinexの利息の比較
銀行 | Bitfinex | |
---|---|---|
元金 | 1,000,000 | 1,000,000 |
利息 | 年利0.1% | 日利0.8% |
手数料 | ほぼ0 | 利息の15% |
1年後 | 1,001,000 | 1,288,104 |
100万円を銀行に預けた場合とBitfinexに預けた場合では、およそ28万円以上もの利息の差が生まれる事がわかります。
ただし、ウォレットから出金する際に手数料として利息に対して、15%引かれてしまうので注意しましょう。
また、ハッキングリスクや預けた通貨の暴落リスクなどもあるため、100%利益が出るとは限らないので注意しましょう。