資産運用をはじめてみようと考えている初心者には断然「ロボアドバイザー」をおすすめします。
「ロボアドバイザー」はほったらかしの放置状態でもAIが自動的に資産運用をしてくれるサービスです。
最初に簡単な設定をするだけで投資の知識がない初心者でも、投資をすぐに始めることが出来ます。
実際にロボアドバイザーを利用している私が、「ロボアドバイザー」とはなんなのか、特徴やメリット・評判などをわかりやすく紹介します。
この記事を書いている私も実際にロボアドバイザーで資産運用しており、月利+12.5%以上の最高実績もだしています。
目次でサッと確認
ロボアドバイザーとは?特徴について
ロボアドバイザーとは、お客さんに変わって最先端のAIが投資プランや投資金額に応じて適切なアドバイスや実際に運用を代行する自動投資サービスです。
簡単に言うと、「ロボットが自動的に資産運用をしてくれるサービス」の事です。
ロボアドバイザーには2種類ある
ロボアドバイザーは大きく分けて2種類あります。
投資プランのアドバイスだけを行う「アドバイス型」と、お金を預けて投資・運用を全て行ってくれる「投資一任型」です。
現在の主流は、1から10までロボットが自動運用してくれる「投資一任型」です。
通常、資産運用をゼロから始める場合は、このように投資先の決定やポートフォリオの構築、積立、リバランスなどを全て手作業で行わなくてはなりません。
株やETFなどの投資知識のない初心者でも、ロボアドバイザーに任せるだけで資産運用を始めることが出来ます。
代表的なサービスは下記のようなものがあります。
「投資一任型」のロボアドバイザー(おすすめ)
「アドバイス型」のロボアドバイザー
- ダイワファンドラップ
- クロエ
- 投信工房
- VESTA
- SMART FOLIO
ロボアドバイザーはこんな人におすすめ
- 資産運用を始めるのに不安な人
- 少額から資産運用をはじめてみたい人
- 仕事や家事で忙しくて投資をはじめられない人
ロボアドバイザーを始めるには?
ロボアドバイザーを始めるまでに必要な手順はたったの3つなので、投資初心者の方でも口座開設することが出来ます。
- 口座開設の申し込みフォーム入力(3分)
- 本人確認書類の提出(3分)
- 本人確認後取引スタート!(最短2日)
申込みをしてから本人確認の審査完了まで最短2日ほどで完了するので、すぐに始められます。
結論!1番おすすめのロボアドバイザーは?
先に結論から言うと、1番おすすめのロボアドバイザーは「THEO(テオ)」です。
その理由は、放置していても自動的に資産運用を行い実績も良く、税金の最適化や長期割による手数料が安くなるからです。
その次におすすめなのはウェルスナビと同様の特徴を持っており、最低10万円から始められる「ウェルスナビ」です。(テオは1万円から)
その他のロボアドバイザーがおすすめできない理由は以下の通りです。
サービス | デメリット |
---|---|
楽ラップ | 解約時に手数料が かかる可能性がある |
大和ファンドラップ MSV LIFE クロエ |
積立投資が手動のみ |
投信工房 VESTA SMART FOLIO POPTSTAR SBIファンドロボ Fund eye FUND ME 野村のゴールベース ロボのぶくん カライス |
自動ではなく手動投資 |
ロボアドバイザーの評判・運用実績
ロボアドバイザーで気になるのはやはり「投資運用実績がどれだけ高いのか」ですよね。
少しでも多くのリターンを得られるロボアドバイザーはどれなのかSNSの評判なども踏まえて比較してみました。
この一年の運用成績
自分: 4.6%
ウェルスナビ: 3.8%
テオ: 3.8%全く同額を投資して実験してるのだが、ロボアドは手数料1%とってるんだが…下げの局面でバランスとってくれないなら、いらんな。
— MATSUMIYA,Shinji⛅ (@sanjyuumatsu) September 25, 2018
3月末に運用開始したTHEO、利回り6.5%超、ドル建てだと2.3%
始めるタイミングが良かったのかな。
3月初旬に始めたウェルスナビより運用成績は良いです。#THEO #WealthNavi #テオ #ウェルスナビ pic.twitter.com/HaIbSrmBbE— tsuchiko (@tsuchiko_dotcom) August 2, 2018
投資運用の実績のロボアドバイザー比較
サービス | 投資実績 | 投資機能 | 自動運用性 |
---|---|---|---|
テオ | ◎ | ◎ | ◎ |
ウェルスナビ | ◎ | ◎ | ◎ |
楽ラップ | ◎ | ○ | ◎ |
MSV LIFE | ○ | ○ | ○ |
