RPX(レッドパルス)からスワップによって誕生した仮想通貨「PHX(PHOENIX/フェニックス)」に関する特徴や将来性、取引所での買い方について紹介しています。
PHX(PHOENIX)はどのような仮想通貨なのか、プロダクトの紹介や口コミについてもまとめているので参考にしてみてください。
目次でサッと確認
PHX(PHOENIX)とは
PHX(PHOENIX)は中国のICOによって発足されたプロジェクト「RPX(レッドパルス)」からスワップによって誕生した仮想通貨です。
スワップとは、RPXを保有しているホルダーにPHXを一定枚数付与する仕組みです。
RPX(レッドパルス)は中国の経済や金融系の情報をまとめた、インテリジェンスプラットフォームの構築を目指しています。
既に中国では2015年からサービスがリリースされており、500社以上と提携、50万ユーザーが利用しています。
日本で言うところの日経新聞のような役割を担っており、経済や金融業界、投資家たちから大きな注目を集めています。
PHXの特徴は以下の通りです。
- 金融/経済に特化したニュースメディア
- RPXからスワップで誕生した
- 韓国やアジアで注目を集めた
元となったRed PulseはNEOをベースにしたdApps(分散型アプリケーション)を採用しており、ブロックチェーン上で運用しているため、セキュリティや運用効率がとても高いのが特徴です。
ブロックチェーン上で運営することにより、ゼロダウンタイム(サーバーが停止することがない)、第三者によって情報が改ざんされないなどのメリットがあります。
PHX(PHOENIX)の主な特徴は「Proof of Creation」と「Proof of Ownership」です。
これを使用することにより情報発信者やコンテンツ作成者の作成元を証明し、誰が所有権や責任を有しているのかわかるようになります。
情報の信頼性の確保をしつつ、仮想通貨としての機能も確保しています。
Proof of Creation
証明は、コンテンツ作成の最大の課題の1つに取り組むPHOENIXの機能であり、誰が作成されたコンテンツの元の作成者であるかをはっきりと証明する能力です。
PHOENIXを通じて、作成されたコンテンツの代表的なハッシュを作成し、作成者/所有者のウォレットアドレスとタイムスタンプと共にブロックチェーンに永続的に格納することで、証明の成果が得られます。
Proof of Ownership
PHOENIXを使用すると、所有者が署名し、別のウォレットアドレスで識別される別のエンティティに所有権を移すことを可能にする転送機能を作成することによってこれが行われます。
所有権と出所は公開ブロック群を横切ることによって検証され、監査可能です。
この特徴を持つ必要性について
コンテンツの世界では、特に研究と財務に関係するところでは、情報とその共有は国際的に非常に規制されています。
これらの規制を遵守するために、業界は現在、非常に不透明で非効率的なプロセスに依存しています。
PHOENIXは、公に検証可能で不変なブロックチェーン上にProof of CreationとProof of Ownershipを確立できることにより、このプロセスを合理化し、消費者とコンテンツ制作者を保護する機能をさらに構築することができます。
PHX(PHOENIX)の基本情報
通貨名 | PHX |
---|---|
公開日 | 2018年7月21日 |
最大発行枚数 | 1,358,371,250PHX |
公式サイト | red-pulse.com/landing |
ホワイトペーパー | こちら |
PHX(PHOENIX)のチャート
PHX(PHOENIX)の将来性・今後
既にサービスがリリースしている
Red Pulseは既に2015年からサービスがリリースしており、ICOでの資金調達がスムーズに行われました。
昨今のICOでは資金調達後にサービス開発が停滞したり、酷いものではそのまま開発者がトンズラして消えてしまうものもいくつかあります。
その点、Red PulseではCEOのJonathan Ha氏もたびたび中国上のメディアに登場しており、信頼感があります。
ICOの中では信頼感の高さが時価総額にも影響をあたえるので、これは大きな好材料となるでしょう。
PHXトークンの使い道が明確になるのか
Red Pulse内で発行されるPHXトークンはホワイトペーパーなどに用途が明記されているものの、その目的は少し不明瞭な部分もあります。
「PHX」では以下のような役割を予定しています。
- プラットフォーム上での共通貨幣の作成
- 送金に必要な取引手数料の削減
- サービスの研究開発
