仮想通貨「GO(GoChain)」に関する特徴や将来性、買うことの出来る取引所や買い方、対応ウォレットと保管方法について紹介しています。
GO(GoChain)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
GO(GoChain)とは
GO(GoChain)は2018年4月に行ったICOで発足された”スマートコントラクトとDappsをサポートするスケーラブルで100倍以上の高パフォーマンスをもたらす”イーサリアムベースの仮想通貨プロジェクトです。
スマートコントラクトとDappsの元となったイーサリアムの欠点である処理性能を大幅に改善した低コストで高パフォーマンスを出すことの出来るプラットフォームを提供します。
ICO調達額は25,500ETHで、資金調達に成功しています。
GOの特徴は以下の通りです。
- 高性能なイーサリアムを目指す
- 低コストで高パフォーマンス
- エネルギー消費の少ない仮想通貨
仮想通貨が2017年末に注目されたことで、ビットコインやイーサリアムをはじめ多くの通貨が一般に使われるようになりました。
しかし、お金としての代用としては”処理性能の低さ”が懸念されるようになり、送金づまりなどが起きる「トランザクション問題」が目につくようになりました。
また、ビットコインなど承認方式にPoWを採用している通貨は、専用の機材などでマイニングすることで送金ネットワークを構築していますが、これには膨大なエネルギーが必要となります。
送金のやり取りに多くの電気代が必要になることで、エネルギー問題を引き起こす可能性も考えられます。
また、そのマイニングは一般の方でも出来る事が仮想通貨のアピールポイントでしたが、現在は機材を大量に所有しているマイニング業者がネットワークの70%以上を支えている現状になっています。
これは中央集権化を防ぐために発足された仮想通貨の理念にも反するものです。
このように昔からある既存の仮想通貨の機能では以下のような問題が懸念されています。
- 送金処理性能の低さ
- エネルギー消費の高さ
- マイニング業者による中央集権化
Go chainはこの問題を解決するために低コスト、高パフォーマンスな通貨の開発を目指しています。
10倍以上の分散化
先述したとおり、現在はマイニングの70%以上が中国の企業によって運営されており、数社によってコントロールされてしまう危険をはらんでいます。
GoChainはノード(ネットワークを支える人)を無関係の人や企業が運営する場合、異なる国におくように強制化しています。
毎秒100倍の処理性能
GoChainは、非常に高いトランザクション量と高速検証をサポートします。
VISAカードが毎秒4000件を処理できるのに対して、イーサリアムは1秒間に13件しか取引を処理できません。
この状態では世界中で送金をするのはかなり非現実的と言えます。
GoChainは1秒間に1300トランザクションを処理できるように開発を進めています。
1000倍以上少ないエネルギー消費
ビットコインネットワークを維持するために使用されるエネルギーは350万以上の家庭の電気の消費量と同等で、100万人に電力を供給することができます。
GoChainチームはこれが持続不可能だと考えており、 他の仮想通貨を実行するために使用されるエネルギーの1000倍以上少ないエネルギー消費で運用可能になります。
GO(GoChain)の基本情報
通貨名 | GO |
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公開日 | 2018年2月 |
最大発行枚数 | 1,014,351,463枚 (約10億枚) |
公式サイト | https://gochain.io/ |
ホワイトペーパー | こちら |
テレグラム | こちら |
GO(GoChain)のチャート
GO(GoChain)の将来性・今後
実用性の高い仮想通貨
仮想通貨は革新的な技術を持っている新しい通貨の形として注目されましたが、まだまだ利用者が少なく、通貨としての実用性はまだ未知数です。
今後普及が進めば特定の通貨が全世界で頻繁に流通し、国際間の通貨として認められていくでしょう。
しかし、処理性能が低くなかなか送金が実行されないとなっては通貨としては機能しません。
処理性能の高さは今後普及する上で重要な鍵をにぎる要素となります。
また、エネルギー消費の問題など仮想通貨の根本の仕組みの改善などにも取り組んでいるGoChainはまさしく実用性の高い仮想通貨として将来性が期待できるでしょう。
ロードマップ
- 2017年12月:概念(アイディア)の妥当性を証明
- 2018年2月:プライベートセール実施、テストネット構築
- 2018年3月:テストネット運用とレビュー開始、パートナーとメディアへの公開
- 2018年5月:トークンセール実施:実際は4月に実施、パブリックネットワーク立ち上げ、メインネット公開、1300tx/sをサポート
- 2018年4Q:次世代スマートコントラクト、アップグレード可能なスマートコントラクト
- 2019年1Q:Apahe2.0ライセンスのリライト、GoChainエンタープライズを拡大テスト
- 2019年2Q:13,000TX/Sの実行、初回起動時よりも10倍のパフォーマンスを実現
大手取引所に上場済み
GO(GoChain)は既に全世界取引高トップクラスの「Binance」に上場しています。
そのため、現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。
流動性も高くなっているため「買いやすい」という点において優れているといえます。
GO(GoChain)の取引所・買い方
※GOは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
- Binance
- Bittrex
- Upbit
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBinanceはおすすめです。
GOを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでGOを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のDMMBitcoinがおすすめです。
GO(GoChain)の口コミ・評判
今度上場予定のGoChainのホワイトペーパーやWEBを久々にマジメに読んでるんだけど、目的がとてもシンプルで良いですね。
GoChain is so simple and so good.#GoChain $GO— フミ助@仮想通貨旅ゲーマー雑記ブロガー (@fumi_tabicoin) September 5, 2018
ここ最近で一番マーケティング美味かったのは $go
— ヒャダルて《漢》 (@swingtradema) September 4, 2018
$GO やたら強かったもんなあ。わからんなあ。
— eleven (@nisix87) August 28, 2018
GO(GoChain)の公式ツイッター
GoChain is Officially Listed on CoinSpot! Get the details here: https://t.co/KFGq4boON6
— GoChain (@go_chain) September 10, 2018
GO(GoChain)のウォレット・保管方法
GO(GoChain)は下記の既存のウォレットを使用して保管しておくことをおすすめします。
(取引所に預けたままにしておくとハッキングによって失う可能性があります)
TREZOR(トレザー)
「TREZOR(トレザー)」は仮想通貨のハードウォレットの一つです。タッチパネルに対応しており、日本語マニュアルなども充実しており初心者におすすめです。
PCを持っていなくても仮想通貨を持ち歩くことが可能になっており、国内の主要通貨を始め、500種類以上の幅広い通貨に対応しています。
My Ether Wallet
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とはイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)を含む、ICOなどで発行されているERC系トークンを保管出来る無料のデスクトップウォレットになります。
秘密鍵を自身で管理する必要があるので、パソコンなどがハッキングされない限りは安全に管理する事が出来ます。
GO(GoChain)は買うべき?
GOですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
GOの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
GOは既存ビットコインやイーサリアムが抱えている課題を改善している通貨として高い将来性が期待できます。
実用性に向けて着実に動き出しており、実需の段階になればその性能の高さは通貨の価値に結びつく可能性が高いでしょう。