ダイワファンドラップ | ○ | △ | △ |
クロエ | ○ | △ | △ |
テオとウェルスナビは国内二大ロボアドバイザーともいわれており、自動設定と資産を預ければ、あとは自動的に分散投資とポートフォリオ構築、リバランスなどのメンテナンスもすべて一任してくれます。
自動運用成績がとても高く、SNSでも利用者が多く実績を公開している様子が見受けられます。
運用実績の高さでロボアドバイザーを選びたい方はこちらを参考にしてください。
ロボアドバイザーのメリット・デメリット
メリット
- 簡単に運用プランが決められる
- 完全放置でローリスクな運用
- 最低1万円から始められる
- スマホアプリ対応
デメリット
- 含み損を抱える可能性がある
- 元本割れの可能性がある
メリット①:簡単に運用プランが決められる
ロボアドバイザーの運用プランは簡単なの質問に答えるだけで決めることが出来ます。
年齢や年収などの保有資産やプロフィールに応じて、AIがポートフォリオを自動最適化してくれるので複雑な設定は必要ありません。
目標金額から、その達成のシミュレーションを分かりやすいグラフで出してくれます。
メリット②:完全放置でローリスクな運用
ロボアドバイザーは海外や国内など様々なETFや株を分散投資してくれるので、低リスクで安定した分散投資を行ってくれます。
どこかが下落しても、リバランスを行い長期的に資産が積み上がっていくようにAIが自動的にメンテナンスしてくれます。
過去25年のシミュレーションを見てみると、貯金したままにしておいた場合と約2.4倍ものリターンが期待できます。
もちろん、現金の方が安全と判断した場合は、ポートフォリオに現金保有比率も増やしてくれるので安心して下さいね。
メリット③:最低1万円から始められる
ロボアドバイザーは最低1万円からの少額でも始めることは出来ます。
ウェルスナビでは10万円から、THEO(テオ)では国内最安の1万円から運用を始めることが出来ます。
元手があまりない方や、ロボアドバイザーに不安がある方は少額から初めて、毎月少しずつ積立して元本を増やしていくのもおすすめです。
メリット④:スマホアプリ対応
WealthNavi(ウェルスナビ)やTHEO(テオ)はPCからのログインはもちろん、スマホアプリにも対応しています。
外出先でも資産確認やETFの取引、設定の変更を行うことが出来ます。
使いやすさにも優れており、直感的に操作することが出来ます。
デメリット①:含み損を抱える可能性がある
ロボアドバイザーはユーザーの運用プランにあわせて自動的に最適な資産運用をして利益を積み重ねてくれます。
しかし、株価の暴落など購入したタイミング次第では含み損を抱えてしまう可能性があります。
相場が動くまではそのまま我慢する必要があったり、変動次第では元本割れを起こすこともあります。
これは投資全てに言えることですが、リスクとして多少の損失は目をつぶる必要もあります。
基本的にはロボアドバイザーに任せっきりになりますが、暴落リスクに備えてリスク許容度を調整することも出来るので、定期的に資産確認はしておきましょう。
デメリット②:元本割れの可能性がある
これはロボアドバイザーに限らず、投資をする上で必ずつきまとうリスクです。
楽ラップは相変わらずポンコツな感じ
でも自分で選んでる投資信託もマイナスな分そこまで文句言えない pic.twitter.com/NFNLFkWpKR— WHT (@WHT27166514) August 21, 2018
投資を始めた直後や、市場全体が大きく下落した場合にマイナスが発生する可能性があります。
しかし、1年以上運用している方の多くは年利5~7%程度の黒字が発生しており、短期のマイナスはあまり気にしなくてもいいでしょう。
目先のマイナスに一喜一憂せずに、3年~5年の長期運用として考えましょう。
おすすめのロボアドバイザーランキング
1位:THEO(テオ)
THEO(テオ)の特徴
- 2017年グッドデザイン賞受賞!
- 手数料:0.5%~1%
- 税金対策:源泉徴収あり
- 最低投資額:1万円~
THEO(テオ)はウェルスナビと並ぶ国内二大ロボアドバイザーの1つです。
こちらもAIが自動的にお客様の投資プランや運用資金に合わせて、最適な資産運用を1から10まですべてやってくれます。
「自動積立」や「リバランス機能」などもあり、豊富なETFに分散投資してくれるのでリスクを抑えながら長期運用したいユーザーにおすすめです。
また最低1万円から投資をはじめることができるので、ウェルスナビの最低投資額10万円と比較すると気軽に始めることが出来るメリットがあります。
2位:ウェルスナビ
ウェルスナビの特徴
- 利用者数日本ナンバーワン!