これを見たところ、ユーザーが積極的にPHXを使用するのか?メリットや用途の透明性に少し疑問が残りますが、ICO銘柄では度々このようなパターンもあるので大きな問題では無いかもしれません。
しかし、仮想通貨としてトークンを発行している以上、今後も時価総額を伸ばしていくのであれば、インセンティブや所有するメリットが必要と思われます。
アジアでのツアー開催
2018年7月21日にPHXはアジアツアーソウルで公開されました。
PHXはアジア圏でのマーケティングに力を注いでおり、中国を始め香港や東京等でも積極的にイベントを開催しています。
このイベントは売り切れており、VICEやCNBCなどのメディア企業の著名なゲストに加えて、500人以上の出席がありました。
ロードマップ
2018年以降のロードマップもすでに公開されています。
- PHXベースのプラットフォームベータテスト
- クラウドイベントデータフィードベータテストの統合
- 市場データフィードの統合
- 代替データパートナーシップと統合
- パートナーシップ、ファイナンシャル・アドバイザー、資産管理者、証券会社、それぞれのオンライン/モバイル・アプリケーションとの統合
など、2018年だけでもプラットフォーム化の技術開発及び、利用ユーザー拡大のための具体的なプランが書かれています。
2018年4Qではアジア圏への研究開発もロードマップに組み込まれており、日本語対応も進められるのではないかと思います。
Binanceに上場済み
PHX(PHOENIX)は既に全世界取引高ナンバーワンの「Binance」に上場しています。
そのため、現時点での認知度はとても高く、その他の仮想通貨と同じように投資家の期待を集めています。
流動性も高くなっているため「買いやすい」という点において優れているといえます。
PHX(PHOENIX)の取引所・買い方
※PHXは現在日本円で直接買うことはできません。
国内の取引所でビットコインを購入し、以下の海外取引所で交換することができます。
個人的にはセキュリティ面もしっかりしているBinance(バイナンス)がおすすめです。
PHXを買うまでの手順は以下のとおりです。
- 国内の取引所でビットコインを買う
- Binanceにビットコインを送金
- ビットコインでPHXを購入
国内の取引所登録は、セキュリティレベルが高く海外取引所へのビットコイン送金手数料が無料のビットポイント(BITPOINT)がおすすめです。
PHX(PHOENIX)の口コミ・評判
https://twitter.com/kEdcSLXT4jG8P47/status/1020626578030514176
$RPX $PHX
海外の噂では、スワップの為に
①8月3日〜全てのRPX取引所が一時的に入金、出金を停止
②8月12〜13日にNEOブロックチェーン上で保有数のスナップショットが撮られる
③8月14日〜順番に$PHXのエアドロップが行なわれる
との事らしいです🤔
DYOR必須ですね😇
※既存の草コインとは別物です— にしこり (@kEdcSLXT4jG8P47) July 21, 2018
Redpulse $RPX 本日のイベントに先駆けて2ヶ月前倒しで新プラットフォームがローンチ。リサーチが充実して既に報酬も発生している。https://t.co/LprxhzoN6R
— Baron Crypto (@cryptoaltc) July 21, 2018
PHX(PHOENIX)の公式ツイッター
Who's ready for PHOENIX? Only 4 more hours to go!$RPX #Seoul #blockchain #KoreaBlockchainWeek pic.twitter.com/hWbfPKJRps
— Red Pulse (@red_pulse_china) July 21, 2018
PHX(PHOENIX)は買うべき?
PHXですが、実際に買うべき銘柄なのか気になるところですよね。
管理人の独断と偏見で、以下のポイントをチェックした上で買うべきかどうか考察してみました。
PHXの評価
プロダクトの将来性 | |
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時価総額の安さ | |
単価の安さ | |
取引所の少なさ | |
コミュニティの人気度 | |
総合評価 |
既にBinanceに上場しており、プラットフォームとしての普及を進めているRPXから誕生したトークンとして大きな注目を集めています。
高い知名度を獲得しているしているポテンシャルを活かして、競合サービスをどこまで追い抜けるかどうかが重要になりそうです。