- 手数料:0.9%~1%
- 税金対策:源泉徴収あり、DeTAX(税金最適化)
- 最低投資額:10万円~
ウェルスナビは国内ロボアドバイザーの中で「預り資産」と「資産運用利用者数」が日本ナンバーワンのサービスです。
AIが自動的にお客様の投資プランや運用資金に合わせて、最適な資産運用を1から10まですべてやってくれます。
「自動積立」や「リバランス機能」などもあり、長期運用する方にお得な「長期割」で手数料が0.9%まで安くなるメリットもあります。
また独自機能として「DeTAX(税金自動最適化)」機能もあり、税負担を軽くするために一定額の利益が発生した際に含み損を確定する機能があります。
これにより、最終的に手元に残るお金を多くすることが出来ます。
3位:楽ラップ
楽ラップの特徴
- 大手IT企業「楽天」が運営するサービス
- 手数料:0.99%
- 提案機能:運用コンサルティング会社Mercer社、SSGAがサポート
- 最低投資額:10万円~
楽ラップは楽天証券などを運営する大手IT企業「楽天」が運営しているロボアドバイザーです。
主な特徴として世界的な資産運用コンサルティング会社「Mercer社」や「SSGA社」との提携をしており、運用コースを提案しています。
また、独自機能として「下落ショック軽減機能」というものがあり、株式市場の大きな下落時に投資比率を調整して損失を軽減する事ができます。
しかし、デメリットとして解約時に資産の0.3%が手数料として掛かる可能性があるため注意が必要です。
4位:マネラップ(MSV LIFE)
マネラップ(MSV LIFE)の特徴
- 大手証券会社「マネックス証券」が運営するサービス
- 運用タイプ:投資一任型
- 手数料:0.648%
- 最低投資額:1000円~
マネラップ(MSV LIFE)は大手証券会社「マネックス証券」が2016年から運営しているロボアドバイザーです。
最低投資金額が1000円からというハードルの低さが魅力で、とりあえずお試しでロボアドバイザーを使ってみたい方におすすめです。
運用はマネックス証券の子会社「マネックス・セゾン・バンガード投資顧問」という資産運用を専門として企業が行っており安心感も高いです。
アドバイス型なら:投信工房(松井証券)
投信工房の特徴
- 大手証券会社「松井証券」が運営するサービス
- 運用タイプ:アドバイス型
- 手数料:0.38%
- 最低投資額:100円~
どうしてもアドバイス型を使ってみたい!という方におすすめなのが「投信工房」です。
投信工房は大手証券会社「松井証券」が運営しているアドバイス型のロボアドバイザーです。
手動で買付け、ポートフォリオ構築などを行う必要はありますが、手数料が安く100円から投資信託を購入できます。
NISA、つみたてNISA、iDeCoにも対応しており、資産運用を楽にするための積み立て機能・自動リバランスにも対応しています。
投資経験者はこちらを利用してみるのもおすすめですね。
ロボアドバイザーの評判・口コミ
格安SIMやふるさと納税などで節約をして、余剰資金を生み出し積立NISAやiDeCoの非課税投資に加え、ロボアドで資産運用してる。
更に昼の外食をお弁当に変えて浮いたお金を仮想通貨に。
本当に自分が納得した銘柄だけ買っている。
失敗しても自分が納得して買っているから勉強代と割り切る事が出来る。 https://t.co/MLztd0NBOp— なべ@ナベブログ (@naveblog) February 25, 2018
ウェルスナビとかテオのロボアドで運用してて今月の株価暴落で解約した人、高く買って安く売る典型的な失敗パターンじゃん。
— にゃも (@m2hnk) February 9, 2018
https://twitter.com/Pino7340/status/986351157005045760
ロボアドバイザーってめちゃくちゃ便利だけど、やっぱり手数料高いよね。実際ロボアドやってみてポートフォリオみたけど、自分でやったら手数料半分ぐらいにできそうだし。自動でリバランスしてくれて、完全放置できる便利さにお金払う感じだね
— カナザワ (@rk_kimura) February 16, 2018
https://twitter.com/tatsupon23/status/971686910304313344
ロボアドバイザーのよくある質問
ロボアドバイザーをはじめるにあたって気になるよくある質問をQ&A形式でまとめてみました。
- 手数料はいくらぐらい?
- 入金方法は何がある?
- 税金はどうすればいい?
Q.手数料はいくらぐらい?
ウェルスナビやテオなど現在の主流なロボアドバイザーサービスの手数料は預かり資産の1%となっています。
100万円で運用していた場合、年間1万円の手数料が取られる計算になります。
ウェルスナビにも言えることだけど、低コストのインデックスファンドが出回っている中で手数料1%はやはり重い。「投資とかよく分からん」と全部お任せするのならともかく、似た運用でもNISAやiDeCo枠で全世界式やバランス系を買った方がまだ安いと分かる。#ロボアドバイザー #THEO
— ニサ (@Nisanis_a) July 25, 2018
Twitterなどでは「手数料1%は高い」という声もありますが、実際に自動運用を行った場合、ETFによる分配金だけでも手数料以上の元は取っていることがわかりました。
ウェルスナビの手数料と分配金の関係が気になったので調べてみた。
H29.3〜H30.2の丸1年間で
手数料は、5124円
分配金は、8087円😇ってことは手数料1%は少し高いものの、分配金で手数料以上にもらってるってことだ🤔 pic.twitter.com/vuIp8eZ3xK
— のがたか (@noggylog) 2018年6月12日
ノガミさんの場合、分配金8000円に対して手数料は5000円ほど。
実際はこれに加えて運用益なども発生しているので手数料は特に気にしなくても大丈夫です。
手数料1%にどのようなものが含まれているのが実際に調べてみたところ…
- 入金手数料
- 出金手数料
- 売買手数料
- 為替手数料
- リバランス費用
全て無料になっていることがわかりました!
ウェルスナビを利用している方の多くは、日中は仕事で多忙な日々を送っていると思います。
そんな中で自分で買い付け+運用+リバランスをするのはとても難しく、時間も取られてしまうので手数料1%はかなり安いと思います。
またウェルスナビには長期投資を応援する「長期割」というサービスがあります。
これは利用期間と運用金額に応じて6ヶ月ごとに手数料が安くなる制度です。
最大0.9%まで手数料が安くなるので、ほったらかしで資産を増やしたい方にとてもおすすめできますね。
THEO(テオ)にも預入金額に応じて手数料が割引される仕組みが導入されています。
運用金額 | 手数料 |
---|---|
標準 | 1% |
1万円~50万円 | 0.9% |
51万円~100万円 | 0.8% |
101万円~999万円 | 0.7% |
1000万~2999万円 | 0.65% |
3000万円以上 | 0.5% |
50万円以上運用すれば、長期割込みのウェルスナビ(0.9%)と比較してもやすい手数料になるのでかなりお得と言えますね!
手数料の安さでロボアドバイザーを選びたい方はこちらを参考にしてください。
Q.入金方法は何がある?
ロボアドバイザーは基本的に銀行振込とクイック入金に対応しており、24時間365日いつでも即時入金・出金することができます。
主要な銀行に対応しており、手数料も無料なので気軽に余った資金をすぐ運用に回すことも出来ます。
また、自動積立機能もあるので、毎月決まった額を自動運用に回したい方は口座から勝手に引き落とし設定をすることも出来ます。
Q.税金はどうすればいい?
運用を続けていて利益が出た時に心配なのは確定申告が必要になった時の税金の扱いですよね。
一部のロボアドバイザーはその点もしっかりとカバーしています。
口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておけば、出金時に税金の支払いを自動的に行なってくれます。
そのため、いくら稼いでも確定申告など面倒な手続きをする必要は一切なくなります。
出金時に利益確定(利確)扱いになるので、出金しなければ課税されることはありません。(含み益がある場合も同様)
※税金はおよそ出金額の20%程度かかると覚えておけば大丈夫です。
具体的な税金の扱いについてはこちらの記事を参考にしてください。
自動運用機能の豊富さ、実績の高さ、手数料の安さなどトータルで比較してみると、ロボアドバイザーの中ではTHEO(テオ)が一番おすすめです。
これからロボアドバイザーを利用しようと考えている方は、ぜひ最初に登録してみて下さいね。
登録に必要なもの
口座開設をするためには以下の4点が必要になります。
登録は3分程度で終わるので、スムーズに進めるために事前に準備しておきましょう。
- メールアドレス
- 本人名義の銀行口座
- マイナンバー書類
- 本人確認書類(免許証・健康保険証など)
登録までは3ステップ
自動売買サービスの口座開設がはじめての初心者の方でも、3ステップで簡単に出来るので安心して下さい。
- 口座開設の申し込みフォーム入力(3分)
- 本人確認書類の提出(3分)
- 本人確認後取引スタート!(最短2日)
申込みをしてから本人確認の審査完了まで最短2日ほどで完了するので、すぐに始められます。